#しょーじ先輩と女情報屋

しえ @syerryloves8

1 「ぁぁッ！」 『っ！！』 達してベッドへ崩れた体の上にドサッと東海林さんが身体を預けてくる 『悪い…重いよな…』 そう言ってズルリと自身を抜き去って身体を仰向けにして私の隣に転がった お互いはぁはぁと息を切らしてベッドに身体を預ける #しょーじ先輩と女情報屋

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2 チラリと東海林さんの方を見ると私の目線に気づいたのか汗で濡れた前髪をかきあげてベッドサイドのタバコに手を伸ばす 上半身を起こして枕に身体を預け、タバコに火を点けて一口ふかすとこちらを向いた 『ん』 無表情で綺麗な指がタバコを差し出した #しょーじ先輩と女情報屋

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3 「…いいの…もう、タバコは辞めたの…」 『そ？…なんかあった？』 差し出したタバコを引っ込めて再び深く吸い込んで濡れた唇が白い煙を吐き出した （貴方に本気になったって言ったら…この人はもう私を必要としなくなる） 「ちょっとね」 『ふーん』 #しょーじ先輩と女情報屋

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4 目線だけ一瞬こちらに向けたが興味が無いのかすぐに反らせた 「今回の分ね…」 床に散らばった脱ぎ捨てた服のポケットから封筒を取り出し、仕事熱心な彼に情報を渡す 『悪いな』 数枚の紙幣をベッドへ置くとすぐに中の資料に目を通してシャワーへ消えた #しょーじ先輩と女情報屋

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5 情報を渡せばすぐ仕事に戻ってしまう彼の服を見つめていた ーー 「…へぇ…新人さん？」 『…変な新人が入ってきてやりずらい…』 「…私とのやり取りもあんまり見られないようにしないとね？」 『…べつに…いいけど俺は』 #しょーじ先輩と女情報屋

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6 「そう？」 『…それより…ヤる？ヤらない？あいつの話なんてしてたら萎えるんだけど…』 ベッドに横になっていた彼が身を起こした 「もちろん…きて…？」 そう言うと途端に男の目付きに変わる 『今日は…』 「分かってる…酷くしてもいいわよ」 #しょーじ先輩と女情報屋

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7 『悪いな…』 片手で私の両手を頭の上で固定して、慣らしてないソコヘ彼の熱いモノが入り込んだ 「っ…」 繋がった所の痛みが出会った頃の記憶を引き起こした ーー 聞き込みに来た刑事に裏街道の情報を流すようになってホテルで落ち合うことが増えた頃 #しょーじ先輩と女情報屋

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8 殺人現場を見た直後の彼が自分を押さえ込むように苛立っている事に気付いた 「…今日は現場から来たのね…」 『…？！…そんな…顔に出てるか俺…？』 「…だって、ほら、手握りしめてる…」 ギュッと握られた彼の手の上に手のひらを重ねてみた #しょーじ先輩と女情報屋

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9 すごい勢いで逆に手首を取られて抱き寄せられると視界が反転してベッドに転がされた 『…』 色白の顔に血が上っているのが見て取れた 「…いいよ、貴方がそれで落ち着くなら…」 そう言うとゴクッと唾を飲んだ東海林さんが顔を近づけた #しょーじ先輩と女情報屋

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10 キスする寸前で唇が止まった 『…悪ぃ…、キスはしないほうがいいよな…？』 「…え？」 余裕が無いくせにそんな事を気にしている事に驚いていると首筋に噛み付かれて乱暴に服乱されていった 「んぁっ…」 『思ってたより…慣れてないんだな？』 #しょーじ先輩と女情報屋

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11 下着の隙間から中を掻き回すように長い指が出し入れされる 「…ぁっ…んんッ…うるさいっ…そんな安く無いの…ッ」 『…へぇ…俺支払いできるかなぁ…情報分しか持ってきてないけど…』 指が引き抜かれ、熱いモノが当てがわれた #しょーじ先輩と女情報屋

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12 止めるなら今とでも言うように入口で止めたまま見下ろされる 「…も…はやく…っ」 『…欲しいの…？』 「…貴方はお得意様だから…特別っ…」 それを聞いてニヤっと笑う 『…悪いな…』 グッと入り込んできた熱さに喘いだ ーー #しょーじ先輩と女情報屋

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13 突然頬をペシっと優しく叩かれて現実に引き戻される 『…なぁ…調子悪いの…？』 「…ん、大丈夫…」 いつの間にか外したネクタイで手首を縛れて、中を突き上げられていた 『…なんか別の事考えてる…？』 「…別に…いいでしょ…？」 #しょーじ先輩と女情報屋

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14 その一言にイラついたのか脚を抱えて奥を攻められる 「…んぁ…やっ…そこ…苦し…っ」 『ちょっとは集中して…俺の方見ろよ…』 普段は身体だけ求めてそんな事を言わないのに彼の言葉に驚く 「ふふっ」 #しょーじ先輩と女情報屋

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15 惚れた相手が無意識でも自分を見ろなんて言った事を嬉しく感じた 『…何笑ってんの…？』 「…なんでも…？貴方の後輩ちゃんに感謝しないとね…」 『はぁ？なんであいつが出てくんだよ…』 挿入したままマジ萎えると顔を手で抱えて眉間にシワを寄せる彼 #しょーじ先輩と女情報屋

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16 身を起こして縛られた手首を彼の首にかけて抱きつくとそっと腰を抱き寄せて支えてくれる （やってることの割に優しいのよ貴方） 「…ごめんね、ちゃんと集中する…腕…使えないから支えてね…？」 そう言ってあぐらをかいた彼の上で腰を揺り出した #しょーじ先輩と女情報屋

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17 『…珍しい…まあ…はぁッ、…これもイイけど…ッ』 気持ち良さそうな彼の顔にキスをしようとする お互いの唇が触れそうになってそこで止めた 「…キスはダメなんだっけ…？」 『…あ…、そう…だっけ？』 #しょーじ先輩と女情報屋

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18 彼の少し残念そうな顔を見て満足げに笑ってあげると頬にキスをして耳朶を甘噛みする 『…ッ』 意外に初々しい反応をされて今度は舌先でなぞるように舐めると腰を掴まれてガツガツを突き上げられた 「…ぁああっ…っ」 『…クッ…！』 #しょーじ先輩と女情報屋

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19 イク寸前で中から抜かれてお尻に温かいものがかけられる 『…はぁッ…はぁ…』 手首のネクタイを外されて目と目があうと少し睨むように言われた 『…今のもうせんといて…』 「え…？」 『…俺…耳弱いねん…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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20 「う、うん…分かった…でもなんで…」 『…なんでって…すぐイってもーたら楽しめへんやろ…？』 「いや、えっと、そうじゃなくって…なんで関西弁…？」 『…？』 「だから関西弁…」 『…あ…俺今関西弁出てた？』 「うん…」 『くそッ…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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21 「もしかして…今まで隠してたの…？」 『…あー…最悪…おい、絶対黙っとけよ…？』 「別に隠すほどの事じゃ…」 『…あー変な関西弁の刑事ーって清水みたいに見られんの嫌だからな…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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22 「…ふふ…意外と周りの目気にするのね…いいじゃない関西弁…私は好きだけど…ね、また喋ってみせてね…？」 『…アホか…、シャワー浴びてくる…ありがとな…』 少し照れたのかシーツを顔にかけられるとシーツの上から頭を撫でられる 「っ//」 #しょーじ先輩と女情報屋

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23 （もう…無意識なの…？気がなさすぎるの？どっちなのよ、もう…//） そんな事で今更小娘の様に舞い上がってしまっている自分を落ち着かせようとベッドに横になった 彼がシャワーを浴びて出てくる頃には再び余裕のある女を演じるために… （第1話終） #しょーじ先輩と女情報屋

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24 『あー…涼しい…』 ホテルの部屋に入ってくるなりジャケットを脱ぐ 「外暑いもんね…ビールでも飲む…？」 『俺呑ませてどうする気…？』 ジッと見つめられてドキっとしてしまい慌てて後ろを向いた #しょーじ先輩と女情報屋 pic.twitter.com/ZfzfJgv6e0

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25 カウンターで自分のグラスに氷を入れると後ろから足音が聞こえて身体が緊張する フワッと後ろから抱きしめられて首筋にキスをされる 「んっ…」 『俺酔わせて…逃げる気…？』 「逃げる…？どうして？」 『本来なら情報料受け取って終わりだろ？』 #しょーじ先輩と女情報屋