2011年4月18日

KEUMAYA「出崎統はアニメを映画にした天才」

出崎演出と呼ばれる独特であったり後のアニメの定番手法となったりしてる数々の演出手法で知られる出崎統監督の訃報。 KEUMAYAさんが出崎統がいかに天才だったかを語ってくれてます
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井上純一(希有馬) @KEUMAYA

アニメを「映画」にした天才が!! 凄い喪失感。

2011-04-18 12:06:44
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

もっと詳しいヒトが語るとは思いますが、出崎統監督の何が天才的だったか語らせて下さい。まず、出崎統監督といえば有名な夕日の海辺でハレーションでウミネコにゃぁにゃぁですが……

2011-04-18 12:36:22
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

ハレーションでフィルムに透過光が入るってのは、本来失敗なんですよ。太陽側にカメラ向けちゃって光が入っちゃうわけだから。その失敗を臨場感を上げるための演出にしてるわけなんですよね。と、納得してしまうところですが……ちょっと待って下さい!!

2011-04-18 12:40:18
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

『アニメは全てが作り物なんだから、逆光もハレーションもおこらない』 サザエさんを思い浮かべて下さい。彼女の背に太陽が輝いてたら、サザエさん逆光になりますか? どちらも絵だから、ならないですよね?

2011-04-18 12:42:39
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

そうです。出崎統監督が天才だったのは、実写に起こる「ノイズ」をアニメに持ち込むことで、アニメを作り物から『映画』にしたことなんです。

2011-04-18 12:44:16
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

例えばエースを狙え(確か映画版)で、岡ヒロミとお蝶婦人が戦う直前、空に飛行機が飛ぶんです。そして「キィィィン、ゴォォォォォォォ」って轟音が響くんですね。コレ、ミステイクですよ。撮影してるときに飛行機が飛んでしまった『失敗』テイクです。

2011-04-18 12:47:18
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

でも、どんな台詞より、音楽より、二人の対峙する緊張感を盛り上げてくれる! まるで、本当に今そこに二人がい臨場感! マンガ映画が「映画」になった瞬間です。これが出来るのが出崎徹監督の天才性だったのです。

2011-04-18 12:50:10
井上純一(希有馬) @KEUMAYA

今のアニメに頻発する『手ぶれ』や新海誠監督の『ハレーション』も全部、出崎統演出の孫みたいなものなのです。

2011-04-18 12:52:54

コメント

ね(˘ω˘ ;) @netahougaii 2011年4月18日
やっぱ出崎さんがやったからという理由でなんでもかんでも出崎さんの手柄になってる感。「全部」って言い切ってたり。
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グリーフ @griefwalker 2011年4月18日
亡くなられた直後ということで感情が昂っているのだとは思いますが、たしかに少し引っかかる物言いが多いですね。全体的に映画をアニメや漫画と比べて一段格上のように扱っているように見えるのも気になります。
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ささい @tomasonn 2011年4月18日
@griefwalker判ってないな~。出崎さんが劇場用アニメを作っていた当時は、今と違って「映画をアニメや漫画と比べて一段格上のように見ていた」映画評論家がほとんどで、中には「アニメは見ない(評論しない)」と言い切っている映画評論家までいたんだよ。そういう状況に風穴を開けて、映画評論家の目を向けさせる役割を果たしたのが出崎監督であり、押井監督、宮崎監督のような先人達だったってことを希有馬さんは言いたかったんだよ。
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ささい @tomasonn 2011年4月18日
宮崎アニメの「ナウシカ」なんかキネマ旬報の映画評論からずっと無視されていて、読者投票で上位にランクインされて、ようやく評論家が取り上げるようになった。それくらい当時はアニメが映画から除け者にされていた時代だったんだよ。
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ささい @tomasonn 2011年4月18日
当時の映画評論家たちは、アニメと言うと「演出が単調でステレオタイプ」と散々バカにしていて見向きもしなかったが、出崎監督が「エースをねらえ!」で独特の演出方法を見せたことで、映画評論家たちが「アニメならではの演出方法」として取り上げて評価するようになった。
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ささい @tomasonn 2011年4月18日
当時の古い映画評論誌を読むと「エースをねらえ!(劇場版)」の演出が頻繁に取り上げられている。それくらい出崎監督の演出は画期的だった。
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グリーフ @griefwalker 2011年4月18日
アニメの地位が低かった時代のことは知っていますし、映画を上に見ている=アニメを下に見ていると言いたかったわけではなく、『マンガ映画を映画にした』に違和感が。映画の要素を取り込みこそすれ、アニメはアニメとして進化したことにより映画と並んでも遜色のない文化になったのだと私は感じています。希有馬さんも仰っている通り、実写なら本来ノイズとなる要素を取り込んでいるわけですから、やはり『映画になる』というのは少し違うように思えます。
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グリーフ @griefwalker 2011年4月18日
今のアニメの地位があるのは『アニメが映画になった』からではなく、『(出崎監督ら偉大な先達によって)アニメが映画に伍するだけの表現力を手に入れた』からだと言うべきなのではないか、と言いたかったんですよ。なんか言葉尻を捉えて難癖付けてるようで申し訳ありませんが。
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グリーフ @griefwalker 2011年4月18日
難癖と言われても仕方のない言い分だとは思いますが、その功績をもって何を為したと解釈しているかというのは功績を評価する上で重要な話だと思っています。
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kartis56 @kartis56 2011年4月18日
その最後の劇場版が、原作をやりもしないで作成されたCLANNADというのが残念でならない。
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SMT @SuperMTec 2011年4月19日
アニメや漫画が小説や実写に対するコンプレックスから発展したということを認められない世代がいるんだな。70年代を知る人間から見れば、アニメへのものすごい過信としか思われないがw
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http:何処も?@ワク5回接種 @gainersanga 2011年4月19日
何やら差別に関する世代認識の差異に似た議論が生じておるような。今アニメが映画(国産)にコンプレ感じる必要は大して無い気がするし、実のところ個々のタイトル楽しむのに歴史的文脈とかは不要だと思うけど、個々のタイトルや作家の功績を語るならその歴史的文脈語るの不可避じゃね?
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