何故フェミや反差別はマジョリティへの差別を正当化するのか？リベラルに潜む歪んだ人権意識の根幹を探る

馬の眼🐴 @ishtarist

どうもリベラルと呼ばれている人たちの中に、「マイノリティがマジョリティを攻撃しても差別には当たらない」という謎理論を信奉している人たちがいる。 私が観察する限りで、人文系研究者(特に社会学者)に多く、リベラルクラスタに多大な影響を与えている。 私は彼らを「似非リベラル」と呼ぶ。

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似非リベラルがなぜ「マイノリティはマジョリティを攻撃しても差別ではない」と考えるのか。それは、差別を２つの集団(カテゴリ)間の上下関係として考えているからだ。 彼らの目的は、カテゴリ間の対等な関係を実現することであり、マジョリティを叩くことが反差別運動だということになる。 pic.twitter.com/locfdwRyTx

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その結果として、たとえばマイノリティにとって都合が悪い事実(たとえばリーダーの不祥事)が抑圧されたり、マジョリティと一括りにされた人たちにもある構造的な人権侵害(たとえばブラック企業問題)に関心を持てずに、放置されたりすることになる。

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それに対して、真性リベラルの思考は、似非リベラルとは似ているようで、全く非なるものである。 本物のリベラルにとって、唯一本質的に関心があることは、社会的属性に関わりなく、個々人の基本的人権が保障されているか否かだ。 そして、すべての人が、健康で文化的な生活を送れることを目的とする。 pic.twitter.com/gpilI7bhxl

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もちろん、社会的属性(たとえば在日外国人)という理由で基本的人権が剥奪されることは、決してあってはならないことである。だから、マイノリティの権利向上も、真性リベラルの関心ごとである。 だけどそれは、あくまで、出自や属性によって人間として扱われない人権剥奪状態を解消するためだ。

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似非リベラルと真性リベラルがどう違うのか、整理する。 ・似非リベラルはカテゴリの関係を見るが、真性リベラルはあくまで個人に定位する。 ・似非リベラルには、上位/下位という相対的な関係しかない。それに対し、真性リベラルには、「基本的人権」という「原点」が存在する。 pic.twitter.com/gMUNeHWi0s

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言い換えれば、似非リベラルは「相対座標」で、真性リベラルは「絶対座標」だということ。 似非リベラルにとって、カテゴリ間が相対的に対等であることを目的とするのてま、上位カテゴリを貶めることと下位カテゴリを上げることとの間に本質的な差がない。

馬の眼🐴 @ishtarist

だから、マジョリティ側の暴力やヘイトスピーチは批判するが(もちろんそれは真性リベラルにとっても正当なことである)、マイノリティ側の暴力や差別・優生主義的発言はスルーし、しばしば明るみに出ないように抑圧する。

高村武義 #WalkAway @tk_takamura

@dokuninjin_blue フェミニスト達のダスブタといえばこれですね。碧志摩メグを女性差別だと叩いたフェミニスト団体の明日少女隊が、女性に性暴力を行った鳥越俊太郎を都知事として支持するという…。2016年の都知事選では上野千鶴子など名だたるフェミニスト達が、露骨なダブスタを示しました。 pic.twitter.com/JONg6qqvU4

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高村武義 #WalkAway @tk_takamura

さらに今のフェミニズムは党派主義とダブスタに染まりきっている。上野千鶴子は”フェミニズムの敵は男性だ！と自著で明言しておきながら、性暴力事件を起こした鳥越俊太郎を2016年の都知事選で支持し、大阪大学教授の牟田和恵は男性への性暴力を容認している。こんなフェミニズムは敵視されて当然

馬の眼🐴 @ishtarist

だから、マイノリティという社会的属性を持ってる人(特にその代表的な権威者)に対して批判を行うと、「不平等だ」という反批判ないし抑圧を似非リベラルは行う。 マジョリティの側とマイノリティの側と、同じぐらい批判すること自体が、現状の差別を温存することだ、と考えるのだろう。

馬の眼🐴 @ishtarist

似非リベラルは基本的人権という絶対軸を持たず、個々人の生命や生活にも関心を持たないため、必然的にカテゴリ間の平等を実現するためなら、個人を抑圧し、場合によっては優生主義的発言や、暴力や、あるいは集団私刑による社会的存在の抹消すら正当化する。

馬の眼🐴 @ishtarist

だがなぜ、似非リベラルは人権感覚を持てず、基本的人権に定位できないのか。その根源の１つは、彼らの思考ないし社会理論にある。 彼ら(特に社会学者)にとって、性別や民族といったカテゴリこそが実在であって、個人はそれら社会的カテゴリの表象あるいはサンプルでしかないからだ。 pic.twitter.com/uJHfVLxN87

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社会学者は、このカテゴリを(誤って)「社会構造」と呼ぶ。そして、個々人はその「社会構造」の「エージェンシー(代理人)」という。実在としてのカテゴリが、個人や、歴史や、現実を作り出している。その観念論的転倒を彼らは「言語論的転回」と呼び、ポストモダン思想を誤用して自己正当化している。

馬の眼🐴 @ishtarist

個人を幻想として扱う社会理論が、フェミニズムを中心として社会学、さらには人文科学全体に蔓延している。 彼らは現実すらカテゴリの表れだと考えているため、結論ありきで現実を解釈し、自分の主張を正当化する(キズナアイ論争における千田有紀やが恒例)。

馬の眼🐴 @ishtarist

そして彼らにとっては、具体的な他者も社会構造の代理人であるため、誰が何を言っても、たとえば「日本人男性が韓国人女性を貶めている」という固定化された認知枠組みで認識し、その言葉を無効化し、抑圧する。これがスピヴァックが言うサバルタンが産まれる、もっともミクロで基本的なメカニズムだ。

馬の眼🐴 @ishtarist

似非リベラルはこうして、目の前の他者を、何十年もの歴史を背負いつつ、いま生活を営み、孤独に苦しみ悩む人間であるということを忘れる。 「個人」概念を否定し、歴史と事実を忘却し、すべての個人が等しく生きる権利があるという基本的人権を嘲笑する。

馬の眼🐴 @ishtarist

はっきり言う。似非リベラルはカルトだ。実際、個人がカテゴリの代理人でしかないという社会構築主義は、現象は実相の陰に過ぎないと説く生長の家原理主義と、論理構造はかなり近い。

馬の眼🐴 @ishtarist

その似非リベラルどもが、個人や基本的人権を社会理論から放逐し、忖度によって大学教授の肩書きを得て、リベラル知識人の仮面を被ることに成功し、まともな人権感覚を持ち差別に反対する一般人を惑わせている。

tarafuku10 @tarafuku10

米国 #WalkAway ムーブメントの主唱者、ブランドン・ストラカの声明ビデオを訳してみた。彼は1年ほど前まで民主党支持者だったが、左翼/リベラルの独善性に嫌気がさして離脱。ほかの人にも離脱を勧めている。ストラカはもともとはゲイ・ライツの運動家。 youtube.com/watch?v=51UGcg…

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