第223回ku-librarians勉強会:電子リソース契約の課題:コストと利用のはざまで

0
ku-librarians @kulibrarians

次回のお知らせです!第223回ku-librarians勉強会:電子リソース契約の課題:コストと利用のはざまで 講師:西脇 亜由子氏(明治大学) 10月3日(水)18:30- @環on 告知が直前になってしまいましたが、たくさんの皆様のご参加をお待ちしております! kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/2… #kul223

2018-09-27 18:24:26
ku-librarians @kulibrarians

【リマインド】明日です!第223回ku-librarians勉強会:電子リソース契約の課題:コストと利用のはざまで 講師:西脇 亜由子氏(明治大学) 10月3日(水)18:30- @環on kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/2…#kul223

2018-10-02 17:42:00
ku-librarians @kulibrarians

はじまります!第223回ku-librarians勉強会は「電子リソース契約の課題:コストと利用のはざまで」と題して、明治大学の西脇 亜由子氏にご発表いただきます! kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/2… #kul223

2018-10-03 18:31:38
ku-librarians @kulibrarians

電子リソース契約の「課題」は?いろいろあるが、担当者にとっては「憂鬱」に近い? #kul223

2018-10-03 18:34:10
ku-librarians @kulibrarians

西脇氏の自己紹介です。電子資料契約は4年目。(洋雑誌・)電子ジャーナル・データベース契約を担当。JUSTICE作業部会委員(交渉作業部会、広報作業部会)。その前はレファレンス(・マルチメディア)を8年担当、さらにその前は洋書目録を2年、中途採用で入職。 #kul223

2018-10-03 18:37:02
ku-librarians @kulibrarians

機関によって契約の状況はさまざま。JUSTICEの中でも、コンソーシアムに入っている機関の多様性による難しさがある。国公私でも違うし、研究大学なのか教育大学なのか、大学の規模によっても違う。 #kul223

2018-10-03 18:40:07
ku-librarians @kulibrarians

あくまで発表者の個別の状況も出てくるが、大学図書館全体の課題・問題意識は確実に共有できる部分があるので、そのあたりを織り交ぜつつお話ししたい。 #kul223

2018-10-03 18:40:25
ku-librarians @kulibrarians

電子リソースの特性、冊子体との違いとは?資料の特性として時間(タイムラグ)と場所(保存スペース)など。#kul223

2018-10-03 18:41:31
ku-librarians @kulibrarians

電子リソースを導入するにあたり、様々な契約の仕方がある。論文単位は割高で図書館資産にならない。個別タイトル単位の契約は定価ベース。パッケージ単位はBig Deal契約など。 #kul223

2018-10-03 18:43:39
ku-librarians @kulibrarians

パッケージ契約では、特定の出版社や学会のタイトルをまとめて契約する。購読誌+αの支払で非購読誌にもアクセス可。αは構成員数(FTE)や非購読誌価格など。利用量(Usage)をベースにする場合もあるがあまり評判は良くない。 #kul223

2018-10-03 18:45:19
ku-librarians @kulibrarians

電子ジャーナル等はあまり学部生が使用するものではないが、FTEで価格が決められてしまうと全く使わない分も加算されてしまうという問題がある。 #kul223

2018-10-03 18:47:01
ku-librarians @kulibrarians

アグリゲータは複数出版社等のタイトルをまとめて提供するもの。何が入っているのか?いつまで使えるのか?が分かりにくい。出版社系のパッケージより安価であるし、多くのタイトルを見ることができるが、アーカイバルアクセス権がなく、エンバーゴのため最新のものがアクセスできない。#kul223

2018-10-03 18:48:49
ono.wataru @wonox

電子リソース契約の「課題」 #kul223 hashtag on Twitter twitter.com/hashtag/kul223…

2018-10-03 18:53:40
ku-librarians @kulibrarians

特定過去年分をまとめて買切るバックファイルはメンテナンスフィー(維持費)がかかる場合もある。 #kul223

2018-10-03 18:56:31
ku-librarians @kulibrarians

最近電子リソースで注目されているのは電子書籍。日本国内もタイトル数が増えてきている。電子書籍も出版社が出すものもあればアグリゲータのものもある。選書が大変だがパッケージで変えるものもある。買切/購読など色んな買い方ができるようになっている。それが分かりにくさの一因でもある。#kul223

2018-10-03 18:56:55
ku-librarians @kulibrarians

PDAやDDA、試読モデルも。明治大学もMaruzen eBook Libraryの試読を行っている。2017年秋、2018年春からも。利用が伸びない、どう広報するか?そもそも本を読まなくなっている学生に電子だからって読んでもらえるか?いかに利用者に提供できるか?皆、工夫したり苦労したりしているのでは。 #kul223

2018-10-03 18:57:35
ku-librarians @kulibrarians

明治大学の電子書籍はの契約は、図書の発注担当が個別に購読できるものは図書の発注担当者が担当。様々なプラットフォームのものが乱立している上に、どれがどういうライセンスになっているのか分かりにくいので、西脇氏とやり取りすることも多い。 #kul223

2018-10-03 18:58:32
ku-librarians @kulibrarians

データベースは実は図書館員が一番使っている?!買切もあれば購読もあり、多様な契約モデルがある。同時アクセス数の条件や検索件数等による従量制もある。#kul223

2018-10-03 18:58:48
ku-librarians @kulibrarians

データベースは価格の調整弁。電子リソースの見直しを行うに当たり、電子ジャーナルは値上がりがあるが、データベースは一定の範囲で維持できる。予算が厳しくなってきた時には、データベースを切るのではなくアクセス数を減らして価格を下げる、ということがある。 #kul223

2018-10-03 18:59:20
ku-librarians @kulibrarians

契約にはいろんな条件がある。利用可能範囲、サイトの定義、同時アクセス数、リモートアクセス、Walk-in User、ILLなど。これらは契約書(Licence Agreement)に記載されているので、契約書を確認することはとても重要!#kul223

2018-10-03 18:59:45
ku-librarians @kulibrarians

電子リソースをどう利用者に提供するか?利用者の「発見」をいかに支援するか?#kul223

2018-10-03 19:00:35
ku-librarians @kulibrarians

電子リソースにおける課題。電子ジャーナルの価格上昇。研究における競争が国際的な規模で進んでおり、ジャーナル・論文・利用が増加している。プラットフォームの拡張、そもそも学術雑誌には価格競争が働かないという要因も。#kul223

2018-10-03 19:03:21
ku-librarians @kulibrarians

また、小規模な出版社が大規模な出版社に統合され、出版社が寡占化。価格は上昇する一方…。外国為替レートの変動も影響を及ぼす。 #kul223

2018-10-03 19:04:26
ku-librarians @kulibrarians

JUSTICE全体のEJ国内外契約タイトル数は、全体として増えている。一方で、明治大学のEJ国内外契約タイトル数は、アグリゲータは増えていて、カレント分は減少。 #kul223

2018-10-03 19:05:26
ku-librarians @kulibrarians

図書館資料費の推移。国内の大学全体(国公私立大学1大学あたりの平均値)を見ると、1990年代がピーク。紙の雑誌は減少し、電子ジャーナルが増えている。また、大学全体の予算に占める図書館資料費の比率が下がってきている。 #kul223

2018-10-03 19:08:47