[工夫]自閉症や学習障害の子供たちが楽しめるようにルールを変更したボードゲーム[かたろーぐ]
- guchi_fukui
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自閉症や学習障害の子と「かたろーぐ」
#netろーぐ pic.twitter.com/5kpNskmPDB
2018-10-12 08:03:46自閉症やアスペルガー症候群など、様々な発達障害を持つ子供に実際に関わった管理人が、感じた事や問題の対応方法について様々な面から調べてまとめたサイト「発達障害-自閉症.net」管理人様が、自閉症や学習障害の子供たちと「かたろーぐ」を遊んでくださったレポートをご紹介いたします。#netろーぐ
2018-10-11 17:37:00簡単なルールに変更
「今回『かたろーぐ』を利用したのは、私の勤務する放課後等デイサービス利用の自閉症や学習障害の子供たちです。 理解の能力面とコミュニケーションの面から『かたろーぐ』本来の使い方は少し難しいようなので、かなり簡単なルールに変更して行いました。」#netろーぐ
2018-10-11 17:37:20選択肢は3つに
「カタログから選ぶアイテムは3つ。大理石のマーカーは丸「○」と四角「□」とそれ以外1つの、合計3種類を使用。3つなのは、子供達が好きなものを7つも選ぶのが難しいのと、頑張って7つ選んでも、最初に選んだものを忘れてしまったり、選んだ理由を覚えていることが難しかったからです。」#netろーぐ
2018-10-11 17:37:49マーカーも認識しやすい形を
「大理石のマーカーを丸と四角ともう1種にした理由は、丸と四角以外が子供たちにとってなじみの無い図形であること。そして、丸と四角以外のマーカーは似たような形のものがいくつかあり、子供達が図形のマッチングとしても難しい様子だったことからです。」#netろーぐ
2018-10-11 17:38:10「マーカーの使用方法も、1番好きなものと3番目に好きなものを丸か四角にし、それ以外の1種は形として覚えなくても良いように、ヒントとしてめくる2番目用のマーカーとしました。」#netろーぐ
2018-10-11 17:38:50二択形式で単純にたのしめた
「今回の『かたろーぐ』ではお友達の好きなアイテム3種類から、2番目をヒントとして先に開示することで、残りの2つで「一番好きな物はどっちだ?」と二択形式となり、選ぶ側も単純に楽しむことが出来ました。」#netろーぐ
2018-10-11 17:39:13興味がなかった子供たちも途中からとびいり
「2~3人でワイワイと楽しんでいると、最初は興味が無かった子も途中から興味深そうに近寄ってきたり、「僕はこれが好き!」と話題に飛び入りし、自分やお友達の好きなもので盛り上がる様子が見られました。」#netろーぐ
2018-10-11 17:39:23「そのうちに、それぞれの子供がカタログから自分の好きな物を選ぶ遊びになってしまったものの、普段はそれほど自ら気持ちや言葉を伝えない子供が、自分の好きな物を選ぶことでお友達とコミュニケーションを取り楽しむ事ができていました。」#netろーぐ
2018-10-11 17:39:34お友達同士で貴重なコミュニケーションがとれていた
「『かたろーぐ』本来の相手の気持ちや相手の考えを理解するという部分までたどり着くのは、今回ゲームを行った子供たちでは正直難しかったのですが、『かたろーぐ』を通じてお友達同士で様々なコミュニケーションを取れていたのは良かったですし、こちらも貴重な体験になりました。」#netろーぐ
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