ドイツ外国人政策の分析視角

(途中) ・ドイツ外国人法制のオススメ日本語文献・研究者紹介はこちら→https://togetter.com/li/1250681 ・2017-2018年のAfD議員の議会演説(語法戦略)→https://togetter.com/li/1267433
難民 外国人労働者 ドイツ 移民
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前提知識

①「国によって全く政策・法制異なる」と認識必要
→内藤先生「平均的ドイツ人ですら独・仏・英の外国人政策・法制が異なることを知らない」

masanorinaito @masanorinaito
移民問題や外国人労働者受け入れ問題について語るのは自由だが、例として使う国の移民受入政策が隣国とさえ全然違うものだということを知らずに語るのはどうかと思う。ドイツの人はドイツのことさえ知らない上にフランスやイギリスがドイツとはちがう制度と問題を持ってることを知らない
masanorinaito @masanorinaito
これから安倍政権が経済界と組んで、未熟練労働者をどっと日本に入れることになるが、この手の「ドイツでは、フランスでは、英国では」ネタが無数に外国人記者や在外日本人からもたらされる。誇張や噂話が、どれだけ深刻なヘイトクライムを生むかを考えると暗澹たる思いです

②難民・外国人労働者・移民者の家族(子孫)の峻別必要
移民・難民を混同して論じてはならない

masanorinaito @masanorinaito
移民は自発的な意志でより良い暮らしを求めて国境を越えて移動する人。難民は国籍国の保護を得られず、迫害の結果として命を守るために国境を越える人のこと。混同してはならない
masanorinaito @masanorinaito
ドイツは戦後、二度と「迫害しない」を誓って、世界中、誰でもドイツに庇護してもらう権利、つまり庇護権を持つ、なんてとんでもなく人権に手厚い条項を憲法に盛り込んだ。日本は二度と「戦争しない」を誓った。ドイツのメルケルはそれを守っているからこそ難民受入を頑として譲らない。立派じゃないか

③戦後西ドイツでは1955年から外国人労働者受入(最初の社会問題化は1973年)
2015年の難民危機が発端ではなく長い歴史がある。

z. @Justitia_Grace
西独「外国人労働者募集協定」史 1955年;伊(外国人労働者数:8万人) 1960年:西・希(29万人) 1961年〜65年:トルコ・モロッコ・ボルトガル・チュニジア(122万人) 1973年11月:第一次石油危機による不況により募集停止(260万人、家族を含めると在住外国人数約400万) 統一前後:500万人超
masanorinaito @masanorinaito
若いドイツ人は外国人労働者Gastarbeiterがドイツに来てから、どのように定住したかを知らない。当初、一定期間で帰国させる計画だったのが、滞在期間を延長して底辺労働者として使ったのは西ドイツの政策。トルコのように雇用双務協定に基づく場合は、相手国政府との間で期間延長を決めた twitter.com/marei_de_pon/s…
masanorinaito @masanorinaito
この話題になると、必ずドイツが引き合いに出させる(日経も触れている)が、ドイツが二国間の双務協定で外国人労働者を入れたのは半世紀も前の話。統合には多大の問題を抱えたが、日本には何の準備もない。ドイツが移民国ではないドイツ言い続けて、ついにそれを認めたのは労働者が来て40年後のこと pic.twitter.com/Lr9xlD4SvV
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2015年の難民危機

①そもそも基本法16条a(庇護権)により、原則的にドイツは<難民を拒否できない>と認識必要

masanorinaito @masanorinaito
メルケルが滅茶苦茶な事をして難民をドイツに入れたから、こんなことになったと思ってる人は外国人に限らずドイツ人にも多い。 自分の国の憲法を読め。基本法16条aで、世界中の人間に、迫害を受けたら誰でもドイツに庇護を請求出来るとうたってるのはドイツの憲法。難民受入が嫌なら憲法を変えるのが先
z. @Justitia_Grace
庇護手続法(Asylgesetz) ⑴本間 浩「ドイツにおける難民保護と難民庇護手続法」 外国の立法 (216), 66-76, 2003-05  DL→ndl.go.jp/jp/diet/public… ・若干情報古いので最新改正反映されてない箇所存在するけど、庇護手続法の邦訳全文・まとまった解説。
z. @Justitia_Grace
⑵本間 浩「ドイツにおける難民保護制度--難民認定制度を中心にして」法律時報 75(2), 77-80, 2003-02 ・上記⑴と併読向き。難民の国境到着時から順追って申請・審査制度を解説。 ⑶渡辺富久子「ドイツにおける難民に関する立法動向」外国の立法 (264), 64-75, 2015-06 「滞在法」含んだ新しめの情報

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