ロリータとリアル・ロリータとロリータ、ロリータ、ロリータ ナボコフのたくらみと渡辺由佳里の読みと若島正の読み
- naosarakyaa
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小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の悲劇|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-10-05 17:27:51長くなるのでこのコラムには書かなかったのですが、ナボコフ自身の(あれこれある)逸話や、実際にあったこの事件前にはスランプに陥っていたのに、この事件をきっかけに書き直して『ロリータ』を完成させた可能性が高いことなども書いてあります。
2018-10-05 18:32:29@y_yt ナボコフの背景を知れば知るほど、ハンバートハンバートと彼が重なってくるんですよ。ナボコフ自身もけっこうあれこれ問題起こしていたようですし。それと、あの事件にインスピレーションを得て『ロリータ』を完成させたという知識を持って部分的に再読したら、すごく複雑な気分でした。
2018-10-05 18:46:50「他人を自分の欲望の型にはめようとする」という文学的な読み方ではなく、ハンバートの欲望の形にはまったロリータ像が独り歩きしたのが、現在広まっている「ロリコン」ではないでしょうか? ”ハンバートの視点での「大人の男を誘惑する少女」のイメージが事実のように浸透”とはそういう意味 twitter.com/a_i_jp/status/…
2018-10-05 19:03:46いやいやいや、アーザール・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』(平凡社)の後にこの記事の理解はないんじゃないかな?/小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の悲劇 | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-10-05 18:50:30@WallDecoJapan @Yuriko_echo このノンフィクションにもそういうことが書いてありました。別のところ(ちょっと失念)でも読んだのですが、ナボコフの作品は夫婦の共作のような感じだったようですね。夫の浮気とかも知りつつ、タイプや編集など影の役割を務め、しかも大擁護者だった奥さんの心境はどんなものだったのでしょうね。
2018-10-07 23:11:39随分前に読んだ原作のLolitaを読み返して、文章のすばらしさは文句なしだけれど、そんなに優れた文芸作品なのかどうかは疑問に感じた。特にナボコフの背景を知った後だと。若い頃は「すばらしい」と同意しなければ文芸を理解していないような遠慮があったかもしれない。 pic.twitter.com/MGGuJiX8IJ
2018-10-08 00:35:27本は、読んだときの年齢や心身の状態、それまでの体験でずいぶん感じ方が変わるものなのだろう。
2018-10-08 00:36:42Lolitaを単に「文学的なスリラー」だととらえたら、非常によくできた作品である。だが、今の私には、クラシックとして深読みするほどのものとは思えないのだ。それより、ハンバートの巧みな表現に隠された洗脳の力とそれに気づかず騙される読者を想像してムカついてしまうところがある。
2018-10-08 00:42:57「フィクションは純粋にフィクションとして評価されるべきだ」という意見も、ニューヨーク・タイムズ紙の書評のように「Some readers (myself included) are troubled by fictionalizations」と問題を感じる読者の意見も、いろいろあって当然だと思う。
2018-10-08 19:56:56そういった異論は家族や読書好きの友人たちとの間ではふつうに交わしている。 だが、ネットだと片方がもう一方をやりこめないと気がすまない雰囲気があるのが非常に残念。「私の意見は異なる」というのは自由。でも、本好きとして、異なる人の意見をやりこめるようなやり方はやらないようにしたい。
2018-10-08 20:04:16娘とはふだんは好きな本が一致している。でも私が大好きで5つ星与えたファンタジーを娘が嫌悪していたり、その逆もあり。年齢や体験の違いが「これはどうしても許せない」の違いとして現れているのだろう。こういった極端な違いが出てきたときの視点の違いの比較はとてもおもしろい。
2018-10-08 20:17:28私が対話したいのは、そういう視点の違いを尊重して楽しめる人だけ。 それ以外は体力も気力もすり減るだけなので避けたい。
2018-10-08 20:22:14これからも、どんな大御所がどんな書評を書いていても、自分の正直な感覚で書いていく所存です😉
2018-10-08 20:24:40いやいやいや、アーザール・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』(平凡社)の後にこの記事の理解はないんじゃないかな?/小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の悲劇 | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-10-05 18:50:30ロリータの言葉だけ先行して、我が国でナボコフ『ロリータ』は決してロリコン・ポルノとしては読まれておらず、03年『テヘランでロリータを読む』、05年の若島正訳『ロリータ』以降はもっぱらロリータ(ドロレス)のサイドから読む等、多義性・多様性の文学として受用されてるのがもはや常識かと。
2018-10-05 19:12:03そういやボルヘスもナボコフもノーベル文学賞を取らなかった。ノーベル賞取らないと、こんなひどい記事、書かれるのかね〜? 皆さん、若島正訳『ロリータ』(新潮文庫)を読みましょう! 解説は我が国で存命する唯一のノーベル文学賞作家・大江健三郎さんです‼︎ twitter.com/a_i_jp/status/…
2018-10-08 19:00:25確かに本当にナボコフの『ロリータ』読んだのかと疑いたくなる記事 小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の悲劇|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-10-07 21:50:54「ロリコン」を叩きたいために遡ってナボコフ『ロリータ』を叩いてる感じか。たとえ「ハンバートの欲望の形にはまったロリータ像が独り歩き」したのだとしても小説を責めるのはどうなのか。だって「ハンバートの欲望の形にはまったロリータ像」が最終的に崩れてそれを認識する話でしょこの小説
2018-10-07 22:24:27現代日本のロリコン作品でナボコフの『ロリータ』を参照してる例たぶんあまり無いと思う。やはり両者はかなり異質なんじゃないかな。一方で『不思議の国のアリス』モチーフが好まれてるのは気になるところ。本流はそっちなんだろう。幻想的な少女性というか
2018-10-07 22:37:59こうしてまた素晴らしい小説作品が、見当ちがいな誘導によって誤った読解へと導かれていく。未読の方は、渡辺さんの記事のことはいったん頭から消して、虚心坦懐に作品とだけ向き合ってください。>3つのRT
2018-10-07 16:56:32自分のフィールドに作品を無理矢理引っ張り上げて、自分のルールを押しつけるタイプの批評をたまに目にするけど、わたしは好きじゃないな。面白いとも思わないな。
2018-10-07 17:02:22渡辺さんは中森さんへの反論に〈「他人を自分の欲望の型にはめようとする」という文学的な読み方ではなく〉と言ってるけど、自分の『ロリータ』読解こそ、「他人の(作品)を自分の欲望の型にはめようと」していると思うな。というか、そんなものそもそも「文学的な読み」でもないな。
2018-10-07 17:05:45わたしは、山尾悠子さんの『飛ぶ孔雀』が泉鏡花文学賞を受賞したのがとても嬉しくて、出た時に中日新聞とかに書評も書いたけど、自分がこの作品のことを理解できているとはとても思わない。だから、わからないことはわからないと書いた。→
2018-10-07 18:15:03