
北海道に真冬にブラックアウトが起きたら結構死ぬだろうことは疑い得なく、停電が起きないようにするべきなのは確かだが、原発再稼働以外には無数にやれることあると思うが。電池式の灯油ストーブを全戸に配るとか。避難所の確保や孤立した住宅を助ける手筈を考えるとか。
2018-09-11 17:36:50
北海道みたいな広大な地域の場合は、ある程度はオフグリッドで生き延びるための備えをしていくというのが現実的ではなかろうか。アイヌとかは冬でも電気なしで生きていたんだから、知恵はあるはず。備えを置いておくスペースも各家庭に大量にあるしね。
2018-09-11 17:39:23
あんな広大で疎らにしか人がいない地域のインフラを維持し続けるのは、地震があろうとなかろうと困難で、たとえば真冬に山脈で鉄塔倒れたり送電線切れたら直すのはすごく大変。
2018-09-11 17:45:11
文明を享受する権利は日本人には平等にある、つったってそれは建前で、過疎地と密集地では差は出るよ。現にJRその他のインフラは廃止されたり復旧できなくなっているのだから、他の(たとえば送電)インフラだけそうならないとは思えない。無限にリソース割けるなら別だが、現にそうでなかったじゃんね
2018-09-11 17:47:59
その平等を達成するためには、極端だけど普通にある話で言えば、スゲー遠い山奥に一軒だけある家のために鉄塔何本も建てて何十キロ何百キロと電線引いて、ものすごい送電ロスで効率悪く電気を引く。何十億円の世界。それを疎らに散った家々にできるかといえば、できない。
2018-09-11 17:50:59
広いってのはそういうこと(一人当たりの、同じインフラの質を維持するためのコストがべらぼうに高い)で、この尋常じゃない不利な条件を今まで放置して来た人間が綺麗事を言うなよ、とは思う。こういう地理的な条件の不利を踏まえた上で、逆にそれを生かす対策を考えるのが現実的で妥当だろう。
2018-09-11 17:53:41
一挙に電源が落ちたら、広くて、かつ、吹雪もあるから、いざというときの救急車とかレスキュー隊だって少ないし辿り着きにくいだろう。……だから、核戦争や竜巻に備えるアメリカ人のシェルターや地下室的なものを用意するのがおそらく正しい。公的支援はそこに注げばいいのに。
2018-09-11 17:58:43
数時間に一本しか電車が来なかったり、廃線になってしまう地域と、数分ごとに絶えず電車が来る山手線圏内が、公平かつ平等に文明の成果(としての交通インフラ)を享受していたとは全く思えないし、ありえないことだよ。
2018-09-11 18:01:17
広大な地域に住むということは、一人当たりに同じ水準のインフラの質を提供しようとしたら、相対的に高いコストが必要となるので、同じ額を使っても一人当たりの享受できる質は下がる。生活や生命に関わるものでもそう。今回の停電は、その不公平や不平等のリスクが顕在化した例だろう。
2018-09-11 18:14:26
こればかりは、他の地域と条件が違いすぎるので、他の地域のやり方は参考にしにくい。防災、減災、生存のために必要な対策は、地域の人たちが自分自身で創造しなければなるまいよ。ネガティブな条件をポジティブに生かし直す知恵や工夫は無数にあるはず。
2018-09-11 18:22:49
アイヌの暮らしを参照するのは、文明を捨てて自然と調和……みたいなロマン主義ではなくて、単純に、真冬の北海道で電気なしで数日生き延びるためのヒントがあるんじゃない、っていう理由。
2018-09-11 18:53:38
チョモランマの上で生き延びれる技術があるわけですから、コストを度外視して考えれば、数日間、真冬に電気なしで生き続けるための技術は存在しているわけですよね。北海道のブラックアウトは、家はあるし、余熱もあるので、それよりは条件はマシなはずで、真冬の停電に備える方法あると思うんですよね twitter.com/Q47SM9/status/…
2018-09-11 21:03:53
「北海道は気密性が……」とか「薪や石炭はもう使ってないから戻れない、電気使っているし……」って、北海道出身だから知ってるって。そりゃブラックアウトが起きてほしくない理由としては正しいよ。しかし、仮に起きたとしても生存の可能性上げる努力を放棄する理由にはならんよ。
2018-09-11 21:43:30
もし人命を重視するのならば、「停電が起きないようにする」も「停電が起きたとしても生き延びられるようにしておく」も、どっちも同じように重視するのは当たり前のこと。生存の確率を上げるためには両方やっておいた方がいいんじゃない。
2018-09-11 21:45:36
ブラックアウトは「起きた」んだから。そして、それが起きる送電網の周波数の問題は、そう簡単に解決するものではないし、その費用を誰かが払ってくれるあてもないんだから。だとしたら「また起こる」を前提として備えるのが人命を救う数を増やすだろうよ。
2018-09-11 21:47:18
真冬にブラックアウトが起きたら、気密とか薪が高いとか言わず、その辺の木材引っぺがして家の中で燃やして、暖を取って生き延びるだろうよ。窓を開けて換気して、家が煤だらけになるのも諦めるだろうよ。……そういう状況を具体的に想定して、「備えておいたら」と思うが。
2018-09-11 21:58:05
「国や行政に頼らず」ではなく、次の被災に備えた町づくりや暮らしのあり方を構築するべく、国や行政の支援もありつつ、NPOなり市民が自前で考えてやっていくというのが一つのモデルです。阪神淡路大震災や東日本大震災の後がそうであったのと同じです。そこを二項対立にはしていません。 twitter.com/marxindo/statu…
2018-09-12 15:30:42
原発反対派も推進派も、「原発がメルトダウンしかねない」or「北海道がまたブラックアウトしかねない」でかい地震がまた来るという点では同じ予測なんだから、「停電しないようにする」+「停電しても死なないように備える」を同時にやればいいということには同意してくれるものだと思うんだが。
2018-09-12 15:39:07
原発を動かすか止めるかってのは、ことの本質ではなくて、「巨大な地震が頻発する日本列島の上で、どうやったら被害を少なくして幸福かつ豊かに暮らしていけるのか」が一番重要な問題で、そのためには何をどう変えていくのがいいのか、っていう話だと思うけど。
2018-09-12 15:40:47
大量にイナゴのようなリプライが殺到しだしたけれど、皆ミスリードなのは「ワンシーズン過ごす」とか「薪ストーブをずっと使う」という話にしているところ。そうじゃない。非常時に一時的に(救助が来るか、送電が再開されるまでに)生き延びるための備えの話をしているだけ。
2018-09-12 15:43:07
「一酸化炭素中毒」とか「気密性」については緊急時に別の熱源を使うための備えを事前に建物に組み込んでいくとか、建物の構造や設計を新しく考えてみる方向でアイデア出せばいいだけの話。これは中長期的な話になるけれども。
2018-09-12 15:45:40
無責任な外野や都市のインテリ扱いのレッテルがまたぞろ貼られてきているけど、ぼくは北海道出身で、親戚の大半は、ブラックアウトで凍死のリスクある環境に生きているとガチで理解した上での提案よ。ちなみに父親は苫小牧出身の電力インフラ屋さん。
2018-09-12 16:13:56