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ツイートまとめ ファスト&スロー 453 pv 1
Go Ando / THE GUILD @goando
UXのバイブルとも言われる行動経済学の名著「ファスト&スロー」 by ダニエル・カーネマン。 その余りの長編さに脱落する人が多く(自分も過去2回脱落)、なかなか読み進められない忙しい方の為に、一章ずつ図解シリーズをやってみようかと思います。 #忙しい人のためのダニエル・カーネマン pic.twitter.com/OZQbKw436S
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システム1はいわゆる「無意識」。 意識に上る前に無意識下で実行される、ゲシュタルト原理をはじめとする無意識的視覚や、光や音への反応、表情から感情を読み取るなどの処理。
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例えばこれは有名な「ミュラー・リヤー錯視」。 この錯視を知っている人は、上下の線の長さが同じ事を当然知ってると思うが、それでも下の線の方が長いようにしか見えない。 これは視覚情報が意識(システム2)に渡る前にシステム1が無意識的視覚で処理しているので、抗いようがない。 pic.twitter.com/BKeurLOIyp
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システム1は常にオン。システム2はアイドリング状態。 システム1が困難に遭遇するとシステム2が問題解決に当たる。ただしシステム2のリソースは限りがあり、使い過ぎると燃料切れを起こしてエラーに繋がる。 これが認知的負担の事で、UIは如何にシステム2に負担を掛けないようにするかが肝。
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無意識的視覚のゲシュタルト群化原理は「近似」「類同」「併合」「近接」の4つ。 このルールに従ってUIをデザインする事で、システム2に無駄な負担を掛けずにシステム1で処理を完結させる事が出来る。結果、認知的負担の軽いユーザーフレンドリーなUIを作る事が出来る。 pic.twitter.com/MN0Xw1nZiT
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調査によれば「ファスト&スロー」は売れてるけど積ん読にされる本、第3位らしい🤔 ちなみに第1位はピケティの資本論。どちらも納得感ある。 積ん読されがちなベストセラーランキング、2014年夏。 | ギズモード・ジャパン gizmodo.jp/2014/07/2014_1…
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#忙しい人のためのダニエル・カーネマン 第2章 注意と努力。 難しい数の計算や、複雑な手順を要する作業はシステム2に任される。 複雑な手順は脳の作業記憶に保持され、タスクとして実行できるのが特徴。タスクの切り替えは大きな負荷を伴う。 システム2の作業が高負荷になるほど瞳孔が大きく開く。 pic.twitter.com/ETKSTxBjLK
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タスクをこなすための作業記憶(ワーキングメモリ)は非常に小さく、4つ前後の事しか保管できないと言われている。 人間はマルチタスクに向いておらず、全く違う作業にタスクを切り替える時、作業記憶の入れ替えも伴う為負荷が大きい。 効率よくタスクを実行するには、作業記憶に余計な物を入れない。
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#忙しい人のためのダニエル・カーネマン 「ファスト&スロー」第3章 認知的負荷の高い作業は自制心を要する。セルフコントロールの力には限りがあり、使い切ると自我消耗を招き、エラーを起こしやすくなる。 ある条件が揃うと疲れも時間も忘れて没頭できる「フロー状態」になる事が出来る。 pic.twitter.com/QMC4OEaNKn
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フロー理論はこの記事(の一部)が判りやすいです。 要約すると達成可能な難易度の、明確な目標が設定されていて、自分をコントロール出来る集中する環境がある事。 salesforce.com/jp/blog/2012/1… pic.twitter.com/XFpCgdqwPZ
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チクセントミハイのTED Talkもおすすめです。 Mihaly Csikszentmihalyi: Flow, the secret to happiness ted.com/talks/mihaly_c…
リンク www.ted.com 5 users 513 ミハイ・チクセントミハイ: フローについて ミハイ・チクセントミハイは問いかけます「人生を生きるに値するものにするものは何でしょう」お金では幸せになれないと気付いた彼は、「フロー」の状態をもたらす活動の中から喜びと永続的な満足を見出している人たちを研究しました。
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#忙しい人のためのダニエル・カーネマン 「ファスト&スロー」第4章 プライミング効果。システム1が受け取る先行刺激によって、その後の行動や意思決定が無意識に行われている。 ただし第4章の社会プライミングの実験は、追試で再現性の低さが指摘されており効果には注意が必要(後述します pic.twitter.com/yZYWh5vVi5
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第4章で引用された31の論文の統計情報からエビデンスの信頼性を計算したR-indexによれば、第4章はFグレード(不可)である事が指摘されています。 図解した、歩くスピードが遅くなるBarghらによる実験も追試で再現に失敗しています。 How Priming Research Went off the Rails replicationindex.wordpress.com/2017/02/02/rec…
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社会的プライミングに限らず、心理学の多くの研究が再現性の低さを指摘されています。(心理学の再現性危機) サイエンス誌による大規模な追試で、ハイランクとされる100の実験のうちオリジナルと同等の再現性が確認できた実験が僅か39%に留まるという事が確認されています。 science.sciencemag.org/content/349/62… pic.twitter.com/Uvs7sePqd7
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UXやデザインで認知心理学を参照する機会はとても多いですが、自分が根拠にしている理論が現在でも効果が認められるのか、常に情報をアップデートしないといけませんね。 引き続き当図解シリーズを続けていきますが、各研究のステータスについて調べつつ補足できる所はしていこうと思います。
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#忙しい人のためのダニエル・カーネマン 「ファスト&スロー」第5章 認知容易性について。 鮮明に印刷された文字、何度も繰り返し聞かされた名前などは、認知しやすく、親しみやすさを感じ、内容が正しいと錯覚するバイアスがかかる。 また認知に負担のかからないものは好感を持ちやすくなる。 pic.twitter.com/WQWlfv0Ixo
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この他にも、格言ぽく仕立てた文章の方が普通の文章よりも認知容易性が高くなる傾向がある。 同じ意味だが、格言ぽい方がそれっぽく感じる。 👇 A.「大難は敵味方を一つにする」 B.「大きな災難がふりかかると、それまで争っていた敵味方も力をあわせるようになる。」 ※どちらもデタラメ
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「反復されると好きになる」効果は、生物学的に重要な意味を持っている。 新たに出現した刺激(音とか)には最初警戒するが、危険でない事が判れば慎重さが薄れていく。 危険でない刺激に反復的に接するとそれは安全を示す信号になり、親しみを感じる様になる。こうして安全な生息環境を区別していく。
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#忙しい人のためのダニエル・カーネマン 「ファスト&スロー」第6章 因果関係について。 システム1は自分にとっての世界のモデルを常にアップデートしている。 目の前で起きた事が初めて体験する偶然なら驚くが、2回目になると然程驚かない。これはシステム1が予測可能になったためである。 pic.twitter.com/CcLYsM9Jh0
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人間は同じ空間内で2つの物事が同時に起きると、2つの物事に自動的に因果を感じるように出来ている。そしてそれは140msec以内である事が境界とされている。 例えば「ドアを閉めたら皿が割れた」と言った事が140msec以内に起きると、皿が割れた原因がドアを閉めた事だと錯覚してしまう。
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例えばPCで、マウスをクリックした瞬間に画面で連動して何かが起きるからマウス操作には自己帰属感が生まれる。 これが140msec以上後に起きてしまうと、脳が自分の行動の結果とは感じなくなり、道具としての自己帰属感が無くなってしまう。 レスポンスの速さは、無意識の体験に非常に重要。
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#忙しい人のためのダニエル・カーネマン 「ファスト&スロー」第7章 結論に飛びつくマシン。 人間の脳には安易に結論を出したがる認知バイアスが幾つもあります。 どういった直感エラーを人は起こしやすいのか、予め知っておく事で判断を誤るのを防ぐ事が出来るのではないでしょうか。 pic.twitter.com/b8YCGH3UX1
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