厚生労働省発表「人口動態統計」からわかる「癌死増加」の本当の理由(2018.8.15作成)

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✄----------- 8/11(土祝) ----------✄

大須賀 覚 @SatoruO

満足に食事も与えられずに。あまりに悲しい。極端な考え方を持ったり、医療デマを信じて、子供を危険な目に合わせる親は世界中に存在します。親には信仰の自由や、望むように生きる権利はもちろんあります。ただ、子供を巻き込み、危険にさらすことが親の権利とは思えません。news.nifty.com/article/entame…

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✄------------ 8/12(日) -----------✄

大須賀 覚 @SatoruO

エビデンスのない治療を行う医師は最悪。これは間違いない。ただエビデンスに基づいた治療のみを追求する医師も良くない。大事なのはエビデンスの高い治療を目指すが、患者の既往症/年齢/本人家族の希望によって治療を最適な形に変えることが大事。修正不要な場合は簡単。修正が必要な場合が腕の見せ所

大須賀 覚 @SatoruO

良く標準治療を批判するネット記事には、病院ではどんな高齢者でも抗がん剤を大量投与して殺すとか書いています。実際の診療はそんなものではありません。高齢であったり既往症があれば、薬剤の投与量を変えたり、場合によっては投与を止めたり、本当に医師は悩みながら最善の治療が何かを考えています

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✄------------ 8/14(火) -----------✄

大須賀 覚 @SatoruO

厚生省から新しい人口動態統計が発表されました。日本の今を知るのに重要な情報です。いくつか大事なのを紹介。このグラフは日本人が何で亡くなるかの死因を示しています。高齢化によって圧倒的に癌で亡くなる方が増加。また老衰が急激に増加しています。心疾患は微増。脳血管疾患や肺炎は減少。 pic.twitter.com/CV4AuQpnkx

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大須賀 覚 @SatoruO

この癌で亡くなる人が増えているのは、急激に高齢化が進んでいることが主因です。この年齢別の死亡数を表したグラフを見るとわかります。75歳以下の死亡というのはどんどん減少しています。75歳以上が増加して、75歳以上の死亡が急激に増えています。癌は70歳を過ぎてからが急激に発症率が上がります。 pic.twitter.com/EioMwozHEJ

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大須賀 覚 @SatoruO

このデータを出すと、日本の癌治療が良くないから癌死亡が増加していると、短絡的に言う人がいます。それは誤解。高齢化で癌患者が増加して、死亡数は増えています。ただ年齢調節した場合の死亡率は低下しているので、癌になっても助かるようになっています。詳しくはブログをsatoru-blog.com/archives/349

大須賀 覚 @SatoruO

今回のデータで特に気になったのはこちら。どの種類の癌で亡くなったかを示したグラフ。日本は圧倒的に肺癌で亡くなる人が男女とも増加しています。肺癌は禁煙で大幅に防げる癌。肺癌でたくさんの命を失うのは本当にもったいない。命の浪費です。政治家は国民のためにもっと真剣に禁煙対策すべきです。 pic.twitter.com/Mgtt3Kpgcg

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大須賀 覚 @SatoruO

元データはこちらです。mhlw.go.jp/toukei/saikin/…

大須賀 覚 @SatoruO

@Nyarlathotep_xy 喫煙してから発症するまでに２０-３０年などの長い年月がかかるので、過去の喫煙率が高かった世代が発症年齢に入っているために、急激に増加していることと予想されます。現在は喫煙率が下がってきているので、この先では減少していくと思われます。また、高齢者が増えているのも一因です。

大須賀 覚 @SatoruO

@kaich1229 脳卒中が理想的でなんか全くありません。発症しても突然死するようなものが多いわけではなくて、ほとんどは何らかの後遺症を残して命は助かります。半身麻痺や言語障害などが残りながら、大変な生活を本人も家族もしないといけません。積極的にならないように防がないといけない病気です。

大須賀 覚 @SatoruO

@VCE_GHETTO 私は国民の健康寿命をできるだけ長くして、幸せな人生を長く送れるようにすることが大事だという考えです。安楽死・尊厳死も特殊な状況では考慮すべき選択肢ですが、大変に慎重な議論と制度作りが必要です。今の日本の現状では、本来は治療可能な人が勘違いして安楽死を選びかねないと危惧します。

大須賀 覚 @SatoruO

@VCE_GHETTO もちろんです。実際の医療でもその選択はたくさんされています。なんでもかんでも治療しているわけではありません。高齢者の治療では、病気・既往症・本人・家族の希望によって、積極的治療を行わずに、本人が最も安定して生活できる方法を選ぶことも行われています。