集団構成員の「自己犠牲」を賛美する風潮とそれを傍観する感覚麻痺について

表題関連のツイートをまとめました。一線を越えた「チームのための自己犠牲」を美談化して消費する「風潮の危険性」という問題と、選手が目の前で大怪我しているのに傍観する「当事者意識のない運営サイド」の問題、どちらも今の日本社会の病理を示唆する現象だと思います。 下のまとめも関連テーマを扱っていますので、よろしければ合わせてお読みください。諸々の問題を混同せず腑分けして考える上で、参考にしていただければ幸いです。 選手の苦痛や過労も美談化する「高校野球文化」への疑問について 続きを読む
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki

このアクシデントを「美談」とする風潮について、同チームの広瀬永和監督は「これは美談ではない」と指摘した(日刊スポーツ)nikkansports.com/sports/athleti…「ボクシングで選手がグロッギー状態になった。次のパンチで、深刻なダメージを受けるかもしれない。セコンドが自分の選手を守るために、棄権を申し

2018-10-26 15:24:31
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

(続き)出たとしよう。そこで審判が『まだファイティングポーズをとっている』『まだ意識がしっかりしている』という理由で、試合を続行させるだろうか」「今回の件で、広瀬監督は『やめてくれ』と主催者側に伝えた。主催者側から、チームの棄権の意向を伝えられた審判は『選手に続行の意思がある』と

2018-10-26 15:26:23
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

(続き)それを“差し戻して”同監督に再確認している」「チームの現場責任者が棄権を申し出た以上(略)審判の主観はいらない。続行によって選手生命に影響が出るかもしれない」 選手に続行の意思がある云々は、干渉することで生じる責任を回避するために傍観を選んだ人間の、責任逃れの言い草だろう。

2018-10-26 15:28:26
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

四つんばいリレー飯田が手術、監督「美談ではない」(日刊スポーツ)nikkansports.com/sports/athleti…「飯田のアクシデントは『感動した』『止めるべき』と賛否両論を巻き起こしている。当事者の広瀬監督は『これは美談じゃない。200メートルも膝を引きずって今後どうなるか。影響があるのか、本当に復帰できる

2018-10-26 15:29:38
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

(続き)のか。今の時点で何ともいえない。それを『頑張った』とか『美談』とかいうのは…。アスリートファーストを考えると、ちょっと違うのではないでしょうか?』と違和感を口にした」 美談化する人々は、選手の苦痛や後遺症など何も考えておらず、ただ感動ネタとして消費するだけ。無責任すぎる。 pic.twitter.com/pHs94l8u49

2018-10-26 15:31:56
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki

これはスポーツ界だけの話ではない。あの痛ましい自己犠牲を「所属チームのため」という図式で美化肯定しているのは、日本の一般社会を構成する人々。この図式による自己犠牲の美化肯定は、所属チームを会社と置き換えれば過労死と重なり、国家と置き換えれば先の戦争での際限ない死者の増大と重なる。 pic.twitter.com/Zo79IBNrz9

2018-10-26 15:34:39
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