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tebasaki_s
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まあ、足立美術館は入館料が2,200円(大人)と結構な額なのは確かだが、パートナーカードにしちゃえば2年有効で6,000円、館内各種料金10%引(一部除く)は大きい、2年間で4回足を運べば元が取れる。
2011-04-24 19:00:00
ちなみに、足立美術館は年間で特別展が4回、日本画をふらっと見に行く習慣がついていい、創設者の足立全康氏の日本画に描ける執念も正直好感の持てるレベル。
2011-04-24 19:04:20
ちなみに、故足立全康氏はどんな人物かというと、http://bit.ly/dS2iZZ と、足立美術館HPにあるわけだが、何というかぶっちゃけ悪く言えば成金、まあ、立志伝中の人物で、どうせならここまで突き抜けるべき、共思う。
2011-04-24 19:13:28
特に共感を覚えるのは 何年も前に入手し損なった絵画について「いやまったく名作との出会いは人と同じで、縁だね。絵を集めるのは金じゃない。値段じゃない。いいものが出たら目をつむって掴んでしまえということだ。(続く)
2011-04-24 19:16:12
(前より)まったくあの絵は惜しいことをした。いまだに夜中にパッと目が覚めては思い出し、眠れん時があるよ」と口角泡を飛ばして語る姿 と言う辺りに何か物凄く共感するモノを感じてしまうのである、いや、全く。
2011-04-24 19:17:42
@chiaki_d 足立全康氏は何というかオタクに通じる何かを持っている、執念というか、コレクターというのはかくあるべし、みたいな、その言葉は私らの心に響くね。
2011-04-24 20:30:32
さて、足立美術館の創設者、足立全康氏について、この人、横山大観が大好きで、足立美術館に一大大観コレクションを持っており、「紅葉」(六曲一双屏風)等を代表とする北沢コレクションを所有しているのだが、この入手経緯が面白い。
2011-04-24 20:51:15
一度公開された北沢コレクションを見た足立氏、是非コレが欲しいと四方八方手を尽くして入手出来ないか、って所で名古屋の管財人が一括管理していることを知り、更にその中に大観を知ったきっかけになり、是非入手したいと考えていた「雨霽る」まで入っていることを知り驚愕。
2011-04-24 20:55:58
と言う訳で、足立氏、入手の為に交渉を開始、二年がかりの交渉の末、ついにコレクションをまるっと入手出来る事になる…かに思われたが急転直下。
2011-04-24 20:58:36
全部は難しい、「雨霽る」と「夏」をはずしてくれと管財委員会から言われ愕然、黙っちゃおれんと管財委員会に乗り込み一席ぶつ、このときの台詞が中々痛快で。
2011-04-24 21:03:05
乗り込んだ管財委員会、一同を前に全康氏「一目惚れの女性に2年も通い続けて枕金も決め、さあ床入りという時に、枕をかかえて逃げられるようなもんだ。そりゃあんまりじゃないですか」とかき口説くように一席ぶち泣き落としを敢行、無事全コレクションの入手に成功したのでした、まる。
2011-04-24 21:08:14
そんな全康氏が生まれ故郷の安来に美術館を建て、故郷に錦を飾り、亡くなった後も日本でも有数の美術館として年間50万以上の集客力と世界一の日本庭園との評価を受けるのは、ただのコレクターではなく一廉の人物であった事を示しているのだろうな、共思うのだが。
2011-04-24 21:14:03
そんな足立氏のこの言葉「いやまったく名作との出会いは人と同じで、縁だね。」「絵を集めるのは金じゃない。値段じゃない。いいものが出たら目をつむって掴んでしまえということだ。」と言う言葉は何故か私の胸を打つのであるよ
2011-04-24 21:16:32