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水野 亮(3) @drawinghell
表参道画廊「Physica-自然哲学としての芸術原理 岡﨑乾二郎 白井美穂 松浦寿夫」、自分がこだわっているキーワード「typicalからのズレ」で言えば、最近見た展示のなかでは「世界に対する知と信」展と並ぶヒット。もはやここには「ズレ」以外見るべきものはないと言ってもいいほどだ。
水野 亮(3) @drawinghell
(自然哲学としての芸術原理)松浦寿夫の作品はますます「ゴミ」と紙一重に、「壁の沁み」と紙一重に、「旧弊な抽象絵画」と紙一重に、「典型的な松浦寿夫の絵」と紙一重に見えながら、そのどれからもズレていて、何とも形容のできないものに留まっている。「絵画」と名指すことさえも躊躇される。
水野 亮(3) @drawinghell
(自然哲学としての芸術原理)白井美穂は「絵画の現在」展の時よりも本展のほうがそのワケワカラナさが際立っていた。観者は描かれた形象の意味を考えさせるような圧力を展示から受けながらも、考えても絶対ワケワカラナそうなその脱力性を前に、これも何とも名付けられぬズレの中へと嵌ってしまう。
水野 亮(3) @drawinghell
(自然哲学としての芸術原理)相似の軌跡を繰り返す岡﨑乾二郎のドローイングは、まさに「ズレ」こそが見るべきものであることを顕示する。白井の絵の謎のバネ的形象ともシンクロするその筆線は岡本太郎の書的作品等も想起させるが絶対にカンケーなく、ズレが醸し出す空漠の密度のみを強く感じさせる。
水野 亮(3) @drawinghell
(自然哲学としての芸術原理)「世界に対する知と信」と同様に本展のタイトルも物々しい(&微妙である)が、それは難解さというよりも「言い表し難さ」より来てるのではないか。安直な着地を拒否してズレに留まるこの「居心地の悪さ」こそが、現在自分が切望し、そして唯一信頼するものである。
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