『2018.10.25 エネ庁広報 東京電力福島第一原発で進められている「汚染水」への対策。汚染水問題の基礎や最新情報をわかりやすくシリーズでご紹介します』のわかりにくさ 木野龍逸さんのツイートまとめ
- uchida_kawasaki
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端的にいえば「本当」なのに、よーく読まないとそのことがわからない書き方。記事としては落第だけど、官僚答弁としては合格なんだろうな。 →安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策①「ALPS処理水」とは何?「基準を超えている」のは本当?|資源エネルギー庁 ow.ly/D9kv30mnBA8
2018-10-26 13:40:41最初の見出しで「「ALPS処理水」とは?汚染水とは何が違う?」とあるけど、読んでも何が違うのかよくわからず、最後に「事故発生直後の汚染水とは、安全性の面で大きく異なる」と結論。要するに濃度の薄い汚染水であって汚染されてることには変わりがないので、そのことを書けばいいのにわかりにくい。
2018-10-26 13:45:44記事全体の大見出しの立て方と、結論として何を言わないといけないのかがリンクしてない、悪い事例。でも国会での官僚答弁を聞いてると、質問と噛み合ってない回答が多いから、その意味では目的は果たしてるのかもしれない。とはいえ市民の理解を得るという最終目的は、これじゃあ果たせないです。
2018-10-26 13:48:24結局のところ、きちんとわかりやすく書くと問題点が明確になっちゃって都合が悪いから、こういう書き方になるのかもしれない。汚染水かどうかは、その液体が仮に環境中に漏れたときに、放置してもいいのかどうかが判断基準になるはず。福島第一で仮にALPS処理後の水が漏れたら、それは事故だし。
2018-10-26 13:51:10それに、福島第一以外の原発であれば、ALPSで処理したものであっても、そのへんに置いておくわけにはいかないレベルの汚染水だし。単に周辺環境が尋常ではない状態になってるから目立たないだけで、法的にも汚染は汚染。トリチウムだからいいとかいう話は根本から間違ってると思う。
2018-10-26 13:52:48事故前の常識をひっくりかえすような、こんな議論を俎上に載せるから、話がおかしなことになるんだろうな。事故があったからといって基準を緩めたままにしてたら、基準にならないです。大きな事故ほど、その後の対応をしなくていいことになっちゃうから。それは社会倫理の崩壊だと思うんだ。
2018-10-26 13:54:47しかも、こういうわかりにくい書き方をすると、読み取り方が人によってまちまちになる。それが分断を生む構図でもあるのではないかかと。国にすれば、意図的に分断を生むようなことをしているから狙い通りなのかもしれないけど(過去の公害事件と同じ)、地域にとってはいいことがないと思うのです。
2018-10-26 14:02:35