4/25 観光産業論(田村馨)の講義ツダり

福岡大学商学部で行われている観光産業論(田村馨)の講義内容をツダりました。
0
まっぽ(17歳) @mappo17

おはようございます。今から観光産業論の講義内容をつぶやきます。

2011-04-25 10:47:48
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「前回の講義内容の復習。18世紀欧州に産業革命が起こり、これまで手でつくっていた商品を機械で作れるようになった。コストは下がり、大量生産・大量消費の時代が始まる」#VI

2011-04-25 10:50:38
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「日本では1960年からの50年間で、小売業の数が約6倍になった。売り場面積は12倍増加。しかしバブル崩壊後の90年代以降はほとんど伸びず、『踊り場』が続く。つまり従来型のビジネスモデルが通用しなくなった」#VI

2011-04-25 10:57:51
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「ちょっと天神の話をします。この12年間で大型百貨店があちこちにできる。しかし売上はほとんど伸びていない。やはり天神でも大きいものをつくり、大量に売るというビジネスモデルは通用しなくなっている。」#VI

2011-04-25 11:01:43
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「福岡市全体でも売り場面積は増加。しかし売り上げは低下。天神しかり、福岡市しかり。」#VI

2011-04-25 11:04:43
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「売り場面積は伸びたが、売上は伸びなかったので、土地の価格は下がった。」#VI

2011-04-25 11:06:55
まっぽ(17歳) @mappo17

福岡銀行調査月報3月号に寄稿した「新博多駅開業と九州新幹線全面開業-福岡市をめぐる小売集積の変遷と消費者の変化を踏まえての展望-」http://www.fukuoka-fg.com/tyosa/201103/all.pdf #VI

2011-04-25 11:07:20
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「ちょっと別の話をします。どんたくは連休で200万人が集まります。でも200万人という数をどうやって数えているのか?」#VI

2011-04-25 11:09:07
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「どんたくが行われている範囲の中から一部分を切り取って、そこにいる人の数をかぞえる。そしてそれをどんたくが行われている範囲全体ぶんまでかける。そうやって数をかぞえる。」#VI

2011-04-25 11:11:55
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「ドームのプロモーションの一つとしてではタダ券を配るというのがある。ただそれによって集まった人は集客数として数えてよいか?本来タダ券によるお客さんとお金を払って来たお客さんは区別しなきゃならない。」 #vi

2011-04-25 11:17:25
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「つまり何を言っているかというと、“数字は一人歩きする”ということ。多くのところで使われている数字はあてにならない?ただしい数字を読み取れるようになる必要がある。」 #vi

2011-04-25 11:21:25
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「イベント会社の集客数の集計結果よりも警察による集計結果の方があてになる。イベント会社は自分たちの都合のいいように数える。警察はきちんとした数を数えなければならないので、わりときちんとした数がでる」 #vi

2011-04-25 11:26:38
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「100万部売れている雑誌、40万部売れている雑誌、数字だけを比べるのはナンセンス。マーケティングの原則からすれば、“ターゲットにどれくらい売れているか”というのが一番重要。」#vi

2011-04-25 11:31:28
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「しかしなぜ数字が重要といわれるのか?ドームの場合は数字があれば、ドームを媒体として買ってくれる広告会社やテレビ局に対してそこの媒体価値を示しやすいから。」#vi

2011-04-25 11:35:26
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「数字があれば良い、つまり“規模至上主義”というのが従来の日本では通用した。しかしそれはあくまで“右肩上がりの経済成長”というのが前提。日本がマイナス成長をし始めた今、このビジネスモデルはもはや時代遅れ。」#vi

2011-04-25 11:39:53
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「たくさん人を集めれば良い、数字の一人歩きが通用していた時代は終わった。経済成長期に通用していた“ごまかし”や“隠蔽”をしている会社はどんどん潰れていく。従来の常識は通用しない時代がきた。」#vi

2011-04-25 11:42:44
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「今朝の基礎ゼミの話をします(笑)。グループワークをしました。なぜかわからないけど皆離れて座るわけです。これは日本の教育がグループで話し合う時に真ん中に机を置いてからするというのが原因。机はいらない。もっと近づいて話し合わないと話し合いにならない。」」#vi

2011-04-25 11:46:36
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「ということで教育にも問題がある。例えば大学でも未だに大規模講義がほとんど。しかしそれによる教育効果はほとんどない。少人数で質の高い教育をしていくことが重要。規模よりも質。」#vi

2011-04-25 11:49:16
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「今教育に求められるのは、“考える力”。企業も考える人材というのを求めている。考える力を鍛えるためには大規模講義ではほぼ不可能。しかしこの講義ではなるべく皆さんに考える力が身に付くような講義をしていきたい。」#vi

2011-04-25 11:52:08
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「大学のビジネスモデルも学生が集まれば良いという問題ではなくなっている。100人に均質の教育を行うという形ではなく、100人なら100通りの教育が必要になっている。キーワードとしては“参加”や”関与”。皆さんの参加や関与の度合いによって教育の質も変わってくる。」#vi

2011-04-25 11:57:42
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「OECDがやっている“PISA”という試験があります。これは先程いった“考える力”をはかる試験です。これまでの暗記型の試験とはまた違った結果が得られる。日本だけでなく世界中で“考える人材”が求められている。」#vi

2011-04-25 12:00:55
まっぽ(17歳) @mappo17

田村「『なぜ?』と問われて、『わかりません』ではいけない。『なぜ』『どうして?』を自分なりのロジックで考えなければならない。」#Vi

2011-04-25 12:01:52
まっぽ(17歳) @mappo17

TLをお騒がせしました。また次回。それでは。 #VI

2011-04-25 12:20:27