編集部が厳選した「いま、みんなに見てほしいまとめ」をイチオシとして紹介しています!グサッと刺さる良質まとめはこちら!

2018年京都SFフェスティバル 飛浩隆先生のレポートツイート かーらーのー 「創作踊り説」!

飛浩隆先生による詳細な京フェスレポートに続いて、「読者には絶対分からない実作社の苦労」について語られています。読み応えあります。てか、これ小説家希望者も読者も、小説に限らず創作する人表現する人みんな必読では? その2→https://togetter.com/li/1275697 その3→https://togetter.com/li/1276315 その4→https://togetter.com/li/1277117
小説 ログ 京フェス 飛浩隆 SF 創作 京大SF研 イベント
3421view 0コメント
32
ログインして広告を非表示にする
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
記録しとこう。京フェス開幕の1時間半前、鴨川の対岸にある小さな喫茶店で、ゲンロンSF創作講座第一期の櫻木(さくらき)みわ氏と第二期の麦原遼(むぎはらはるか)氏と落ち合った。かれらの同人誌〈Sci-Fire〉の特集記事のためのインタビュー。次号の特集テーマは「ライフハック」↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
というわけで、昼職と小説稼業を両立させるためのライフハックを聞きたいというのが取材の趣旨。いや、その、ハックできていないからこそ、小説がなかなか書けないのだ。↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
みたいなことばかり言っていると、身もふたもないので、「異動で部署が変わると昼職のボリュームが拡大したり縮小したりするし、連動して小説にかけられる時間も変わる。要は『コンスタントな新作を期待されない』ポジションを取るのが最大のライフハック」みたいなことを言って煙に巻く↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
会場に移動、控え室へ。藤井太洋、西崎憲、大前粟生、酉島伝法の各氏に伝法氏らとごあいさつ。酉島氏は二番目の企画の対談相手。ほぼほぼ初対面なのだが打ち合わせは「まあ適当に」ということのみ。最初の企画終了後、酉島さんと「実のある話はこれで終わったので、僕らは気楽に」と再確認して散開。
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
(むちゃくちゃねむいのであとは明日以降描きます。覚えていれば)
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
(再開)少し話を戻して電書企画。冒頭藤井太洋さんの自己紹介で日本SF作家クラブ会長職の任期がめでたく終了したことを報告。「会長職(の大変さ)についていろいろ想像しておられるでしょうが、そのとおりです」。満場からねぎらいの拍手。↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
とつじょ立ち上がった藤井さんはにこにこと「玉城デニー、知事選当選のおどり」をご披露。「あちらは知事になっておどったけど、こっちはやめて踊ってます」↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
ほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっと、お疲れさまでした。(涙と拍手)
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
(さて)電書企画終了後、ゲンロンのひとたち(第2回新人賞のアマサワ・トキオや創元SF短編賞ファイナリストの菊池和広)とともに昼食を求めてさまようが、最初のカフェではカレーが枯渇していると告げられ、退店。これはたぶん京フェス参加者のうち開会前に腹ごしらえした奴らがいたに違いない笑↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
しばらく歩いてもう一軒立ち寄るもやはりひとでぎっしり。踵を返して会場一階の食堂に入る。おっやまもとくん夫妻だ、こんにちはとやってたら「とびさんはあっちのテーブルでは?」オーバル状の大テーブルにデニーさん(違う)西崎憲さんハヤカワの井手さんらが集合していてあっ北野勇作さんだ。わーい
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
正確にはトキオ・アマサワでした。
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
もう時間がないので、早く食べられそうな特選そばをオーダー。あぶらげ、かしわ、卵焼きなどが載って上品なおつゆがおいしい逸品でしたが、気が焦っているので、ファミレスの幼児よろしく、れんげの置いてあった小鉢に小分けしてふーふーしながらそそくさと(しかしきっちり)完食。駆け込むように↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
会場入りするとアナウンスが「酉島伝法先生は、昼食にお時間がかかっており、いましばらくおまちください」。膝から崩れ落ちそうになりましたが、そのときはもう着席していたので、崩れ落ちずにすみました。酉氏も来場されいよいよ日本で一番著作の少ないSF作家の対談開始であります↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
(長くなったのちょっと休憩。しかしこのペースで翌朝3時まで記事が続くのか……)
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
対談は「前半と後半にわけて、前半は俺が酉島さんにいろいろ伺う形で進めましょう」と勝手に仕切って質問攻め。創元SF短編賞受賞時のゲスト選考委員堀晃さん行きつけの居酒屋「マーガレット」に酉島さんがいくようになり、関西SF作家のたまり場となって、ほどなくお店が潰れた話からスタート笑↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
皆勤の徒の応募時原稿は改行がなかったって聞いたんですけどまじですか。酉「内容が多すぎて規定枚数に収まらず、どんどん改行を削っていったらああなった。もともと一般文芸の世界では『改行なし』や長い段落は珍しくないので」あの内容で賞に応募するというのも勇気が居るのでは。酉「というか↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
あれは創元SF短編賞に送るものとして書いた。ひとつには『文学賞メッタ斬り』で大森さんが(××)のわたしの作品に言及してくださっていて。小説が書きたくてあちこちの賞に応募していたんですが結果が出なかった時期。、ああ、大森さんになら読んでもらえるかと思った」ははあ、さっき昼を食べ↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
ながらみんなに酉島さんに聞きたいことがあったら聞いとくよって言ったら、「酉島さんはどういう読者を想定してますか」ってのがあったんですが、結論は大森望であったと。酉「第1回でデビューされた宮内悠介さんも、長いこと賞に応募しつづけていた時期があって。自分もそうで、書くたびに↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
前に書いたものが次の作品にへと濃縮され、蠱毒化してあのような作風に」笑笑。受賞の報せは? 酉「大森望賞狙いだったのに、本賞でびっくり。ちょうどそのとき牛丼のふたを開けたところへかかってきた電話だった」↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
というわけで「皆勤の徒」は、長い修業時代で培った技術とビジョンをすべて結集した乾坤一擲の大勝負作(ただし勝負の相手は大森望限定)をここぞとばかりに投稿したものだったのですねー。当時、創元賞は応募作全部を大森・日下で読むシステムだったことに希望を見出したとか。いい話でした。↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
しかし、牛丼の紅生姜の袋を切りながら電話を受けている酉島伝法の姿を思い浮かべると、なんか「よかった……よかった……」と心から拍手を送りたい気分になるなあ。米国のレビューで「食事中は読むな」と釘を刺される作風には目をつぶって。↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
あれは、酉島漢字の視覚的密集度を表現するのに、修業蠱毒の「重ね書き」に、円城塔の「じんるいにはまだ早い系」発言とかれの旧作を参照しつつ「パリンプセプト」みたいですね、といったのだが、さすがに誰ひとりとして反応しなかったのだった。 twitter.com/kkk_243/status…
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
(再開)改行なしの件について大事なことを追加しておくと、酉島さんは「どちらかというと空間恐怖症(?)の傾向もあって」「一つの文章にさまざまなものを圧縮していく」とも語っておられ、それは酉氏の作風を考えていくときに重要であろう。早川書房の井手さんによると傑作「環刑錮」を受け取った↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
とき「一体何が書いてあるか分からず、これどうなっているんですか」と作者に聞くとこれこれこうですとすらすら回答が。「じゃあそれを書いてください」というと20行増える。ほかの箇所について聞いても以下同。つまりどんなにわけの分からない所もすべて完全に考えられているのだ。井手さんは↓
飛浩隆 TOBI Hirotaka @Anna_Kaski
そこを「開いて」ほしいタイプなのでそのようにオーダーするが、ほかの編集者はまた違うかもと言っておられた。話は変わるが「三十八度通り」や「千羽びらき」はふだんほどには造語攻めがなく、文章が目一杯「開かれて」いる。それでも、文章には不意のよこずらし、時間の跳躍、記憶の突発的陥入↓
残りを読む(75)

コメント

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする