2018年9月7日

アンリ・ベルクソン『笑い』読書メモ集

アンリ・ベルクソン『笑い』(ちくま学芸文庫、合田正人+平賀裕貴訳、2016年)の読書メモをまとめました。Henri Bergson, Le rire, 1900.
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荒木優太 @arishima_takeo

笑いには感動以上の大敵はいない。byベルクソン『笑い』

2018-09-05 13:37:21
荒木優太 @arishima_takeo

観念は各瞬間に変化しなければならない。なぜなら、変化をやめることは生きるのをやめることだからだ。byベルクソン『笑い』

2018-09-05 13:39:02
荒木優太 @arishima_takeo

「「赤鼻は色を塗られた鼻である」「黒人は変装した白人である」といったものは、論理づけを行う理性にとっては同様に不条理だが、素直な想像力にとっては極めて確かな真実だ。したがって、そこには理性の論理ではなく想像力の論理がある」(ベルクソン『笑い』)。興味深いがそのぶん危うさも感じる。

2018-09-05 13:41:44
荒木優太 @arishima_takeo

「完璧な自動性というものがあれば、例えば単なる機械のように働く役人のそれであり、自分を自然法則と勘違いをして、動かし難い宿命と共に押し付けられる行政管理的規則の無意識であろう」(ベルクソン『笑い』)。アイヒマン的ななにか。

2018-09-05 13:45:38
荒木優太 @arishima_takeo

「ある日道端で、長年会っていなかった友人に遭遇する。この状況に可笑しなところなどまったくない。けれども、もし同じ日にまた彼に出会い、更に三度四度と出会ったら、最後にはこの「偶然の一致」をわれわれは一緒になって笑うだろう」(ベルクソン『笑い』)。そうか? 気まずくないか?

2018-09-06 14:48:30
荒木優太 @arishima_takeo

良き読書家のなかに役者への芽生えがあるのと同様に、機知ある人のなかには何か詩人的なものがある。byベルクソン『笑い』

2018-09-06 14:49:57
荒木優太 @arishima_takeo

なめらかなもの、連続して変化するもの、生き生きしたものに対立する強張ったもの、出来合いのもの、機械的なもの、注意に対立する放心、自由な活動に対立する自動性、これらが要するに、笑いが際立たせて矯正しようと欲するものなのだ。byベルクソン『笑い』

2018-09-06 14:52:15
荒木優太 @arishima_takeo

笑いはまさしく一種の社会的新人いじめなのだ。byベルクソン『笑い』

2018-09-06 14:53:06
荒木優太 @arishima_takeo

ある意味で、あらゆる性格は可笑しなものだとも言えるだろうが、それは性格が、われわれの人格内の出来合いのもの、われわれのなかにあって一度組み立てられれば自動的に作動する機械仕掛け状態を意味するという条件においてである。byベルクソン『笑い』

2018-09-07 11:06:36
荒木優太 @arishima_takeo

自然とわれわれとのあいだ、それどころか、われわれとわれわれの自身の意識とのあいだには一枚のヴェールが介在している。人間たちの大多数にとっては分厚いヴェールだが、芸術家や詩人にとっては薄手の、ほとんど透明なヴェールである。byベルクソン『笑い』

2018-09-07 11:08:48
荒木優太 @arishima_takeo

笑いの役割は強張りをしなやかさへと矯正し、各人を万人に再適用させ、要するに角を丸くすることだ。byベルクソン『笑い』

2018-09-07 11:10:49
荒木優太 @arishima_takeo

笑い、それもまた塩を含んだ泡だ。笑いも泡のように泡立つ。それは陽気なものだ。しかしながら、この泡を味わうためにそれを掬い上げる哲学者はときに、ほんの少量ながら、そこに一抹の苦味を見出すことだろう。byベルクソン『笑い』

2018-09-07 11:13:09
荒木優太 @arishima_takeo

ベルクソン『笑い』読了。合田正人+平賀裕貴訳。久しぶりに読んだけど(前は岩波文庫)意外と充実していて驚いた。バタイユ推しな私にとっては、『内的体験』で馬鹿にされてた本だろ?みたいな感想しかなかったが、もうちょっと深いことが込められている気がする。

2018-09-07 11:19:57
荒木優太 @arishima_takeo

合田正人が「ジル・ドゥルーズ(フェリックス・グァタリ)にとって最も重要なベルクソンの著作であったと思われる。『アンチ・オイディプス』の根本的発想がここにあるのだ」とか書いてるけど、なるほど、機械とか表面とか反復とかセリーとか、重複する語が確かに散らばっている。

2018-09-07 11:23:45

コメント

sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2018年9月8日
桂枝雀を思いだす。彼はベルグソンも研究していたのかもしれないが
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