「第1回 平成30年北海道胆振東部地震に伴う大規模停電に関する検証委員会」に対する反応

2018年9月21日 18:00〜20:00 に行われた電力広域的運営推進機関による検証委員会および、事前に公開された周波数チャートに対する反応・分析の時系列まとめです。 正しい状況把握と、今後の参考のために、技術的なコメントを中心として作成しました。削除・修正などご意見がありましたらご一報ください。 検証委員会 配布資料 https://www.occto.or.jp/iinkai/hokkaido_kensho/hokkaido_kensho_1_shiryo.html
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

多くの有識者や報道は間違いです! 「電気が足りなくてブラックアウトした」ではなくて「需要が少なすぎてブラックアウトした」が正しい答です。 2790MWの需要が1430MWまで減少(49%)したため、小さい出力の苫東1号機脱落でも大きく周波数が低下し火力水力UFRが動作したことによります。

2018-09-19 07:41:43
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

従って。需要が49%も減少する状態では ①火力機全体に下げ指令(最低出力まで) ②水力機を停止させる ③揚水ポンプ運転し需要を増やす ④北本融通を減らす(自動制御している) ⑤原発の出力変化を許容する ⑥発電機を強制脱落させる(需要が小さいので駄目) を短時間で判断し実行する事が必要。

2018-09-19 07:56:18
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

参考 系統定数について(1) 通常、昼間は発電機の台数が多い(需要が大きいから当然) ですので、発電機軸保有する慣性エネルギーが昼間は大きい どこかの発電機が脱落すると残りの発電機は0.4秒は入力(水や蒸気)が増えないので、慣性エネルギーを放出します。この放出により周波数が下がります。

2018-09-19 10:42:36
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

参考 系統定数について(2) 夜間は、発電機の台数が減ります(需要が減るので当然) ですので、発電機軸が保有する慣性エネルギーは昼間より少ない どこかの発電機が脱落すると残りの残った発電機の放出する慣性エネルギーは昼間より少なく大きく周波数は低下する。

2018-09-19 10:46:10
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

参考 系統定数について(3) 北電の需要約3000MW(夜間帯)の系統定数は過去の実績から出ております。 しかしながら、今回の需要1430MWなどは、当然ながら実績ありません。 言えることは、0.06%MW/0.1Hzよりかなり低い値であるのは間違いありません。よって、周波数低下は大きいことになります。

2018-09-19 12:20:14
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

参考 ※発電機の出力スピード 受け入れ試験時に上げ下げ試験します。1分間で定格出力の5%変化に追従できるかどうか確認します。しかし、実際は発電機、ボイラーを長持ちさせるために3%設定で運転します。北海の火力は古いので35万級を2%、17万級以下を1.1%で設定しチェックしています。

2018-09-19 07:26:49
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

周波数チャートでました。 じっくり見て概ね納得 今まで、 3時25分時点の5分値実績1430MWを「正」としてましたが辻褄が合いません。 (現在、25分実績は2100MWと推定してます) 実証委員会は、需要な 需要、遮断量、発電機出力を公表していません。 明日以降で見直し版を ( ゚д゚) pic.twitter.com/wENzmqWyBh

2018-09-20 19:01:08
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増田部昇一(Shoichi Masutabe) @masturbeate

9/21(金)18〜20時に第一回の検証委員会が行われ、ネット配信もされるとのこと。 平成30年北海道胆振東部地震に伴う大規模停電に関する検証委員会の設置及び委員の選定について occto.or.jp/pressrelease/2…

2018-09-20 19:21:04
RoadRunner1550 @ug10641319

@pasuteruXX22 とても興味深く拝見させて頂きました。「需要が少なすぎて」の部分ですが、要するに系統を切り離して電力の供給・需要の規模自体が従来になく小さくなったところで、苫東一号機が脱落したため、周波数が一気に低下してUFRが動作した、という感じでしょうか?

2018-09-20 21:14:37
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

@ug10641319 発電機には慣性エネルギーが蓄えられてます。太陽光などは無いです。 発電は、沢山、系統にある程、強いです。これを同期化力と言います。 電気製品には、 周波数特性 電圧特性 があります。 それぞれ、高い、低い状態で消費電力が違います。これを、負荷の自己制御性といいます。

2018-09-21 14:32:50
Yoshiharu Tachibana @yoshikeidanren

検証委員会当日朝の記事としてこれ以上は期待できない良記事。私にはこう上手く書けない。傍聴予定で電力系統工学の教科書を読むひまがなかった人は必読。とても分かり易く書かれている。 とはいえ、1点だけ指摘しておきたい。つづく nikkei.com/nkd/industry/a…

2018-09-21 14:25:12
Yoshiharu Tachibana @yoshikeidanren

それは、 「周波数が大幅に変動すると、発電機の回転数も対応するため、」 の下り。 これは間違い。 「需給バランスが崩れると全ての発電機は回転エネルギーを放出して電力供給を増やす。その結果として回転数(∝周波数)が低下し、」 というのが正しい。

2018-09-21 14:32:39
Yoshiharu Tachibana @yoshikeidanren

今回の大停電は不幸な出来事だが、同期発電機が周波数崩壊ギリギリまで回転エネルギーを放出して系統を支えていた様子は、各発電機の出力チャートを見れば一目瞭然の筈。ぜひ最終報告書では公開して欲しい。添付は南豪州大停電の報告書より。 pic.twitter.com/tVBPFh7snZ

2018-09-21 14:40:45
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

北海道ブラックアウトの考察 (絶対に最終版) 泊原発運転に関係なく起こります。 ただし、泊原発の停止は、電源分散という大原則の運用が阻害されており、泊運転+苫東2台運転していたら防止出来たと言えます。 前回、㉕分時点需要実績1,430MWは用いずに公表された事故前需要やすい3,100MW基準に考察 pic.twitter.com/VwHOHwy21K

2018-09-21 17:59:57
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

新聞社の調査した報道内容 てきと〜に書いてます。 pic.twitter.com/rhxtQfYN9j

2018-09-21 18:02:25
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

昨日、公表された周波数チャート 考察です。 pic.twitter.com/szdhjrPmeR

2018-09-21 18:03:37
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

需要3,100MW当日需給バランスで3時0分から時間推移で、事故経過を考察 今回、系統定数3.5(北海道電力は通常、6.0)%MW/Hzで需要変化、周波数変化を追いました。 *需要時刻推移 *各発電機出力 *遮断装置の遮断量 が公表されていないのが残念です。 検討委員会の結果待ち! pic.twitter.com/eJqnXVm1Wr

2018-09-21 18:11:44
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

時系列を訂正しました。 今回、周波数チャート公表で分かったこと等含め *電力動揺の発生 *変電所のUFRによる負荷遮断 等を訂正 pic.twitter.com/EpLDhlKdv8

2018-09-21 18:15:49
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

地震の場合の系統定数の考え方 今回、事故前需要310万kWでの需給バランスから苫東2号4号出力などで、系統定数を3.5%MW/Hzとした。 これを用いて、時間経過の需要、発電機出力、周波数を考察しました。(4ページ、3ページを参照) pic.twitter.com/shtF0by6YG

2018-09-21 18:22:06
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

今回、関連の制御装置の種類と設置場所および制御協調です。 この周波数以下で各保護装置は起動します。 系統安定化装置は、事故脱落の都度 *事故検知 *演算量 *遮断した場合は遮断量と遮断ヶ所 *演遮断不要は不要通知 北海道の場合、制御負荷設定、融通との制御構成が不明です。公表待ちです。 pic.twitter.com/CeQ2tHm6M6

2018-09-21 18:30:45
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0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

4ページの需給計算で、3時8分では720MW需要減少 緊急融通542MW流入で、 2号出力579MW ₊ 4号出力676MW(合計1255MW) 差し引き713MWが、装置負荷しゃ断+お客さま脱落と推定されます。 系統化安定装置の遮断量不明のため「しゃ断なし」としています。 たぶん、系統化安定化装置で遮断しています。

2018-09-21 19:40:20
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

発電機脱落と同時に70万kWのお客さま脱落は考えられません。 殆どが、装置によるしゃ断と訂正しておきます。 数値は不明です。 制御的には、やはり ①系統化安定装置で脱落発電量相当の負荷遮断 ②融通が上記を補う だと、思います。 遮断制御量は、おそらく泊原発3号機相当しか設定されていない。

2018-09-21 19:48:04
0726ขอบคุณ @pasuteruXX22

今回の、重要ポイントは ①電源分散の徹底(燃料コストをどうするかも踏まえて) ②北海道の場合、35万kW級同時3台停止時の供給対応 (2台停止までが限度であり、計画外停止の時どうするか?) ③系統化安定装置のしゃ断制御量をどうするか。 (しゃ断量増加、深夜帯需要の遮断有効実行量) かな。

2018-09-21 20:06:56
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