藤田直哉氏「北海道民は電気を一切使わなくて良いようにしろ」と発言し炎上中

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---9月13日 14時頃追記分

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

北海道に真冬にブラックアウトが起きたら結構死ぬだろうことは疑い得なく、停電が起きないようにするべきなのは確かだが、原発再稼働以外には無数にやれることあると思うが。電池式の灯油ストーブを全戸に配るとか。避難所の確保や孤立した住宅を助ける手筈を考えるとか。

2018-09-11 17:36:50

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

北海道みたいな広大な地域の場合は、ある程度はオフグリッドで生き延びるための備えをしていくというのが現実的ではなかろうか。アイヌとかは冬でも電気なしで生きていたんだから、知恵はあるはず。備えを置いておくスペースも各家庭に大量にあるしね。

2018-09-11 17:39:23
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

あんな広大で疎らにしか人がいない地域のインフラを維持し続けるのは、地震があろうとなかろうと困難で、たとえば真冬に山脈で鉄塔倒れたり送電線切れたら直すのはすごく大変。

2018-09-11 17:45:11
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

文明を享受する権利は日本人には平等にある、つったってそれは建前で、過疎地と密集地では差は出るよ。現にJRその他のインフラは廃止されたり復旧できなくなっているのだから、他の(たとえば送電)インフラだけそうならないとは思えない。無限にリソース割けるなら別だが、現にそうでなかったじゃんね

2018-09-11 17:47:59
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

その平等を達成するためには、極端だけど普通にある話で言えば、スゲー遠い山奥に一軒だけある家のために鉄塔何本も建てて何十キロ何百キロと電線引いて、ものすごい送電ロスで効率悪く電気を引く。何十億円の世界。それを疎らに散った家々にできるかといえば、できない。

2018-09-11 17:50:59
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

広いってのはそういうこと(一人当たりの、同じインフラの質を維持するためのコストがべらぼうに高い)で、この尋常じゃない不利な条件を今まで放置して来た人間が綺麗事を言うなよ、とは思う。こういう地理的な条件の不利を踏まえた上で、逆にそれを生かす対策を考えるのが現実的で妥当だろう。

2018-09-11 17:53:41
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

数時間に一本しか電車が来なかったり、廃線になってしまう地域と、数分ごとに絶えず電車が来る山手線圏内が、公平かつ平等に文明の成果(としての交通インフラ)を享受していたとは全く思えないし、ありえないことだよ。

2018-09-11 18:01:17
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

広大な地域に住むということは、一人当たりに同じ水準のインフラの質を提供しようとしたら、相対的に高いコストが必要となるので、同じ額を使っても一人当たりの享受できる質は下がる。生活や生命に関わるものでもそう。今回の停電は、その不公平や不平等のリスクが顕在化した例だろう。

2018-09-11 18:14:26
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

こればかりは、他の地域と条件が違いすぎるので、他の地域のやり方は参考にしにくい。防災、減災、生存のために必要な対策は、地域の人たちが自分自身で創造しなければなるまいよ。ネガティブな条件をポジティブに生かし直す知恵や工夫は無数にあるはず。

2018-09-11 18:22:49
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

アイヌの暮らしを参照するのは、文明を捨てて自然と調和……みたいなロマン主義ではなくて、単純に、真冬の北海道で電気なしで数日生き延びるためのヒントがあるんじゃない、っていう理由。

2018-09-11 18:53:38
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

チョモランマの上で生き延びれる技術があるわけですから、コストを度外視して考えれば、数日間、真冬に電気なしで生き続けるための技術は存在しているわけですよね。北海道のブラックアウトは、家はあるし、余熱もあるので、それよりは条件はマシなはずで、真冬の停電に備える方法あると思うんですよね twitter.com/Q47SM9/status/…

2018-09-11 21:03:53
高橋「ホーキング」けんじ(CV:高橋けんじ) @Q47SM9

以前は、司令本部野営用のゴム引きの10人用テントなんか(鉄製のバカでかいペグを使っていた事もあるんだけど)、10kg超え位は有ったと思いますからねー。あんなの今じゃ探すのも難しいくらいだから、カーボンや速乾繊維、高輝度LEDや小型高火力のガスを組み合わせた更新はかなり効果が高いだろうなと twitter.com/naoya_fujita/s…

2018-09-11 20:43:23
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

「北海道は気密性が……」とか「薪や石炭はもう使ってないから戻れない、電気使っているし……」って、北海道出身だから知ってるって。そりゃブラックアウトが起きてほしくない理由としては正しいよ。しかし、仮に起きたとしても生存の可能性上げる努力を放棄する理由にはならんよ。

2018-09-11 21:43:30
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

真冬にブラックアウトが起きたら、気密とか薪が高いとか言わず、その辺の木材引っぺがして家の中で燃やして、暖を取って生き延びるだろうよ。窓を開けて換気して、家が煤だらけになるのも諦めるだろうよ。……そういう状況を具体的に想定して、「備えておいたら」と思うが。

2018-09-11 21:58:05
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

そんなバカな話はしていなくて、チョモランマ登頂などの雪山で生存するための装備を、民生用に(防災用の装備として)アレンジできないものだろうか、という話ですよ。 twitter.com/lightning_nort…

2018-09-12 16:03:00
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

祖父母の家(すなわち、親の実家)では、まだ20年ぐらい前まで、マッチで擦って火を点ける暖房が現役で使われていたけれどねぇ。

2018-09-12 17:09:05
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

アイヌを持ち出しているのも、一時期流行った「自然と調和した暮らし」みたいなロマン主義じゃなくて、防災・減災の研究で「昔から住んでた人たちの知見は意外と使えるようだ」って知見が東日本大震災後に数多く出たことに基づいて言ってるだけだから。それは実証ある科学的な知見だと思うよ。

2018-09-12 19:07:34