2018-07-26のまとめ

【高等教育に関する『俗論』を拝す】国立大学の研究力低下は運営費交付金の減額によるものか 株式会社日本総合研究所 調査部 上席主任研究員 河村 小百合 みずほインサイト グローバル グローバルな債務の蓄積~GFC以降のクレジット状況への一考 全国社長出身大学分析(2018年)~社長の出身大学、日本大学が最多。上場企業では、慶應義塾大学が最多 続きを読む
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[PDF] 【高等教育に関する『俗論』を拝す】国立大学の研究力低下は運営費交付金の減額によるものか 株式会社日本総合研究所 調査部 上席主任研究員 河村 小百合 / jri.co.jp/MediaLibrary/f…

2018-07-26 22:35:39
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わが国の世界における論文数シェア、Top10%補正論文数シェア、Top1%補正論文数シェアの部門別内訳の推移 pic.twitter.com/ph7DDKOccZ

2018-07-26 22:35:39
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2000年代入り前後から、わが国の研究力は伸び悩み、その後は低下傾向が著しい(図表1)。これには、かつては一定の役割を果たしていた大手企業が、自前で有していた「中央研究所」等を相次いで閉じ、撤退したこともさることながら、何よりも大学部門の研究力低下の影響が大きい

2018-07-26 22:35:39
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運営費交付金の伸びは抑制されている。他方、国からのもう一つの支出である補助金等による収入は、2004年度の法人化以降、すでに2倍以上に増えており、国は国立大学法人に対して国費を投入するのに際し、競争的資金のウエートを高めている

2018-07-26 22:35:40
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科学研究費補助金の配分状況(新規採択分) pic.twitter.com/VFDDMcFIGA

2018-07-26 22:35:41
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競争的資金の中核を占める科学研究費補助金(いわゆる「科研費」)は、実にその6割以上が国立大学の研究者に配分されている(図表3)。そして、運営費交付金と合わせた国からの支出額の合計は、年度による振れもあるが、法人化以降はおおむね緩やかな増加傾向をたどっている。

2018-07-26 22:35:42
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主要国の高等教育機関向け支出規模の比較(対名目 GDP 比、2014 年) pic.twitter.com/VuQJUrnqc3

2018-07-26 22:35:42
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わが国は国等による公的支出の規模は0.5%と、OECD平均(1.1%)の半分程度にとどまるが、民間支出規模(1.0%)が大きいゆえ、合計では1.5%と、OECD平均(1.6%)対比で遜色ない水準となっている。

2018-07-26 22:35:43
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(´・ω・`) 確かに、高等教育にかかる学生や家計の負担が重いことは問題で、別途、対応を考えていく必要はあるものの、公共・民間を合わせた高等教育向け支出という財源の問題が、研究力の低下の要因とは考えにくい。

2018-07-26 22:35:43
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わが国における論文生産(分数カウント法)の部門別構造の変化(3年移動平均値) pic.twitter.com/AC5559f8cG

2018-07-26 22:35:44
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わが国の部門別の論文生産数の推移をみると(図表5)、国立大学をはじめとする「大学等部門」が生産する論文数が2000年代入り後から伸び悩む一方で、国立研究開発法人や中期目標管理法人となった独法の研究機関を含む「公的機関部門」が生産する論文数は2000年代入り後に増加し、

2018-07-26 22:35:44
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その後も堅調に推移していることがわかる。その傾向は論文数全体のみならず、世界的にみても質の高い「Top10%補正論文数」や「Top1%補正論文数」においても同様である。

2018-07-26 22:35:45
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国立がん研究センターの論文数と被引用数の推移(2017 年 6 月 1 日時点) pic.twitter.com/dgd4acn5Hf

2018-07-26 22:35:45
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国立研究開発法人に対しても、国からの運営費交付金は厳しく抑制され、国立大学と同様の状況に置かれているなかで、同表からは、同センターが生産する英文論文総数が増加傾向をたどっていること、

2018-07-26 22:35:45
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また、被引用数は減少しているなかで高被引用数の論文やインパクトファクター 15以上の世界的な影響度の極めて高い論文数は増加している

2018-07-26 22:35:46
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わが国の大学・研究機関による高被引用論文数の比較(2011 年 1 月 1 日~ 2016 年 12 月 31 日) pic.twitter.com/Blw8KjrFJH

2018-07-26 22:35:46
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国内の大学・研究機関による高被引用論文の生産動向をみると(図表7)、こうした国立研究開発法人が、主要な国立大学を上回る高いパフォーマンスを示している

2018-07-26 22:35:47
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(´・∀・`)ヘー これらの独法と国立大学との研究パフォーマンスの差は何に起因すると考えられるのか。それが財政支援の度合いの差によるものでは決してないことは明らかだ。最大の要因は、国立研究開発法人等の独法と、国立大学法人との法人化の制度設計、

2018-07-26 22:35:47
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およびそれに基づく運営の差によるのではないか。国立大学法人とは異なり、厳しい外部の客観評価に常にさらされているからこそ、独法では緊張感をもった研究マネジメントが行われ、それが相対的に高い研究パフォーマンスに結実しているのではないのか。

2018-07-26 22:35:47
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国立大学法人のうち「世界のトップ大学と伍して卓越した教育研究を推進する大学」各々の世界ランキング(Times Higher Education、1,000 位以内)と第2期中期目標期間における評価結果 pic.twitter.com/w5SCrlTi9X

2018-07-26 22:35:48
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各国立大学の研究および教育に関する世界からの客観的な評価の目線と、国立大学法人制度の枠組みにおける“身内”の評価との間で、かなりの差が生じていることがみてとれよう。

2018-07-26 22:35:48
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(´ω`;) 国立大学法人の研究力向上のためには、何よりもその組織や人事のマネジメントの本腰を入れた改革を促すべく、客観的な評価の体制を抜本的に強化することが不可欠であると考えられる。

2018-07-26 22:35:49
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[PDF] みずほインサイト グローバル グローバルな債務の蓄積~GFC以降のクレジット状況への一考 / mizuho-ri.co.jp/publication/re…

2018-07-26 22:39:01
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