初代マクロス輝未沙について考察

「何故未沙は輝に惹かれたのか?」についての個人的まとめです。 何十年も前の作品ですが、ずっと気になっていたことにこのたび答えが出たので個人的ネタ帳としてまとめます。
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撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

某方からご指摘あって気付いたんですが、未沙は何度も命の危険を冒していまして。 しかも登場時はもうライバーのことしか考えてないせいで「いつ死んでもいい」、つまり虎視眈々と死ぬチャンスを伺っていたことが推察されます。

2018-08-09 15:32:09
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

火星基地爆破計画、あの時はもう死にたいが一心だったと思います。 ようやく死ねる、しかも死に場所はライバーがいた火星で彼の部屋!ともなれば舞台は整った、あとは爆破に見せかけて死ぬだけ、みたいな。

2018-08-09 15:33:43
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

そこを無理やり輝に連れ出されて死に損なったわけですが。 この後未沙の心情はしばらく表に出ないので輝に対してどういう感情があったのかは公式では全然分かりません。でもわし思うに「なによこいつ!?」的な敵愾心はきっとあったと思う。 「肝心な時ばかり邪魔をして!」みたいな。

2018-08-09 15:35:36
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

だからしばらく顔を合わせればケンカになるか、お互い無視し合うかみたいな関係だったと思う。子供かお前ら。 でも輝は輝で「なんでこの人こんなに死にたがるんだ?」とは思ったと思う。

2018-08-09 15:36:51
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

でもその後未沙は落ち着いたと思うんですよ。 ていうかライバーのいた火星で死ねなかったのならどこで死んでも同じ、みたいなやけっぱちな気持ちだったような気がします。

2018-08-09 15:38:34
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

そのうち輝と未沙は敵艦に侵入しますが、そこで未沙は証拠となるビデオカメラを壊してしまったことで非常に責任を感じ、輝に「あなただけでも逃げて」と進言しています。 ここまでの未沙は自分の命に対しどこか投げやりで「もうどうなってもいいわ」というヤケクソ的なものを感じます。

2018-08-09 15:40:29
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

それがTV版第一部終了回「愛は流れる」では、壊滅的打撃を受けた地球にひとり残されていながら懸命に仲間を探しています。つまりここでの未沙はそれまでとは一転して「生きる」という方向に舵を切っているわけです。

2018-08-09 15:42:28
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

つまり未沙の意識は 「死にたい」 ↓ 「死にたくはないけど仕方ない」 ↓ 「生きなくちゃ」 になっているわけで、このいずれもに輝が関わっているわけです。

2018-08-09 15:44:25
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

つまり輝は未沙の意識を根底から覆した、とも言える、と思う。 輝からすれば「目の前で知り合いに死なれちゃ寝覚めが悪い」程度だったのかもしれませんが、家系が家系だったため小さい時から死が身近にあった未沙からすれば、「生」にしがみつく姿勢を見せてくれたのは輝しかいなかったのかもな、と。

2018-08-09 15:48:52
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

それまでとはまるで違った新しい価値観をもたらしてくれたのが輝だった、しかも何度も命の危機を救ってくれたともなればあれだけ執着(この言葉が適切かどうかは分かりませんが)したのも当然かなと思いました。

2018-08-09 15:51:33
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

だから最後にメガロードに乗るという選択をしたんだと思います。 命を運ぶ船に乗る、それは輝が救ってくれた命をもう無駄にしたくないから、今度こそ誰かのために生きて行こうという決意の表れだったのかな、と。

2018-08-09 15:53:35
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

命を粗末にしていた未沙が、命を守る船に乗る。 これは輝が相当強い力で未沙の人生の舵を切った結果だといえると思う。 だから未沙は輝にあれだけ尽くしたし、それは単に愛情からとも言えるけど、わしは「命を助けてもらったお礼」でもあったかもしれないと思いました。

2018-08-09 15:55:53
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

いつどこで、未沙はどのタイミングで「生きる」という方向へ向いて行ったのか。 これは本編のセリフ集で調べたけどどうしても分かりませんでした(´・ω・`) おそらく輝がどこかで何か言ったんだと思うけど、それに当て嵌まるシーンもセリフもどこにも無かったよヽ(`Д´)ノウワァァン!!

2018-08-09 15:59:26
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

でも未沙の人生のターニングポイントにすべて輝が関わっていたというのは本当です。 だからあれだけ惚れたんだと思う。 自分を死から生へと導いてくれた人を好きになるのは不思議でもなんでもないから。

2018-08-09 16:02:27
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

以上を踏まえて未沙にとって輝はその名の通り「輝く人」だったんだなーと。 暗い地獄から救ってくれたのは輝だった。 だから数多いた(と思われる)有能な男性陣よりどんだけ凡人でも輝を選んだ。それは生きることを身を持って教えてくれた人だったから。

2018-08-09 16:04:14
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

ラストで未沙は輝と別れる決意をしますが、あの時もう未沙は既に輝がいなくても生きていける自分を自覚していたのかもしれない。 輝には何度も明るい方へ導いてもらった、でももう大丈夫、これからはあなたがいなくても助けてもらった命を粗末にはしないから、的な。

2018-08-09 16:07:24
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

この時点で未沙はライバーを好きだった頃とは完全に決別しているわけですね。 真反対とも言える。 彼(ライバー)がいない世界では生きていけない が 彼(輝)がいない世界でも生きていかなくては になっているわけだから。

2018-08-09 16:09:57
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

他人の考え方を根底から覆すなんて非常に難しい荒業を、輝はやってのけたわけですね未沙に限ってだけど。

2018-08-09 16:13:39
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

未沙はおそらくライバーが亡くなってからこっち 「あなたが後追いしたところで死んだ人は喜ばない」 とか 「その人のぶんまであなたは生きなきゃいけない」 とか、そういうセリフは聞き飽きていたと思う。 その人は本当に自分を心配して言ってくれるんだとは分かっていても。

2018-08-09 16:15:21
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

輝が未沙に対して、どういう決定的なことを言ったのかは分かりません。 有名な「ひとりぼっちじゃないんだから」は、未沙をアラスカ基地から救った後のセリフなので個人的には違うと思う。 その前に未沙は既に絶望的状況でも仲間を探していたから。

2018-08-09 16:17:46
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

ただあの時、どれだけ叫んでも呼んでも応答がなかった時 (もしかして、地球には私だけ…?) (他には誰もいないの?) という絶望的な思いは脳裏をかすめたと思う。 それこそマクロスは前線にいたわけですから、仲間たちはとうに全滅していると考えていても不思議じゃない。

2018-08-09 16:20:14
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

これは輝も同じで、未沙から応答があるまで (もしかしたら自分一人かもしれない) (誰もいない地球で一人ぼっちかもしれない) という恐怖心に駆られたと思う。たとえ一瞬でも。

2018-08-09 16:21:38
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

それはわしには分からないけど、想像を絶するような、身震いするような絶望感だったと思う。 輝と未沙にとってその恐怖を打ち破ってくれたのが互いだったというね。

2018-08-09 16:23:03
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

愛おぼでは壊滅的打撃を受けた地球を見た時は二人一緒だったためにここまで恐怖心は深くなかったと思います。 「この人がいなくなったらどうしよう」とは思っても、確実に片方はそばにいたわけだし。

2018-08-09 16:25:49
撫子@JK(じりひんかねなし) @takatukilovers

TV版ではそれが「早瀬大尉は(一条中尉は)もう死んでいるだろう」という前提だったせいで恐怖心がなおのこと煽られたっていうか。

2018-08-09 16:26:56