ジャーナリスト・岩上安身(@iwakamiyasumi)さんによる共同記者会見(第1回 4/25)まとめツイート

フリージャーナリストの岩上安身さんが、4月25日17:20頃から始まった原発事故対策本部共同記者会見(第1回)に参加しながら要点をツイートされたものをまとめました。岩上さんには次のインタビューの予定があるため、20:00頃までになっています。
3
岩上安身 @iwakamiyasumi

統合本部の会見始まる。細野豪志補佐官の最初の挨拶。「これまでも、情報の隠蔽はない、情報の透明性を保つ、厳しい状況にていて」と。原子炉の状況と、政府の対処についてのみ、この会見で話す、と。

2011-04-25 17:31:49
岩上安身 @iwakamiyasumi

細野豪志補佐官の続き。「環境モニタリングの結果をこれから月二回発表、明日から。スピーディーの情報を出せなかったのは申し訳ない。これから、アーカイブ分も出して行く」

2011-04-25 17:37:31
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。これから3つのテーマで話す。まず、環境モニタリング。東電の松本氏が説明。次に文科省の担当官から、海域モニタリングの強化について。海表面だけでなく、海中のモニタリングも行う。

2011-04-25 17:46:06
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。第二のテーマ、スピーディーについて。放出源情報が得られない状況で、拡散予測を出せなかった。これから、スピーディーアーカイブで過去の分まで、毎時刻分、公開する。

2011-04-25 17:56:16
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。毎日お昼の12時に、その日の分のデータを公開してゆく。3つ目のテーマ、各プラントの現状を東電が報告。大量の資料が配布され、早口で、数値を並べてゆくので、ついてゆくのが大変。1~3号機とも、淡水注入。瓦礫の撤去を続け、外部電源の工事を行っている。

2011-04-25 18:05:20
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。東電の松本氏から、保安院の西山氏の説明。資料なし。原子炉の状況、第一、窒素を投入。第二に、大量の水を注入。第三、熱交換機能をつける。そのためのリスクを考える。二号機は、格納容器のサブレッションプールに穴があいているので、その対策がいる。

2011-04-25 18:13:19
岩上安身 @iwakamiyasumi

西山氏の続き。もう一つの問題、使用済み核燃料プールの問題。どのように閉じ込め、冷やすか。決定的答えなし。放射能汚染された排水の処理、悩ましい問題。これも具体策が語られることなし。安全当局としての観点を述べただけ。

2011-04-25 18:16:56
岩上安身 @iwakamiyasumi

質疑に入る。積算放射線量についての質問。内閣府の本府参与の廣瀬研吉氏が回答。わかりづらい回答。最初は読売、次は日経の記者。毎度お馴染みの順番。

2011-04-25 18:21:17
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。責任についての質問。保安院西山氏、責任を感じている。安全委員会、廣瀬氏、安全にベストを尽くしてきたが、そういう指摘があるかもしれない。安全委員会の他人事ぶりたるや。唖然とする。

2011-04-25 18:23:32
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。直接の謝罪は? 保安院、考えている。安全委員会、自らを検証する。

2011-04-25 18:25:06
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。フリーの横田氏の質問。なぜ発送電の分離や地域独占を改めようとしないのか? 細野氏、自分の権限を超える。自分は、事故担当。

2011-04-25 18:27:30
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。朝日の記者。なぜ、統合本部は、これまで会見を開かなかったのか? 細野氏、会議は総理の指示で、随時行ってきた。議事録は残していない。合同会見の実施については、賛否両論があった。

2011-04-25 18:32:00
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。大雑把な会見にならないか、というNHKの記者。細野氏、統合本部の会見は行うが、それぞれ立場が違うので、それぞれが会見を行うことはこれからもありえる。

2011-04-25 18:36:04
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。スピーディーについての質問。安全委員会の回答。これから、スピーディーのアーカイブを公開してゆく。環境モニタリングの開始に文科省が取り組む、という整理をする中で、、、以降、何を言っているか、まったく不明。細野氏が補足。スピーディーは推測値だあって、実測値と違う。

2011-04-25 18:45:14
岩上安身 @iwakamiyasumi

細野氏の続き。スピーディーの使い方、扱い方がわからなかった。今後、ベントをやる時に、風向きを予測するため、出すべきであろう。さらに、政府がやっていることなのだから、情報公開の観点から、公開すべきだろう。

2011-04-25 18:51:50
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。田中龍作さんの質問。保安院は、電気事業者の天下り先であり、文科省は原子力の安全神話をばらまき、原子力安全委員会のトップは推進派。メディアは広告を受け取っている。国民は信用していない。細野氏の回答。そうした不信感があることは承知している。それを払拭するのが、政治家。

2011-04-25 18:57:16
岩上安身 @iwakamiyasumi

細野氏の続き。今後も、フリーにも開かれた会見を続けたい。天下りも必要なら明らかにしてゆきたい。しかし、広告については、民間と民間の契約なので、それを明らかにするのはいかがなものか。

2011-04-25 18:59:13
岩上安身 @iwakamiyasumi

江川さんの質問。スピーディーについて、過去の推測値を出すということか? モニタリングは、各地点で統一されたやり方でやっているのか?どちらも、その通りと回答。

2011-04-25 19:05:18
岩上安身 @iwakamiyasumi

アエラの記者の質問。なぜ、注水、ベントが遅れたのか。細野氏の回答。淡水か海水か、考える余裕は政府にも東電にもなかった。そうするうちに内圧が高まり、ベントせざるをえなくなり、政府は命令に切り替えた。東電はルーティンとして電力を供給するには向いているが大きな事をやるには向いていない。

2011-04-25 19:11:03
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。TBSの記者、工程表について政府は責任を共同で負うのか。細野氏、工程表を作成したのは東電だが、我々も、相談に乗った。我々にも責任がある。関連しての質問に、工程表を根本的に改めるような事態にはなっていないはず。改めるときには、我々が介在して責任を負う。

2011-04-25 19:16:51
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。週刊金曜日の質問。作業労働者の被爆の問題について。造血幹細胞を採取すべき。細野氏の回答。何度か加わって議論してきたが、その必要性ははない。急性の被爆の可能性は少ない。作業員の安全は東電が責任を負うのは当然だが、政府も責任を負う。

2011-04-25 19:22:10
岩上安身 @iwakamiyasumi

木野さんの質問。工程表について、一週間たったが、進捗状況は。東電の松本氏の回答、分母がないので何%進捗したとはいえない。細野氏の回答、国際社会の要請もあり、遅くても九ヶ月以内に収束すべき。

2011-04-25 19:26:19
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。私の質問。二点。第一は工程表について。具体的な手段が明記されていない。手段について複数検討中という場合は、その検討中の複数の手段を開示できないか。細野氏の回答。いろいろ考えている。具体的に質問してくれれば、回答する。

2011-04-25 19:46:38
岩上安身 @iwakamiyasumi

私の質問の続き。工程表を作成するための前提が静的な状態ではない。変化しうる。余震のリスクもありえる。九ヶ月の間に前提が変わり、複数のシナリオがあり得る場合、開示すべきではないか。細野氏の続き。余震リスクについても考えている。

2011-04-25 19:57:49
岩上安身 @iwakamiyasumi

私の質問に対する細野氏の回答の続き。しかし、震災と同じ規模の地震や津波を想定したら、何年かかるかわからない。前向きに考えている。←前提の変化シナリオも、手段も、複数ありえるので、その複数のシナリオを並べて示すべき、という趣旨なのだが、微妙に外した回答が返ってきた。

2011-04-25 20:03:08