古い看板は赤い文字が消えて肝心な部分が読めなくなって困る→黒フチをつけたらいい?

の里
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株式会社石井マーク @ishiimark_sign

古い看板の赤文字だけが消えてしまい肝心な部分だけが読めないという事例があるのは確かですが、標識サインに赤を使わないというのも難儀でして、赤色が著しく弱いというよりは「それ以外が最後に残る」という方が近いかもしれません。 やはり赤や黄色は内側に「黒フチをつける」辺りが無難そうです。 pic.twitter.com/FpoIZEx6Zd

2018-09-26 17:10:28
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青木マーケ㈱【公式】🧯 @aokimarke

赤色が完全に飛んでいて本当に困る事もありますから「黒フチをつける」が実施されればなと思います。例えば皆さんお馴染み "送水口" ですが連結送水管用とスプリンクラー用がありまして、二つが並んでいる場所では標示で判別できなければ配管耐圧試験時に"コレどっちやねん"…という現象が起こります。 twitter.com/ishiimark_sign…

2018-09-28 08:41:41
🏳️‍🌈*pinaco*🏳️‍⚧️ @pinaco423

毎回例えとしてのイラストを楽しみにしているんだけど、今回は拡散されて炎上してほしいセンスの良さ(笑) twitter.com/ishiimark_sign…

2018-09-26 18:49:19
楠川凪沙 @2k_nagisa

石井マークさんは大阪の企業だから「 の里」だけだと「文の里」だと思ってしまう「 の山」は・・・・・・ twitter.com/ishiimark_sign…

2018-09-26 17:38:40

色の耐性について

株式会社石井マーク @ishiimark_sign

色の耐候性はいささか重要ですから今後も繰り返し触れる予定です。 屋外では屋内向けの印刷物ならてきめんに、塗膜の厚いシルクスクリーン印刷ですら長い年数を経たものは一部の色が消えている例も見かけましょう。大事な箇所を赤色で強調した処、結果的に大事な箇所だけが消えるケースも存在します。 pic.twitter.com/GP7E10UiTR

2017-01-20 02:03:30
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株式会社石井マーク @ishiimark_sign

とはいえ屋外用に想定した製品ならば「それなり」に長期間、色あせしにくくなっています。 すなわち「耐候性の選択は適材適所」でありまして、屋内用かつライフサイクルの短い用途であるなら「色の飛びやすい製品」でも安価で適切ともいえますから、まず大切なのは両者を混同しない点にありましょう。

2017-01-20 02:15:45
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

十年~何十年にもわたって使用する表示物であれば、それなりの経年劣化と定期的なメンテナンスは想定せねばなりませんが、メンテナンスと取替えの回数を減らす意味では耐候性は高いにこした事はございませんし、取り替える前提の方が安くつく場合もありますから、そのバランスは奥が深い処であります。

2017-01-20 02:47:52
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

ここで少し「褪色」とは違うケースを挙げます。 この消火設備の塗装はまだ充分な「色」を保ってはいますが、少し粉を吹いた様に白っぽい事にお気付きでしょうか。触れば実際にチョークの様に粉が付くことがあり、塗膜を構成する樹脂の方が紫外線で脆くなる「チョーク化」が始まっている例といえます。 pic.twitter.com/t4jCgcjyzT

2017-01-20 21:08:45
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とるくす🔞C104夏コミ参加予定 @torx_kouzaki

@ishiimark_sign 朱塗りの朱はチョーク化もせず褪色もあまり見られない気がしますが特殊なのですか?

2018-09-26 17:41:00
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@torx_kouzaki 朱や辰砂がどれほど耐光性があるかは良く存じませんが、見解のみ申し上げます。 まず厳密には「赤が色褪せしやすい」というよりも「高エネルギー(低波長域)の光を受けやすい」という方が正しく、見た目が同じ色であっても、それによる影響自体は顔料の成分すなわち化学構造によっても全く異なります。

2018-09-26 18:10:46
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@torx_kouzaki また「チョーク化」による色落ちは、顔料そのものよりもその溶媒となる樹脂などが劣化する(ツナギが脆くなる)事が主な仕組みですから、顔料の強さとは切り離した捉えた方が良いでしょう。 なお、ペンキ等でも今より昔の方が色褪せに強かった赤色もあります。それらは鉛や水銀が含まれていたのです。

2018-09-26 18:16:28
Kanorin_EX @ant_onion

@ishiimark_sign バス等の車内の注意表示でも肝腎の筈の赤く表記された部分だけ消えて読めないのはよく目にしますね…。

2017-01-21 04:03:39
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@ant_onion おそらくは耐用できる年数を越えてなお更新や取り替えが進んでいないケースであろうと推測されますが、仰るような安全のための強調箇所までが結果として見えなくなるという本末転倒の事態になってしまうのは、大いに問題かもしれません。私共も常に肝に銘じたい所存であります。

2017-01-21 04:17:33
竹田一博(さまやん)▷◁4回接種完了 @someryan

@ishiimark_sign 危険箇所についての看板(例・『危ない!ここで泳いではいけません』)も塗色が色褪せたり(『危ない!』の部分が赤系の色だったりする)錆びたりしますから…下手したら命に関わったりしますので。

2017-01-21 13:31:50
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@someryan 命や安全に関るサインでは特に由々しき問題になるご懸念は仰る通りであります。これにはサインの役割に照らして「耐候性」と「営繕」の両輪によって維持する事も欠かせません。仮に10年の耐久性を保つサインでも20年経てば傷み、20年が30年でも同様ですから、期を見て取り替える事も必要です。

2017-01-21 18:03:58
たかし📖 @rinko_fate_love

@ishiimark_sign オフセット印刷のUVインキ印刷で、耐水紙に印刷してもらって、印刷時にUVニスインキを上からコーティング印刷してもらえば大丈夫かも。

2017-01-20 12:46:51
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@rinko_fate_love 実はオフセットや凸版でも「耐UVインキ」や「耐UVのUV硬化インキ」なるものは既に存在しておりますが、紙のポスター等の用途における耐候インキは「数ヶ月以上経っても色あせが少ないもの」も含む事があって少々ややこしい例もあります。少量なら屋外用インクジェットでも概ね事足りるのですが。

2017-01-20 15:46:08
Kanorin_EX @ant_onion

@ishiimark_sign 「走行中は危険ですので席を立たないでください」などの注意がしばしば「走行中は  ですので       ください」など意味不明の文に化けています(^^;。車内なのですがやはり紫外線の被曝量が多いのでしょうね…。

2017-01-21 04:28:03
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@ant_onion 銀色の銘板の場合ではアルマイト染色という耐光にはいささか残念な表記方式の可能性もありますし、費用削減または急拵えでの事務用プリンタ等による表示物も色褪せが早かったりいたします。 外光の影響がある車内という視点は確かに重要ですので有用な情報を有難うございます。

2017-01-21 04:41:15
kioka @k1oka

@ishiimark_sign 日差しの強い九州では色褪せてしまったアレコレをよく見かけます。 pic.twitter.com/pKj1y31bFn

2017-01-20 02:50:24
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株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@k1oka 画像を有難うございます。実際このような赤や黄色の成分が先に飛んでしまいますね。 もちろん一定の経年劣化に伴う更新は想定のうちなのでしょうけども、同じ時期に設置された標識であっても、それが向いている「方角」の違いによっても色あせの程度や耐用年数に影響してきましょうから難しい所です。

2017-01-20 03:08:39
kioka @k1oka

@ishiimark_sign 流石に写真の標識は私が子供の頃から立っているウン十年物ですが(写真を撮った2013年秋以降の生存は不明)耐光性を考慮していないポスター等はひと夏で真っ青になってしまっておりましたね。

2017-01-20 14:21:59
DAVID ROSSI @DAVIDRO08501819

@ishiimark_sign  黄色の塗料といえば鉛含有のクロム酸鉛。耐光性、耐候性はバツグンにいいです。重金属が問題になり、難しくなってきました。ざんねんだなあ

2017-01-21 11:09:18
株式会社石井マーク @ishiimark_sign

@DAVIDRO08501819 オフィスやご家庭でも4色掛け合わせで印刷することが自在になってから久しくなりましたから、一方では家庭用の染料系プリンタによると思しき表示物の色あせも街の景色の一つとなってきました。塗料等ではかつては鉛が耐候性の重要な要素でしたけれども、RoHS規制の絡みもあって縁遠くなりました。

2017-01-20 18:12:03