犬猿の仲だった義兄がTSして女になっちゃう話

帽子男 @alkali_acid

義兄TS物というのを考えてみたんだ

帽子男 @alkali_acid

おっとりした優しい姉のことが身内ながら好きだった弟がいると思いねえ

帽子男 @alkali_acid

だけど成年漫画みたいな展開は起こらず、姉はイケメンのキャリアと結婚する。そいつがまた両親のウケはいいんだが弟からするとムカつくエリート野郎で

帽子男 @alkali_acid

「**君。就職はどうするんだい。まだ決まっていない？もう3年の秋だろ？」 「なぜあのご両親や**さんのような姉がいて君のように育つのか不思議だね？」 とかズバズバ言ってくる

帽子男 @alkali_acid

「うるせえーなあんたに関係ないだろ」 「俺もあまり君に干渉したくないが、ご両親から頼まれてね。はっぱをかけるように」 「はー？！！」 「まああまり家族に心配をかけるのはやめたまえ」

帽子男 @alkali_acid

くっそ姉貴と結婚しただけでもむかつくのにこいつまじこいつまじ。女みてーな顔しやがって本当にむかつく

帽子男 @alkali_acid

みたいなことを思っていた矢先、姉が交通事故で死んでしまう

帽子男 @alkali_acid

皆すごいショックを受けるんだけど、中でも弱り方が著しいのが義兄で、会社も休んでしまい、欝が入った感じでいる。 両親にちょっとようす見て来いと言われ 「はー？もう他人だろ？」 「何てこと言うんだ！！！」 とか怒られる

帽子男 @alkali_acid

こっちだって姉貴が死んで泣きたいのになんであんなクソ野郎のようすなんかと見に行ったら、いくらインターホン押してもでてこない。実家で姉がいつも鉢植えに合鍵をしまってたのを思い出して入ると、位牌の前で義兄が突っ伏してる。

帽子男 @alkali_acid

髪も伸び放題だし何日も風呂に入ってないか変な匂いはするしで、うわーやべ、近づきたくねえと思いながらも 「おいあんた何やってんだよ」 俺にはえらそうに説教してたくせに、と弟が肩掴んで引き起こすと、ぼよん

帽子男 @alkali_acid

と目の前にでっかいおっぱい。死んだ姉のにめっちゃよく似てる（ガン見してた） 「離せ」 「お前、なんだそれ…」 「不法侵入だな。帰れ。警察を呼ばれる前に」 「いや、お前その胸」

帽子男 @alkali_acid

義兄は暴れるんだけどまあ女になってるから義弟にも押さえ込める訳。

帽子男 @alkali_acid

とりあえず頬を何発かはたいて、おとなしくなったところに、コップに水くんでもってくる。

帽子男 @alkali_acid

「おいアスピリンねえのかこの家」 「要らん…見苦しいところを見せたな」 「それより何があったのか言えよ」 「分からん…俺は…毎日…**さんのことを考えて…ずっと思い続けていたんだ…思うのをやめると…記憶が…どんどん薄れてしまう気がして…怖かった…」

帽子男 @alkali_acid

「あの人が…俺の心からもいなくなったら…もう…」 「それで？性転換手術したの？姉貴に似た女に？」 「そんなことをするはずないだろう！！…いや、君の言葉は愚かしいがもっともな疑問だったな…俺は…気づくとこうなっていたんだ」 「あっそ…きもちわり」 「帰れ」 「言われなくてもな」

帽子男 @alkali_acid

立ち去ろうとするんだけど偉いガリガリになってるのが気に成って、確かこいつ大学時代アメフトやってたとかで筋肉めっちゃあったよなー。なんだこの痩せ方。胸だけはまだあるけど。 「メシ食ってんのか？」 「君には関係ない」 「死ぬなら男に戻って死ねよ。姉貴に似た姿で死なれたらむかつく」

帽子男 @alkali_acid

「君に言われたくないな！君が彼女の」 「俺の方がな！！ずっと長く姉貴と一緒にいたんだぞ！お前なんかよりずっと姉貴のこと分かってるよ！！お前はあとからきてきもちわりーんだよ！」 「黙れ！それ以上彼女と俺の関係を冒涜するのは許さない」 「冒涜だあ？その格好が冒涜だろうが」

帽子男 @alkali_acid

「俺の方がさきに！！姉貴を好きになったんだぞ！！」 「君はシスコンか？気持ちの悪い」 「ふざけんな！！てめーのその胸なんだおらあ！！」 わしづかむ義弟、暴れる義兄

帽子男 @alkali_acid

まあ色々あって、その

帽子男 @alkali_acid

「君は…本当に…最低だな…」 「うる、せえ…」 「…」 「…」 「神戸屋のトマトチキンサンド」 「ぁ？」 「神戸屋のトマトチキンサンドで今の狼藉はちゃらにしてやる」 「案外庶民的な趣味してんな」 「**さんの手料理が食べたい…」 「ちっ…」

帽子男 @alkali_acid

って感じで共同生活が始まればいいんじょのいの

帽子男 @alkali_acid

「ネクタイの締め方も分からない？君はどうやって就職活動をしていたんだ？していなかった？頭がおかしいのか？」 とか言いながらリクルートスーツのネクタイを締めてくれる義兄

帽子男 @alkali_acid

「帰りが遅れるなら連絡を一本しておけ。時間にルーズなのは社会人として最低だぞ。**さんは絶対にそういうだらしないことは」 「姉貴の話をそのツラですんじゃねえよ」 「もういい。せっかく暖め直した食事が冷める」 「あんたが作ったのか…」 「**さんの料理を再現しようと思ったんだ」

帽子男 @alkali_acid

「ぶはっ、お前これで姉貴の手料理のまねのつもりかよ」 「くっ、そう言うなら君が作ってみろ」 「いいぜ」 チキンのトマト煮を上手に作る義弟 「うまい…」 「姉貴が風邪引いたときに俺が作ったやつだからな」 「君、料理できるのか」 「あ？こんなもん普通だろ普通」

帽子男 @alkali_acid

「そうやって…胸ばかり…揉んで…」 「うるせえ…なっ…揉みやすいとこに…あるから…だろ」 「本当に…最低だな…」 でも達しそうになるときの義弟の顔はちょっと死んだお姉さんに似て可愛いと思ってるけど口には絶対出さない義兄みたいな感じやな。