- yakeen4510
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どうして世界中でクソみたいな思想が広まるのだろうか。なぜ社会を破壊するような思想が正しいとされるのか。漠然と不思議に思ってきた。しかし、原因の一つがわかった気がする。
2018-08-07 07:26:55それは「自由・平等」と並んでよく言われるように、「自由」が「平等」と同等の価値を持つかのような錯覚が世界中にあるからではないだろうか。もちろん自由は大切だ。しかし、平等の方がさらに重要な概念である。
2018-08-07 07:29:05中学校の公民の教科書でも見てみればいい。すべての人権の基礎となっているのが「平等権」である。そして平等であるからこそ自由なのだ。あくまで自由は、平等の上に成り立つものであって、平等を破壊する自由など許してはならない。
2018-08-07 07:31:13そんなことはだが、言われなくてもわかっていることだろう。道路を好き勝手に走られたらすぐに事故が起きる。公共の福祉に反する自由は認められない。誰でも知っていることだ。だがそれでも、自由はあまりにも肥大しすぎている。
2018-08-07 07:34:40格差社会というのも、つまりは「自由化社会」の結果だろう。世界中の富の半分をほんの数人だか数十人だかの白人が占めている。これもまた平等よりも自由を重んじた結果ではないだろうか。
2018-08-07 09:37:09新しい権利、新しい自由を主張するときに、我々は「それは自由ではないか」ということだけしか考えていないのではなかろうか。それが平等に与える影響を、少しでも考えているだろうか。この「自由」は、人間の平等を崩さないかどうかという観点が、欠けているのではないか。
2018-08-07 07:36:15たとえば多様化・多文化など、まさにそれだと思う。人は世界どこでも移住する自由がある。そこで生活する自由がある。そこで自分の考え・主張・文化を営む自由がある。この自由は、それだけ見ていれば極めて正当であるように思える。しかし、平等の観点から見れば、どうだろうか。
2018-08-07 07:38:54たとえば伝統文化が移民の大量増加によって別の文化にとって変わられるような「自由」は、果たして許されるべきなのだろうか。世界のあらゆる国は、その国民のために存在する。その国の文化を守り、伝統を伝え、その民族的特徴を大切に思う。それが「移民の自由」によって破壊されてよいものだろうか。
2018-08-07 07:43:27世の中には、確実に「自由の方が平等より大切なんだ」と思っている人間がいる。そういう人間からすると、移民による文化(民族・言語…)侵略は当然の結果であって、それが許されない方がおかしい、という発想になる。つまり「移民が嫌なら、お前がこの国を出て行け!」という主張である。
2018-08-07 07:59:46なんで日本人だという割に日本の現状に順応しないんだろう。そんなに日本が嫌いならなんで出ていかない?謎。 togetter.com/li/1249245#c52… 「外国人留学生を多数雇っているお店からのお願いにとても心打たれるし、「多国語し..」togetter.com/li/1249245 にコメントしました。
2018-07-22 23:32:22自由とは、つまりは弱肉強食の別名である。移民の方が強いんだから、強いものに従うのが嫌な弱い自国民はこの国を去れ、と言っているのである。
2018-08-07 08:20:00コメント(論じる価値のないものは削除します)にあったが、この私の主張は「日本人さえよければ、他はどうでもいい」という自民族中心主義ではない。「どの民族も、その国においては第一に優先されるべきだ」つまり「すべての民族の尊厳は、その国においては守られるべきだ」という平等主義である。
2018-08-07 08:28:39たとえばあなたの家に客をいくら招いたとしても、客は客であってその家の主人ではない。ましてや客の好みで勝手に家を改造されたりしたらたまったものではない。その家は、その家人のものなのだ。
2018-08-07 08:42:43だがこう書くと「では外国人の人権はどうなるのか」という疑問が起きるだろう。もちろん外国人の人権を無視してよいわけではないが、しかしそこには制限が出てくる。つまり国を変えてしまうほどの「外国人の自由」は許されない。たとえ国籍をとっても、である(国籍を簡単に与えてはならないのだが)。
2018-08-07 08:41:33恐らく「自由絶対主義」の人たちからすれば、このような主張は「外国人差別」としか映らないだろう。しかしもしこういう制限がなければ、たとえば人口1000万の国に同じだけの移民がやってきたときに、容易にその国は変質させられてしまう。つまり「平等」が保てなくなってしまうのだ。
2018-08-07 08:44:04要するに「数の多い方が勝ち」という弱肉強食の論理と変わらないことになる(自由は弱肉強食の別名)。かつて世界の人口がもっと少なく、人間の移動自体がそこまで活発でなかった時代ではありえなかった話だが、現代は時代が違う。世界人口は73億に達する。
2018-08-07 08:45:51世界に一人しか人間がいなければ、すべては自由だ。やりたい放題やればいい。好きにすればいい。誰も文句は言わない。だが人が増えれば増えるほど、当然自由は減っていく。だが73億人の人類の中に「人が増えれば自由は減るものである」という考えを持つものがどれだけいるだろうか。
2018-08-07 08:47:17それは自分の権利だ、人間には自由がある、とだけ考え、弱者の自由を否定し、それによって平等な社会を不平等な社会にしているのが現実なのに、ますます自由は肥大する一方にしか私には思えない。
2018-08-07 08:48:28私は徹底的に平等を重んずるので、たとえば自称「愛国者」でありながら、天皇制というものがまるで理解できない。あんなものは特権階級であり、人間平等に反する身分制度であるとしか解釈できない。
2018-08-07 09:01:10もちろんこれは各国の王族にしても同じである。だが私のように反感・疑問を持っている人間よりも、むしろ皇族・王族を崇拝し尊重する人の方が世界には多いように思える。つまり人間は、現時点において平等を徹底的には求めていない。現代において平等とは「例外」つきの平等でしかない。
2018-08-07 09:03:02そういう「例外つき」の平等は、どこかに矛盾が吹き出すものだ。その例として現代のクソ思想の一つであるフェミニズムを批判したいのだが、大変そうだし批判もたくさん出ているので、後回しにして国際結婚の問題を取り上げたいと思う。こちらはほとんど誰も取り上げないし、問題にすらされていない。
2018-08-07 09:34:36貿易摩擦という問題がある。二国間で輸入と輸出との割合がかけ離れていると「不公平だ」と言われる問題である。アメリカと日本においての貿易摩擦はかなり言いがかり的な部分があると思うが、それについてはともかく、ここでは「自由」よりも「平等(公平)」が強調されている。
2018-08-07 12:07:35ところが国際結婚においてはそういう不公平というのは全く考慮されない。これは恐らくは「結婚は自由だ」という考えが絶対的に正しいという常識があり、国際結婚に疑問をさしはさむこと自体が間違い(あるいは人種差別的)であるという感覚があるからだろう。
2018-08-07 12:08:35実際見てみると、国際結婚の偏りというのは、これが貿易不均衡ならありえないぐらいの偏りを示している。たとえば日本とフィリピンの国際結婚の統計は、以下のようである。
2018-08-07 12:17:49総務省の統計(2011年公表)による日本人とフィリピン人カップルの世帯 日本人夫とフィリピン人妻 69059組 日本人妻とフィリピン人夫 1603組 厚生労働省人口動態統計年報による2013年の婚姻件数 日本人男性とフィリピン人女性 3118組 日本人女性とフィリピン人男性 105組
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