Nazi Germany's rifle : Firearms Bot in WW2

この"まとめ"はFirearms Bot in WWIIの登録記事を製造国及び銃種別に整理区分を行い、 第二次世界大戦期の銃砲兵器に関する画像資料データベースとして活用する事を目的とします。 本項ではWWIIドイツ軍の小銃に関する記録写真及び資料映像を取り扱います。
2
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1941年、III号突撃砲と独軍兵士。 ドイツ軍がMauser standard Rifleを装備する光景を撮影した貴重な一葉。 Mauser StandardはKar98bを基盤に設計された商業輸出用小銃である。主に中華人民共和国やボリビアへ輸出され、第三帝国の軍事組織が使用するのは極めて稀であった。 pic.twitter.com/Sx609CFpI7

2018-09-24 17:52:39
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

民家を偵察する独軍。Kar98aが撮影された極めて貴重な写真である。 本銃はGew98の正真正銘の騎兵銃であり、1902年6月に採用された。ヴェルサイユ条約で歩兵銃配備数が制限された為、1934年ワイマール共和制は主力小銃を名目上は騎兵銃とした。それこそがKar98kである。 pic.twitter.com/UsLwiIhbSB

2018-09-24 17:58:14
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

塹壕内でKar98kを構える独軍。凛然としたKar98kが美しい。 1935年に採用されたMauser Kar98kは第三帝国の主力小銃を務め、Reichstagに労農赤軍の赤旗が掲げられた1945年5月2日…第三帝国が崩壊するその日まで主力小銃の王座を守り続けた。 pic.twitter.com/PQqqhHRsTO

2018-09-24 18:01:01
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1944年イタリア、Kar98kを構える独軍降下猟兵。 作戦時の降下猟兵はKar98k等の小銃を携帯せず、別途投下のコンテナから回収した。然し、敵地での物資回収に失敗した場合はLuger P08やWalther P38、PPK等の拳銃や手榴弾のみで戦闘を余儀せざるを得なかった。 pic.twitter.com/2rgEgYP4Ov

2018-09-24 18:01:40
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1941年9月、稜線で伏せる独軍のライフル分隊。 1940年の国防軍ライフル分隊はKar98kの小銃手9人とMP40を持つ分隊長1人で構成される小銃班、MG34とWalther P38(又はLuger P08)を装備する機関銃手1人と自動拳銃か小銃を持つ装填手2人で構成される機関銃班の計13名で編成された。 pic.twitter.com/XSC9Xk3CHK

2018-09-24 18:02:19
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

破損したKar98kと佇む独軍の兵士。被弾した木被が痛々しい。 Kar98kの銃床は削り出しの胡桃材(ウォールナット)製だった。だが、この材木は増大する戦時需要に応じれず、1939年以降の銃床にはより生産性に優れたブナ積層材(ラミネート)製へ仕様変更された。 pic.twitter.com/4nfFsqjaie

2018-09-24 18:03:41
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

ZF41 scopeを架装したKar98k狙撃銃を持つ武装親衛隊。 ZF41は1941年に採用された低倍率狙撃照準鏡である。Kar98狙撃銃に装着するScopeは民需企業からの徴用品や狙撃手が自費で購入した私物と云った民製品が多かったが、本品は国防軍から制式採用を受けた官給品であった。 pic.twitter.com/voUzHGPagk

2018-09-24 18:10:41
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

Kar98KZF41狙撃銃を覗く独軍の狙撃手。 ZF41は狙撃用照準鏡の中でも大戦期の独軍狙撃手に最も使用された。だが、その実態は1.5倍と遠距離狙撃には明らかに不足している拡大倍率や異様に長い接眼距離と狙撃用途には向かず、現場から“お役所仕事”な代物と批判されている。 pic.twitter.com/Yo6blIZnPI

2018-09-24 18:11:21
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1942年、Kar98KZF41狙撃銃を構える独軍。 狙撃手から評判が悪いZF41は歩兵用小銃と同様の使い勝手を保持した上、射程距離伸長を目的とした射撃補助機器である。当初は小銃手への配備を想定したが、狙撃銃の配備不足に喘ぐ独軍は遠距離射撃に不適格な本品を狙撃手に配布した。 pic.twitter.com/jkj2pYG7Lh

2018-09-24 18:12:07
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1944年12月31日オランダ、LIFEの記者George Silkにより撮影された独軍兵士。イギリス軍に射殺された亡骸の傍らにはWalther Gew43半自動小銃が弾倉を外した状態で置かれている。Gew43は生産数が少ない為に当時の写真では姿が殆ど記録されていない。pic.twitter.com/BzTtHoMQcC

2018-09-24 18:17:49
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1945年、Walther Gew43を構える独軍の兵士。 Gew43はナチスドイツが採用した半自動小銃である。着脱式10発弾倉とガス圧利用式自動装填機能を有し、Bolt actionのKar98kよりも速射可能な銃砲だった。然し、故障が頻発する、射撃精度が悪い、と現場の評価は芳しくない。 pic.twitter.com/A3MT8UiTqF

2018-09-24 18:18:22
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1945年、Walther Gew43とHaenel StG44を構える独軍。StG44の登場より必要性が薄れたGew43だが存在価値が消失した訳ではない。 StG44は有効射程300mに対しZF4を架装したGew43は有効射程800mを誇る。故に突撃銃の射程外に居る敵兵を排除可能な狙撃銃として活躍した。 pic.twitter.com/g6Q11Bn88p

2018-09-24 18:18:55
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1945年3月ドイツ、独軍から鹵獲したWalther Gew43を持つ労農赤軍。 独軍の半自動小銃 Walther Gew43は非常に高価な歩兵用火器だった故、正規の武装親衛隊や降下猟兵と云った精鋭部隊への限定的な配備に留まった。その為、本銃が他国に鹵獲運用される事例は極めて稀であった。 pic.twitter.com/tRIpNaoq9N

2018-09-24 18:19:53
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

Haenel StG44を構える武装親衛隊。StG44はナチスドイツが開発した突撃銃である。配備自体は1943年からMP43/1として開始されていたが最高責任者Adolf Hitlerの承認を受けた制式採用は1944年である。7.92x33mmKruz弾を使用する本銃はAssault Rifleの雛型と考えられている。 pic.twitter.com/2EdU7SoLWe

2018-09-24 18:31:49
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1943年ドイツ、総統Adolf HitlerとMP43及びMkb42(H)。 突撃銃Mkb42は専用弾薬7.92x33mmKruz弾の生産供給が補給に負担を掛ける、同実包は7.92x57mmMauser弾より射程が劣る、との理由から総統の承認を得られず、MP43(1943年式短機関銃)の偽装名称で開発配備が続行された。 pic.twitter.com/tts3rl0sS9

2018-09-24 18:32:32
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

鹵獲したGroßfuß MG42とHaenel StG44を調査する米軍。 ナチスドイツが実戦投入した汎用機関銃や突撃銃などの新兵器は戦後の銃器開発に大きな影響を与えた。汎用機関銃は従来の軽機及び重機の統合を推し進め、突撃銃は英国で中間弾薬を使用するEM-2の開発契機とされている。 pic.twitter.com/vecLPkdr7t

2018-09-24 18:33:52
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

1944年ロシア、MP43/1を構える独軍。 MP43/1はStG44の初期生産型で後期生産型MP43との差異は銃口の擲弾発射筒取付部である。MP43/1はMKb42用擲弾発射筒の取付ネジ切りが銃口に確認可能だが、MP43ではKar98k共通の擲弾発射筒“Schießbecher”固定金具に変更されている。 pic.twitter.com/Fi0QbEqeBf

2018-09-24 18:36:53
拡大
Firearms Bot in WW2 @FirearmsBotWW2

Haenel StG44を構える独軍兵。 Kar98k等の7.92x57mmMauser弾は1000mの有効射程を誇る小銃弾だが全自動射撃の際は反動制御が困難だった。StG44の7.92x33Kurz弾は有効射程300m程度の短小弾だが全自動射撃時の集弾性及び命中精度が良好であり、実用的なフルオートを実現した。 pic.twitter.com/QNhH5BAxlh

2018-09-24 18:37:58
拡大