泊原発稼働で北海道全域停電が防げたか 電力系統分析からの報告

結論から言うと  泊原発稼働していれば全域停電は回避できていた。ただし(注意点)がある。きちんと電源分散できたいた。系統運用が適切であることなど諸条件が付帯してだ 課題: 今回の地震時、北電は遮断負荷の設定が十分でなかったようにみうけられる。これは北海道特有の問題、フィーダが長いとか地域が広いなどの問題とからむ。 続きを読む
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リンク Togetter 泊原発が稼働していれば、北海道電力管内全域の停電は回避出来たのか(2018.9.6作成) まとめました。 更新日:9月6日14時54分 75 users 23
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

北海道ブラックアウトの考察 深夜3時  総需要  300万kW 脱落発電量 165万kW 脱落発電機 苫東厚真1号35万kW     2号60万kW     4号70万kW 地震による脱落原因 ボイラー故障 タービン火災 発電量の減少で周波数が大幅に低下し北海道全域の周波数リレー動作で全停電 pic.twitter.com/JwHqXHjWnq

2018-09-08 15:05:54
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

発電量 ≪ 需要 となり、 伊達1号2号 70万kW 知内1号2号 70万kW 奈井江1号2号35万kW も停止 この発電機は自分を守るために停止 周波数リレーもしくは励磁電圧不足リレー遮断 お客様を送電している送電線も周波数リレーもしくは距離リレーで送電停止 9電力初の全停電が発生した。

2018-09-08 15:13:11
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なお、北海道ー本州の連系は 周波数低下リレーにより遮断し融通電力は来なかったと思われる。 2通りの方法で、苫東3台脱落時の周波数低下を簡易計算してみる。 ⊿P/⊿F=ー(Kg+Kl)=ーK ⊿P:電力変動 ⊿F:周波数変動 Kg:発電機系統定数 Kl:負荷の系統定数

2018-09-08 15:26:19
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

①系統定数Kによる計算  Kは、通常 0.8〜1.2%MW/0.1Hz 1.0%MW/0.1Hz を使う 需要300万kW時のK =3000✕0.01=30%MW/0.1Hz 脱落165万kWでの周波数低下⊿F =ー1650/(30✕10)=ー5.5Hz 50Hz→44.5Hz(0.89PU) 周波数リレーの整定値は通常 0.95PU (47.5Hz) (各社違うので詳細不明)

2018-09-08 15:40:16
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

周波数リレー動作域であり、 北海道電力の変電所、発電所設置された周波数リレーは動作したと思われる。 ②発電機と需要の周波数特性で計算  上記の①とイメージ同じ 発電機周波数特性 Gf=1.0%MW/0.1Hz 需要の周波数特性 Pf=0.3〜0.8%MW/0.1Hz   0.5を使う

2018-09-08 15:47:14
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需要300万kW時の Gf=3000✕0.01=30%MW/0.1Hz Pf=3000✕0.005=15%MW/0.1Hz よって、 苫東165万kW脱落時の周波数低下は ⊿F=ー1650/((30+15)✕10) =ー3.666≒ー3.7 50Hz→46.3Hz (0.926PU) これも周波数リレー動作域

2018-09-08 15:55:49
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

さて、瞬動予備力3% 需要300万kW時の必要分は、3000✕0.03=90MW (9万kW) 苫東1号 10.5 苫東2号 18.0 苫東4号 21.0 伊達1号 10.5 伊達2号 10.5 知内1号 10.5 知内2号 10.5 奈井江1号 0.525 奈井江2号 0.525 合計 92.55MW 水力発電含めて充分守られていたと思われる

2018-09-08 16:11:52
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

❍まとめ ①泊停止でも全停電を回避できたのではないか? →できない! *石油火力ほぼ運転で電源分散し可能な限り信頼度を上げていた *苫東は2ルート送電していた ②泊原発を稼動していたら全停電を回避できたのではないか? →できる! *ボイラーは無い *苫東を停止でき電源分散できていた

2018-09-08 16:22:18
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

追加 発電機停止情報 画像3枚目 苫東厚真は 4号機3:08停止(70万kW) 2号機3:08停止(60万kW) 他の発電機 3:25停止 周波数低下 ⊿F=ー1300/((30+15)✕10)  =ー2888≒ー2.9Hz 50Hz→47.1Hz (0.942PU) 周波数リレー整定値 47.5Hz(0.95)>47.1Hz 動作域です。 pic.twitter.com/jueLE11q8Z

2018-09-08 19:45:28
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

名案発見 👀 60kW→60万kW(たぶん) で、この方の名案 北海道需要300万kWで全停電したんなら本州からの現在60万kW融通限度を300万kWまで増強すべきだ 皆さんお気づき❓       300万kW融通してて融通設備に事故発生すれば、北海道も東北も全停電 北海道:周波数低下 東 北:周波数上昇 😁 pic.twitter.com/7bXwJfmpNy

2018-09-09 06:06:06
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fjswkts @fjswkts

@pasuteruXX22 概略計算 ⊿P/⊿F=ーK ⊿P:電力変動、⊿F:周波数変動 K:系統定数 全停止する周波数を47.5Hz, Kを1%MW/0.1Hz とすると 2.5Hz変化は全電力の25%で 慣性力の瞬発能力を3%とすると、 28%を超える発電所が停止すると全停止する。 PVは慣性力がなく増えると更に悪化するので それなりのVPPが必要?

2018-09-09 14:18:38
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

北海道ブラックアウトの考察2 泊原発3台運転でブラックアウト は防げたか? ❍結論から 緊急負荷制限装置の設置がされており、かつ需要が420万kW以上あれば回避できる。 需要420万kWは、 泊原発3台計207万kWの2倍 2台時は、 57.9✕2≒116万kWの2倍 需要230万kW以上

2018-09-09 18:54:31
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

まず、 緊急負荷制限装置と周波数リレーの 違い *周波数リレー(負荷制限用) 一次、二次変電所に設置され動作周波数まで低下すれば、負荷送電線を遮断させる。 *緊急負荷制限装置 脱落発電量に見合った必要な遮断負荷を演算する。パルス結果を上記の変電所に送信し負荷送電線を遮断する。

2018-09-09 19:28:45
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

発電機出力等の電力をオンラインで取込み高速演算し、不公平が無いように輪番制に遮断順位を入替している。 *緊急負荷制限装置は、大容量の電源脱落による周波数低下を回復させ系統を維持する。周波数リレーは、バックアップである。 ここから、泊原発3台での説明 ①需要420万kW以上の条件

2018-09-09 21:23:39
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

a.解析シュミレーションが可能であるから(法的、社会的に実験は不可)である。 ただし、以下の誤差が生じる。 a.3台の脱落時刻がズレた場合、需要の電圧及び周波数特性から実際の遮断量と誤差が生じる。 b.地震(震度5以上)などは、需要側も停電しており実際の遮断量と誤差が生じる。

2018-09-09 21:48:46
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

上記、a.b.は、負荷制御量からすると多めに遮断と言えるもので周波数は上昇側に向かう。 ②現実の電源脱落量の考え方 日本は、 当該電力会社の最大電源脱落時を想定する(個別案件は別だが、たぶん世界共通) 北海道電力の場合、泊原発3号機の 91.2万kWである。 その場合の需要は、最低需要である

2018-09-09 21:57:34
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

逆に言い換えると、単機容量の大きい発電機はいくらでも作れるのに、泊3号機は、何故91.2万kWなのかと言うこと。 最低需要が約300万kWで、 脱落しても周波数低下が47.5Hz以上になる発電機容量は、 ⊿F=50ー47.5=2.5Hz Pg=2.5✕30✕10=750万kW       (諸元データ誤差)

2018-09-09 22:41:01
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

北海道には、大飯の様な100万kW級の発電機は原発でも火力でも需要が増えない限り設置出来ない。 ❍まとめ 実証実験が出来ないものは、解析シュミレーションでしか妥当性は言えない。シュミレーションでは、脱落から負荷制限で、最低でも0.017秒刻みの演算で妥当性や対策が分かる。

2018-09-09 23:03:54
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

泊原発3台運転ではブラックアウトが防げた防げないは幾ら議論しても誰も答えが出せない。 過去より各社は、原発、火力、主要水力が脱落した時の系統の周波数特性データを分析、緊急負荷制限の信号分析し誤動作等は無い。 原発が特定負荷を持って122%の周波数で単独運転成功し系統並列の実績もある

2018-09-09 23:16:43
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

◎現在、 緊急負荷制限装置について情報が無い。果たして、設置しているのかどうか、設置しており誤不動作だったのか公表が待たれる。 最後に、他の方の意見 *水力では無く、サイリスタ装置で 系統過電復旧 →運転員復旧が一番 *北本連系で北海道深夜需要送れるよう増強 →本州周波数上昇

2018-09-09 23:43:56
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

北海道の全停電 簡単に言うと バイクのお兄さんの両肩につかまったチャリンコの「鳶の源さん」と「麻由ちゃん」 小雨が降ってきて、源さん離脱 代わりに、苫東校の希望ちゃんがつかまった 運悪く、希望ちゃん小石に乗り上げ転倒 ブレーキ踏んだお兄さんに麻由ちゃんぶつかり全員転倒 (*゚ェ゚*)

2018-09-11 08:28:18
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

@norikazu_harada *泊は、既知のように100ガル以下で停止しない。 *苫東は、3台脱落したとする。 ボイラーは、メーカーと製造年の違い、4号はタービン火災で脱落時刻に差がある。(数十秒程度) a.周波数低下計算  4号70万kWが初発脱落とする ⊿F=ー700/(30✕10)=ー2.333Hz ≒ー2.34Hz(0.953PU)

2018-09-11 13:32:07
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

@norikazu_harada 50Hz→47.67Hz<48.0Hz(95L) 全系統持ちこたえるかどうか ギリギリの状態である。 *ここで、制御系システムの出番! 系統安定化システムが動作する。 まず、 ①京極の揚水Pump遮断 ②瞬時調整契約の負荷遮断 上記、1秒以内 たぶん、この辺りで一旦、周波数は回復方向(計算省略)

2018-09-11 13:40:24
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

@norikazu_harada *系統安定化システムは、 瞬時調整契約を遮断しても周波数が低い場合に一般負荷を遮断する。 *4号脱落後、数秒〜数十秒後に2号及び1号脱落すれば、同様に一般負荷を追加遮断する。 が、問題は 北電は、遮断する負荷の量を幾ら設定していたか? です。また、系統安定化システムの運用状況は? 以上

2018-09-11 13:53:52
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