ポール・オースター『インヴィジブル』まとめ(モーメントからのサルベージ)

ポール・オースターの『インヴィジブル』の日本語版が出ましたのでまとめてみました。
2
リンク Twitter ポール・オースター『インヴィジブル』まとめ ポール・オースターの『インヴィジブル』の日本語訳版が刊行されたので、まとめてみました。
Title(タイトル) @Title_books

ポール・オースターの最新刊は、『ムーン・パレス』と同じ1960年代後半のアメリカを舞台にとりながらも、成熟した文体と様々な「声」が聞こえてくる、ぐっと落ち着いた内容。自らの輪郭を確かめるような物語は、ずっと一貫してあるものに思える。訳は柴田元幸さん『インヴィジブル』(新潮社) pic.twitter.com/5JdJu8giyU

2018-09-27 14:07:29
拡大
奥村ペレ @okumurapele

12世紀プロヴァンスの詩人ベルトラン・デ・ボルンとエドガー・アラン・ポー。ふたりの詩人。 物語の導入部がグッとくるね。 ポール・オースターの『インヴィジブル』 pic.twitter.com/mO6VU8JGNL

2018-09-27 20:43:18
拡大
熊谷充紘 @kumagai_mistu

ポール・オースター/柴田元幸訳『インヴィジブル』(新潮社)。自分の姿は鏡や写真で見ることはできても、衆人環境にいる自分を見ることはできない。インヴィジブルな自分を、書くことは在ることにする。書くことで在ったことになる。別の人生でさえ。 pic.twitter.com/3FRcd03hac

2018-09-28 20:56:46
拡大
うさぎや @USAGIYATSUTAYA

『インヴィジブル』入荷しています 現代アメリカ文学を代表するポール・オースター、邦訳書としては1年半ぶりの新刊です。 〈文学を志す大学生が、禁断の愛と突然の暴力に翻弄され、思わぬ道のりを辿る。〉〈事実と記憶と物語をめぐる長篇小説。〉 注目です。 #インヴィジブル pic.twitter.com/SntUKjMxTL

2018-09-29 11:00:06
拡大
奥村ペレ @okumurapele

ポール・オースター『インヴィジブル』☆5。1960年代の肝所、それは米ソ代理戦争=ヴェトナム戦争の勃発にあった。これを機に、世界・共同性も、個人も、〈不可視〉なる幻想を一段と強いられた。例えば、フランスの五月革命はその典型である。だから時代の鏡像(小説)は構造的にインヴィジブルなのだ。

2018-09-29 21:10:38
藤原編集室 @fujiwara_ed

ポール・オースター『インヴィジブル』(柴田元幸訳、新潮社)「突然の暴力と禁断の愛に翻弄されたある男の生涯。明らかになる衝撃的な出来事と、さらに深まる謎――。男が書き残したのは、彼の ほ ん と う の人生だったのか?」 pic.twitter.com/3NRSoMsUhQ

2018-09-30 09:16:43
拡大
tanko @tankojerry

出だしから話手が変わりミステリアスな状況になる。登場人物と人間関係が肉厚に描かれていて読者は飽きずに読める。視えないものに突き動かされとらえどころのない世界に。人生は明朗なものじゃないから。外文好きなら絶対買うよねの1冊。「インヴィジブル」ポールオースター著 新潮社刊 pic.twitter.com/d43KSUMUaC

2018-10-01 08:36:49
拡大
読書狂う @hiedanoare0924

ポール・オースター『インヴィジブル』(柴田元幸訳)を読み始める。三部構成のうちの一部を読み終えた段階でひといき、めちゃめちゃおもしろい… pic.twitter.com/36nfZTOLbi

2018-10-01 18:46:38
拡大
itokan - hiroaki ito @itokan

ポール・オースター「Invisible(インヴィジブル)」読了。もちろん柴田元幸訳。今までにないスタイルと展開にもかかわらず、ほぼ一気読み。いや〜精緻かつリアリティあるストーリーテリングに、毎度、圧倒されます。

2018-10-02 00:42:18
ニャンおっ太 @nyan_otta

ポール・オースター『インヴィジブル』装丁が ソール・ライター (オースターとも共著を出したカメラマンでドキュメンタリー「急がない人生で見つけた13のこと」の字幕は柴田元幸先生)なのですが、被写体の匿名性が高い抽象的な彼の写真まさにインヴィジブルのイメージそのもの。 pic.twitter.com/ZbAR15Oqmk

2018-10-02 09:29:42
拡大
Sleepyhead | 音楽のブログ @SleepyHead_blog

ポールオースター『インヴィジブル』買いました。もうね、僕の20代はポールオースターによって作られたと言っても過言じゃないぐらい読んだから、久しぶりに新刊を読むと止まらない。偶然とインテリと文学と詩とフランス。相変わらずブレない。

2018-10-03 19:43:07
Sleepyhead | 音楽のブログ @SleepyHead_blog

もう止まらない...ポールオースターの作品って偶然が原動力なんですよ 現実は小説より奇なりなんて言うけど、ポールオースターの小説よりおかしな現実なんてないでしょ、って感じです pic.twitter.com/2quls0YtOP

2018-10-03 23:05:21
拡大
新潮クレスト・ブックス+海外文学編集部 @crestbooks

巧緻で精妙で美しい――ポール・オースター『インヴィジブル』評・松浦寿輝(Book Bang) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/article?a=2018… @YahooNewsTopics

2018-10-05 10:52:28
熊谷充紘 @kumagai_mistu

ポール・オースター『インヴィジブル』は、君という二人称によって何が真実かわからない空間が生まれ、『ムーン・パレス』より文章も息が長くなり、先行きが不透明。 これは朗読で体験するといっそう切迫感がある。 来週の柴田元幸さんとランテルナムジカのツアーでやります。ignitiongallery.tumblr.com/post/176914475… pic.twitter.com/08frqER6jL

2018-10-05 12:34:27
拡大
拡大
拡大
拡大
shigekiakai @yoshinokuzu

巧緻で精妙で美しい――ポール・オースター『インヴィジブル』「しかし、最終的にはこれは、或る醇乎とした青春小説――悲痛で美しい青春の物語なのではないかという感想が残った。」松浦寿輝氏 shinchosha.co.jp/sp/book/521720/

2018-10-06 02:58:56
メセニ @metheny39deco

【インヴィジブル/ポール・オースター】面白かった。冒頭から「あぁ、オースターの世界に踏み込んだな」というのがひしひしと伝わる。それぐらいいつものオースター節ではあるんだけど、これまで以上に物語が… → bookmeter.com/reviews/752357… #bookmeter

2018-10-06 07:17:24
大竹昭子<カタリココ文庫> @katarikoko

ポール・オースターの新刊『インヴィジブル』を一気に読了。とっても奇妙で魅力的。こういうことはめったにしないが、閉じてすぐに読み直している。話がわかっていても引き込まれる。人物造形のすばらしさだ。

2018-10-06 18:06:35
Sleepyhead | 音楽のブログ @SleepyHead_blog

読み終えた タイトルにもある「invisible」の通り、物語の構造も複雑で、語り手が入れ替わるし、小説内小説のスタイルで、敢えて「すんなり理解できない」ように作られている 余韻を残す終わり方で、最後まで物語の全容がはっきりしないし、次々と新しい事実が明らかになるなど、抽象的な魅力がある

2018-10-06 21:19:38
Sleepyhead | 音楽のブログ @SleepyHead_blog

恵まれた環境で育つ文学で生きていくと決めたインテリの若者が、人生を決定的に変容させる出来事にあってしまう。その事実を後から振り返り、追いかけていくスタイルはポールオースターが得意とする構造なんだけど、よくもまぁこんな複雑なのにページをめくる手を止められない引力のある小説を書くな

2018-10-06 21:25:15
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

ポール・オースター『インヴィジブル』(新潮社)読了。まぎれもなく傑作。オースターといえば初期作《ニューヨーク三部作》の才気走った印象が強いが、この長篇では新鮮さを失わぬまま、驚くほど円熟味を増している。 pic.twitter.com/LDOM84wBM5

2018-10-07 00:04:14
拡大
読書狂う @hiedanoare0924

ということでまずは前述のポール・オースター『インヴィジブル』読了。帯にも書いてあるけど、フィクション/ノンフィクション、書き手、語り手、聞き手、読み手、あらゆる境界線が揺さぶられる大変読み応えある作品。なぜ三部構成と勘違いしたのか、実際は四部構成でした。これはぜひ読んでほしい。

2018-10-07 03:23:42
江南亜美子 @ami_ena

またオースターの話術にまんまと嵌まった。『インヴィジブル』(新潮社/柴田元幸訳)。物語の主軸は、内なる暴力が露わになる悪魔的男と、内なる正義に突き動かされる善人の男の対立だが、小説内小説の形式がとられ、複数の語り手が登場し、読者に物語全体を見通させない不可視の領域がある。うまい。 pic.twitter.com/wALO93WHRt

2018-10-07 15:24:08
拡大
江南亜美子 @ami_ena

(続き)67年という時代背景。ニューヨークとパリ、都市のあいだに身を置く男たち。人生を語ることの困難……。ストーリテラーとしてのオースターの魅力があふれた一冊だった。ソール・ライターのカバー写真も、内容とマッチしていいですね。『インヴィジブル』。

2018-10-07 15:24:30
yabutaaaaang @yabutang

ポール・オースター「インヴィジブル」。解明されない事実(事実の究明が主題ではない)や複数の語り手の混在で全体的に不穏さが底流をなしていてポール・オースターの御家芸が深みを増している印象。表紙のソールライターの写真も顔のない匿名性を感じさせて作品とマッチしてる。 pic.twitter.com/JCi2tm9mDi

2018-10-07 22:08:56
拡大
1 ・・ 4 次へ