選手の苦痛や過労も美談化する「高校野球文化」への疑問について

表題に関連するツイートをまとめました。甲子園球場で毎年開かれる高校野球に関し、選手に過酷な負担を課す過密スケジュールや過度な連投、選手の怪我リスクを軽視する文化(一塁へのヘッドスライディング容認など)への批判は以前から存在しており、自分も高校野球を経験した元選手(桑田真澄さんなど)も選手の将来を考えて問題を懸念する状況ですが、一向に改善の兆しがありません。 その原因は、主催者である朝日新聞社と高野連の問題認識の弱さ・薄さに加え、高校野球を過剰に「美談」や「感動物語」に仕立てて商品化する風潮に適応して、消費者としてその「文化」に慣れてしまい、何が問題なのか見えなくなっている「観客」の存在も大きいように思います。 続きを読む
社会問題 過労 高校野球 金足農業 甲子園
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki
高校野球には、一部の権威主義的な大人が前時代的な行動原理を若者に押しつけ、本来は避けるべき身体的負担と精神的負担に耐えさせ、権威主義的な大人が喜ぶ「見世物」の側面がいまだに残る。朝日新聞社もそんな時代錯誤の風潮を頑なに継承する側に立っている。そろそろ若者を解放してあげたらどうか。 pic.twitter.com/5dJCF8GI6V
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki
創志学園(岡山)の最速150キロ右腕・西純矢(日刊ゲンダイ)nikkan-gendai.com/articles/view/…「試合後、この2年生エースは、複雑な表情を浮かべながら、報道陣にこんなことを口にした。『試合の序盤にベンチに帰る時、球審から『必要以上にガッツポーズはしないように』と結構、強い口調で言われました。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)自然と出てしまうんですが』」「初回、先頭打者を見逃し三振に打ち取った際、大きなガッツポーズをして雄たけびを上げた。これが球審の不興を買ったという」「感情をむき出しにしながら、相手に立ち向かうのが西の投球スタイル。試合中にそれを否定され、「リズムが狂った」と言う西は、被安打
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)3ながら9四死球と大乱調。初戦で優勝候補の創成館(長崎)を無四球で完封したのとは別人だった」「その後も自然と握りこぶしを作り、八回にも再度注意されたという西は、九回に3点を奪われ、力尽きた。試合中の不意な禁止通達が動揺を誘ったことは想像に難くない」 審判は何様のつもりか。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
以前、川崎宗則選手が一塁へヘッドスライディングした時、師匠と仰ぐイチロー選手から叱られたという話を何かで読んだ記憶がある。見た目は「必死にセーフになろうと努力しているポーズ」と映るが、実際には走って駆け抜けた方が早くベースに到達できる。逆に、ヘッドスライディングで突き指や骨折する
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)リスクは無視できない。私もイチロー選手の判断が正しいと思うが、日本では「必死に努力するポーズ」の方を優先する風潮が根強い。高校野球でも、選手のガッツポーズは厳しく注意してやめさせる一方、一塁へのヘッドスライディングは禁止しない。球数制限もない。選手の怪我を心配していない。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
ルールに明記されなくても、上位者の気に入らない態度をとれば、威圧や罰則を受ける。下の者はひたすら上位者の顔色をうかがい、内心を忖度し、それに阿諛追従することを強いられる。高校野球は楽しい学生スポーツ大会のはずだが、そんな権威主義の負の側面が継承されている。 twitter.com/mas__yamazaki/…
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
エース吉田はこれで4試合連続完投。この日は股関節に炎症が出て、異常があれば途中で交代させる準備もしていた(朝日)headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-… ツーランスクイズは印象的だったが、それより投手の身体はだいじょうぶなのか。「高校野球文化」と称する、選手の身体に配慮しない文化をまだ続けるのか。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
アクロバット化する組み体操にも通じる話だと思うが、権威主義と同調圧力に支えられる「高校野球文化」には、一種の宗教的側面があり、それを「信じる者」とそうでない者が議論しても、是非の基準が違うので噛み合わない。投手に連投で無理させる状況を見ても「信じる者」は何が問題なのかわからない。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
三振を取ってガッツポーズをしたら審判に注意され、それを何度もやられて集中力が途切れた、という投手の言葉に対し、「高校野球文化」を「信じる者」は、選手教育ができていないとして監督と選手を批判する。権威主義と同調圧力に支えられる「高校野球文化」は、過労死が減らない社会の縮図でもある。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
なぜピッチャーを交代させないのだろう?
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
5回で12点も取られて火だるまになっているのに、なぜ交代させないのだろう。気持ち悪い。玉砕思想か。特攻思想か。 投手の身体の負担が限界に達しているなら、投げ続けさせるのはおかしいだろう。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
画像は一昨日の書き込みですが、選手の健康や将来の選手生命を損なうような「慣習」を無批判に継承し、逆境に耐える姿を美化すらしている、大会運営者やそれを当然視して疑問を抱かず肯定する人々の「文化」に対して疑問を呈しています。 @yukotamin 連戦続く高校野球の宿命です pic.twitter.com/TaiUh4YmMV
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki
氏原英明「甲子園決勝は本当に明日でいいのか。金足農業・吉田輝星の投球数が……。」(Number)number.bunshun.jp/articles/-/831…「過去に何度も見た光景だった」「彼が今大会で投じた投球数は700球を超えた。秋田大会を含めると、おそらく1000球を超えているはずだ。たった1カ月余りでのこの投球数は限度を超
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)えている。と同時に、登板間隔も試合を勝ちあがるたびに、短くなっている。17、8歳の高校生に課していいものではないだろう」「確かに、球数制限は複数の投手を揃えることが難しい公立校には不利なのかもしれない」「しかし、では今の甲子園の日程は平等といえるのだろうか」「そもそも、高校
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)野球の年間スケジュールが複数投手の育成を促す環境になっていない」「明日の結果は分からない。しかし、勝敗がどちらに転ぼうとも、明らかなのは、金足農の吉田には多大なる負担がかかるということだ」「登板過多や過密日程で、被害を受けるのはいつも“末恐ろしいピッチャー”たちなのだ」
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
夏の甲子園の優勝投手で、プロ入り後、200勝以上したのは、東京セネタースなどで活躍した中京商の野口二郎さんの237勝だけ(The Page)headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-…「なぜ夏の優勝投手は大成しないのか。その理由のひとつが、夏の猛暑の中での決勝までの登板過多だ。優勝までは5試合、あるいは6試合投げる
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)ことになり、5年前の95回大会から準決勝前に“休養日”が設けられるようになり、今大会からは、延長13回以降にタイブレークが導入されるに至ったが、その昔は連投が当たり前だった。今回、金足農の吉田も準決勝、決勝と連投となる」「元ヤクルトの片岡宏雄さんも、その影響をこう語る。『甲子園
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
(続き)に出ると、どうしても頑張るんだよね。だから実力以上の力を発揮できる舞台でもあるんだが、決勝まで来るようなピッチャーは頑張りすぎて、それが終わってみたら、肩、肘に大きな負担となった場合も少なくない』」 本来、運営側の大人が考えるべきことは何なのか。本来、誰を守るべきなのか。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
先日買った『ZAITEN』9月号でも、スポーツ文化評論家の玉木正之氏らが「軍隊式行進」に象徴される権威主義的で「選手の健康や怪我リスクを軽視・無視する高校野球文化」に警鐘を鳴らしていた。テレビをつけるとニュース番組までもが「ドラマ性」を盛り上げているが、こうした問題点には全然触れない。 pic.twitter.com/gXybygYWqy
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki
でも実際、6回から8回は別の選手がマウンドに上がりましたが、1失点で抑えましたね。そもそも「できない理由」というのが「今の制度や慣習を変えない」前提なのがおかしいわけで、特定の問題に「対処しないといけない」から「制度や慣習を変える」のが知性だと思います。 twitter.com/tsuna82000/sta…
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
桑田真澄さんは、前からずっと提言されていますね。現状の「若者が逆境に耐えて頑張り、一塁にヘッドスライディングする文化」を感動的な娯楽として消費するだけで、選手の将来を考えない観客が多いうちは、高野連も朝日新聞も本気で動かないでしょう。その歪んだ構図が問題。 twitter.com/rakuseijin7/st…
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
「甲子園の予定と新聞社の都合ありきの試合日程」には「米国テレビ局の都合ありきの東京五輪夏季開催」と重なる部分もある。商業主義のために選手の体調や健康を二の次にするスポーツイベントは、やはりおかしい。人気や感動を理由に、そんな負の側面から目を逸らす風潮は、もう見直すべき時期だろう。
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
金足農・吉田、号泣「歯がたたなかった」(スポニチ)headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-…「秋田大会から甲子園の準決勝まで1400球近くを投げていた蓄積疲労に、気温33度の猛暑が追い打ちをかけた。『4回くらいから足が動かなくなった』」 これも「美談」「感動」として消費されてしまうのが薄気味悪い。
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コメント

roostarz @roostarz 2018年8月24日
朝日新聞、毎日新聞の悪口はそこまでだ
のぶる/わかめ @noble_401 2018年8月24日
「若者に押しつけ」って論には同意できない。 若者の体や将来を考えて仕組みや大人の考え方を変えるべきというのには同意できる。
館 穂乃香 @honoka_4621 2018年8月24日
セルフまとめ主は野球やった事ある人?
BUNTEN @bunten 2018年8月24日
生涯楽しんでプレーできるはずの野球好きな若者をひと夏で使い潰していいとは俺は思えない。制度の整備が日程的に無理なら大会そのものをやめてしまう選択まで考えるべき。
九銀@半bot @kuginnya 2018年8月24日
「本人達が満足してれば良い」って問題でもないんだよな。子供の頭には大抵まだそれを疑問に思う思考がないんだから
クロモリフレーム @crmoframe 2018年8月24日
この調子で、朝日新聞社旗の旭日旗との類似性の糾弾も行うべきだと思います(確信)
500yen @momoji500yen 2018年8月24日
大人が球児の健康状態を考えた大会の運営を考えると同時に、球児の夢や憧れに対してどう答えられるかも一緒に考えないと。ただ体に悪いだけで取り上げる、辞めろというのは簡単だけど無責任。出来ない理由を考えるだけでなくどうしたら出来るのかも考えないと。
絶望党員 @zetuboutouin 2018年8月25日
大きな方向性としては賛成するが、各論はいつものマス山崎で全く賛同できない。「一塁へのヘッドスライディングは禁止しない。」どこの国が「一塁へのヘッドスライディング」を禁止しているの?
絶望党員 @zetuboutouin 2018年8月25日
「なぜ夏の優勝投手は大成しないのか。」、桑田真澄、松坂大輔、田中将大でも大成していないのなら、誰が大成しているんだい
絶望党員 @zetuboutouin 2018年8月25日
甲子園のあり方に批判的なのが、マス山崎が大好きな朝日新聞じゃなくて、大嫌いな読売新聞という皮肉。
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