イヤモニの功罪～知らなくても問題ない「本物」と、知っておかないとヤバイ「本物」～

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

KREVAと岡村靖幸さんとイヤモニの功罪について話したんだけど、KREVA曰く昨今ボソボソ歌ったりラップしたりするのが増えたのはイヤモニの性能が向上したことによると。たしかにそれによって表現の幅は広がったけど楽器としての身体を鳴らせてない人も増えた、とサマソニで思った。

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

別の日に岡村さんとカラオケ行ったときに、マイクほとんど使わずにサザン歌って信じられないくらい声デカくてたまげた。

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

イヤモニ使うとそれぞれの音が鮮明になるし細かく調整すれば本当に歌いやすい環境を作れるから、ピッチも安定するし表現に集中することができる。が、最初からそれしか知らないとハコのサイズ感を体感できない歌い方になって、結果でかいとこでやったときに力負けするんじゃないかなと。

しょーだ @shoudaman

先々週くらいの山下達郎さんのサンデーソングブックで、リスナーの質問で「達郎さんはイヤモニ付けてないんですか？」って質問があって『一度オーダーして作ったことがあったけど、イヤモニ付けて演奏したら、バンドメンバーが「おや？」って顔をしていたから、それ以来使ってない』と話していました。 twitter.com/KoichiTsutaya/…

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

短い中にめちゃくちゃ色々詰まっているエピソード twitter.com/shoudaman/stat…

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

機材の進化で音楽の表現も広がってきたし進化してきた歴史があるので、新しい技術はどんどん取り入れて試したほうがいいんだけど、知らなくても問題ない｢本物｣と、知っておかないとヤバイ｢本物｣は存在すると思う。

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

僕はイヤモニ否定派ではなくてどんどん使った方がいいと思ってます。 しかし全然鳴ってない楽器をPAで上げた時ほど悲しい音色はありません。 イヤモニの中でめっちゃ上手く歌えてるor演奏できてると思ってても、外のスピーカーからは裸の王様だぞと。

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

あ、これもわかりにくいか。鳴ってないってのは音量じゃないんだよなあ。ただデカいってことじゃなくてちゃんと楽器、もしくは身体が鳴ってるかってことでして。 例えばピアノで凄く小さい音で弾いたとします。でも本当はそこはffで弾かなきゃいけないのに出てないから無理矢理PAで上げると（文字数

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

表現は小さい音で弾いてるのに音量だけ大音量という気持ち悪いことが起きるんです。それはピアノソロ曲だったらまだいいかもですが、アンサンブルの中でそういう表現は成立し難い。狙ってやるならまだしも、というか狙うこともほとんど有り得ないと思うけど。

いのうえでした(こばんざめおいしい) @kobansame0131

@KoichiTsutaya イヤモニってどんなふうに聞こえてるんですか？ 自分の音が大きく？ 全体が均等に？

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

@takuya_5han どんな風に聞こえるかは調整できます。自分を大きくしたかったら上げられるしドラムやギターを下げたかったらリクエストすればできる。1番は周りの音を遮断できるので大きな会場でステージから離れて歌う時も音の遅れがなくモニターできる。さらにはモニター音しか入ってこないので集中できます。

maru @etsuko0807

@KoichiTsutaya 素朴に質問なんですが。 昔の人ってイヤモニなんてなくても完璧に歌い上げていたと思うんですが昔と今なにが違うんですか？素人質問すみません汗

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya @KoichiTsutaya

@etsuko0807 昔がどのくらい昔なのかとどんな音楽についてなのかがわからないので一括りに答えることはできないけど、1つ言えるのは今も昔も上手い人は上手いし、凄い人は凄いです。今も本当に凄い人はたくさんいます。もちろん過去にもたくさんいます。上手い下手にイヤモニは関係ないです。