坂上秋成の「魔法少女まどか☆マギカ」最終話感想。
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Kagamikimihiko
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松井 庸/med & AGEDORI
@med_matsui
エヴァをリアルタイムで経験している身からすると、エヴァがやりきれなかった終わり方の一つの答えじゃないかしら
2011-04-22 04:33:27
坂上秋成
@ssakagami7776
超同意。途中のまどかが超越者になったあたりから「まごころを君に」がフラッシュバックしてきてボロ泣きですよ。RT @med_matsui エヴァをリアルタイムで経験している身からすると、エヴァがやりきれなかった終わり方の一つの答えじゃないかしら
2011-04-22 04:36:26
坂上秋成
@ssakagami7776
庵野秀明と奈須きのこがやってきたこと、さらにはゼロ年代後半の少女たちのキャッキャウフフの空気系。その全てのパロディとして別種の回答を『魔法少女まどか☆マギカ』は提出してくれたように思います。虚淵玄と言う作家が如何に時代への批評性を持った書き手か、改めて明らかになったな、と。
2011-04-22 04:48:13
坂上秋成
@ssakagami7776
これラストが超展開でクソとか言い出す人もいそうだけどそんなこたぁどうでもいいんですよ。黒瀬陽平@kaichooさんが前に「出来のいいアニメとかどうでもいい。歴史を作ってきたアニメは全てどこか歪だ」とか飲んでる時に言ってたんですが心底その通りだと思います。
2011-04-22 04:51:46
坂上秋成
@ssakagami7776
しかし本当にメッセージ性の強い作品だった。最終回に限って言えば、まどかの台詞の強度はジャンヌダルクやクレオパトラといったこの世界線に実在した人物の登場に支えられていると思う。彼女たちの祈りと呪いの先に僕たちが生きていることは事実で、だからこそメタまどかの射程圏内にこの世界がある。
2011-04-22 05:03:38
坂上秋成
@ssakagami7776
人類補完計画の場合グレートマザーに接続すると全ての個体は単一の「みんな」になるけど、奇跡になったまどかとコネクトする場合は「それぞれ」のコネクトなんだよね。このあたり、田中ロミオの『最果てのイマ』に繋がる超越性の概念な気がしますね。
2011-04-22 05:08:23
坂上秋成
@ssakagami7776
僕はそもそも「AはBを超えた」という表現が好きではないです。ただ、世紀末の空気と少年の自我を扱ったエヴァとは違う他人とのコネクトヴィジョンをまどかが描いたとは言えるかと。RT @ungrgrnora @ssakagami それは、まどか☆マギカがエヴァを超えた的な意味ですか？
2011-04-22 05:22:21
坂上秋成
@ssakagami7776
しかし、まどかを相対化しようとすると、どうしてもコードギアスやグレンラガンやけいおん！やマクロスFやナデシコを飛び越えて一気にエヴァに戻るな。理由はシンプルだ。「他者に何を期待し、何を希望とするか」というテーマに向かったものではこの15年間で圧倒的にエヴァが強いからだ。
2011-04-22 05:31:00
坂上秋成
@ssakagami7776
僕は無論テンション高いままですが、新エヴァの肝はいかに「アスカとの孤独な海辺」以外の答えを出すかかと。その萌芽は綾波的に見える気もします。RT @gauqui @ssakagami 公開時期も決まってませんが、ヱヴァQを見るテンションが低くなるくらいには衝撃がありました。
2011-04-22 05:33:15
坂上秋成
@ssakagami7776
@Butch_Gen アニメ界にサードインパクトがやってきたくらいの衝撃でした。ボロ泣きでした。素晴らしい脚本をありがとうございます。新房×蒼樹×虚淵は放映前の評判をはるかに超える神トリオでした！
2011-04-22 05:36:37