2Sv6回の分割照射の医療

健康な人にむやみにそういう被曝をさせてはいけないわけだけども、 骨髄の病気の治療でそういうことはある。人の体の放射線影響の回復力というものを感じさせる例という話
0
onkapi @onkapi

放射線被害を心配することにはいくつかの段階がある。 放射線量の何も知らない時 放射線を勉強していている時 放射線を実際取り扱っている、その照射を受けている時。

2018-08-13 10:31:38
onkapi @onkapi

放射線のことを何も知らない時、身の回りの普段の放射線の量が少しでも上がるととても心配になるだろう。 放射線を勉強している時は、何も知らない時よりも増えた実際の量を数値化して評価できるから、おそらく慌てない姿勢を保てるだろう。

2018-08-13 10:35:07
onkapi @onkapi

放射線を肌身に感じてきた人は、私はここまでは大丈夫だった、あの経験では皆今元気だ、などの情報が目に入り、放射線に対しより具体的に影響を評価できるように思われる。

2018-08-13 10:37:27
onkapi @onkapi

私はこの3番目の評価、放射線を肌身に感じてきた人の評価というのを、福島の原発事故の影響に対しては当てはめるのが良いと思えた。

2018-08-13 10:39:35
onkapi @onkapi

なぜって、我々は放射線影響のあった場所を離れるわけにはいかないのである。 避難地域になって誰もいなくなった場所はできたのだけど、最初は知らなかったけどもICRPというところで緊急事態になった時は年20-100mSvから選び地域に住める可能性を判断するとなっているのである。日本は最低を選んだ。

2018-08-13 10:43:44
onkapi @onkapi

放射線量だけのことではない、自分の住む地域というのは簡単に放棄できるものではない。話し合ってより利得の大きい状況を選ぶ。そうやってたどってきた今である。 色々な方が安全を説いてくれようとした、多くの方が危険性に油断するなと呼びかけてくれた。 それは嬉しいというより財産になった。

2018-08-13 10:47:24
onkapi @onkapi

実際に放射性物質は、住む場所にやってきて定着したのだから心配することは当然である。 同時に、実際に放射線を経験してきた人の話から伝わる安全性ということも大事なのである。

2018-08-13 10:49:17
onkapi @onkapi

G先生は、生涯100mSv被曝を守るのが安全という私に、1Svの1回被曝で吐き、10mSvの1回被曝で亡くなってしまうという私に、医療において1回2Svの被曝を患者さんにさせ合計12Svの被曝をさせることもあるのだ、と、低線量のじわじわ被曝の心配をする私に、人の体の丈夫さを教えてくれた。

2018-08-13 10:53:23
onkapi @onkapi

よく聞くとこれは骨髄のがんのときで、悪い骨髄をなくしてしまうために行うらしい。実際はその後、健康な骨髄を移植することになるのだけども、結局のところ、大量の被曝があっても、分割して分けられると、その間に人の体は修復されるのだということ教えていただいたのだ。

2018-08-13 10:56:10
onkapi @onkapi

健康な人が黙って2Sv6回の被曝をさせられたら、骨髄がダメージを受けて命に関わるのかもしれない。それはやってはいけないことは当たり前だ。 人はその体全体として、2Sv6回の被曝にある意味耐えるような仕組みを持っているのだということを教えてくれたのである。

2018-08-13 10:58:49
onkapi @onkapi

実際に健康な人に2Sv6回の被曝をさせて死なないと医師が言って良いのか、と強く責めるのは間違いである。

2018-08-13 11:02:39
onkapi @onkapi

「2Sv6回という強い放射線の分割照射をして病気への対策をすることは確かで、人の体の修復力の強靭さを感じる部分である。 しかしながら健康な人にむやみにそういう被曝があっていいという意味ではない」 ぐらいの論評でおさまるものである。

2018-08-13 11:03:59
onkapi @onkapi

放射線を使う産業が、自然の放射線環境を 1mSv/年 ぐらいでも増やすように操業してしまうのはいけない。違法である。厳しく監視されるべき。

2018-08-13 11:07:43
onkapi @onkapi

しかし、人が放射線のある環境で生活するときは、その基準とは違う。 健康に生活できる状況というものがある。それをよく確かめて、より労力なく安全に暮らせる状況を探って生活する、ということが大事なのだ。

2018-08-13 11:09:28
onkapi @onkapi

原発事故から7年が経った。状況はとても安全に見えるのではないか、安全な研究もなされている。堂々生活できる状況を日本全体がわかってくれて、そのまま世界に伝わっていくように、という状況、もうそれもすぎてるかもしれないけれど、の状況なのだと思う。

2018-08-13 11:14:33
onkapi @onkapi

togetter.com/li/405228 富山大の林先生は、弱い放射線量の影響がないと見られても、動物実験などでは影響があることは証明されているから、どんなに弱くても用心する政策をと言われました。

2018-08-13 11:23:05
onkapi @onkapi

私はそれを読んで賛同しました。 でも、その量の影響というものが、体にとって実際健康を心配しなくて良いようなものであれば、容認することも、現在の生活を守る上で重要だと思うようになりました。厳格すぎないちょうど良い部分を探る、その大事さをいまは思っています。

2018-08-13 11:25:47
onkapi @onkapi

偶発的に病気が見つかる、ということの意味も、難しくて、矛盾みたいなんだけど、過剰診断が多い場合の時は重要な感覚になるのだと思う。

2018-08-13 12:45:55
onkapi @onkapi

まず自覚症状があって、または何かが心配になって病院に行き、甲状腺がんを見つけた場合というのは偶発的なものではない。たまたま自覚症状があって、心配になってということなのだけど、自発的に病院にかかる、ということで偶発的ではなく必然的に見つかったものだ。

2018-08-13 12:49:10
onkapi @onkapi

甲状腺がんの検出、リンパ節転移があればそれ。それぞれが必然として記録される。

2018-08-13 12:50:56
onkapi @onkapi

そして、甲状腺がんや、そのリンパ節転移はその必然の中で、普通の場合安定している。その必然の出方でその病気は全体として安定している。

2018-08-13 12:52:33
onkapi @onkapi

その、一般に閉じた世界の傍らで、何か特別に検査が行われ見つけられる甲状腺がんやそのリンパ節転移が見つかることは、偶発的に見つかるものであり、たまたま見出される甲状腺がん、リンパ節転移なのだと思う。

2018-08-13 13:51:38
onkapi @onkapi

いや、実際に調べてみると、これだけの甲状腺がんとそのリンパ節転移が見つかったのである、それが実態なのであるたまたま見つかったものではない、という反論はあるだろう。そうとも思うし、考えてみると実際がそうなんだけど、

2018-08-13 13:54:08
onkapi @onkapi

これまで患者数がこれだけ、治療に入ったのがこれだけ、亡くなる方はこれだけ、という形で納まっていたものに、たまたまの検診の機会に、症状のない人が調べられて、検出されたものがどのようにこれまでの統計に収まるのか、特に重症になる甲状腺がんに。 そういう点で偶発的、たまたまなのだと思う。

2018-08-13 13:57:38
onkapi @onkapi

だからそういうたまたま発見された甲状腺がんやリンパ節転移というのは一つ二つでなく、大量にあることで、もっと問題なのであって、量が増えたからたまたまではないということも言えないのだと思う。

2018-08-13 14:02:27