ryoku28さんの魔法少女まどか★マギカ 、魔女に関する断片的思考 ~逃げちゃだめだ!全力で逃げます~
- Aznyan_Ultimate
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私は「まどマギとは何か?」とか「まどマギはエヴァを超えたのか?」なんて議論には興味がなかったりする。というのも、見ているアニメの絶対数も少ないし、世代論やカルチュラル・スタディーズを目指そうなんて野心はこれほどもないのでして、私に与えてくれた不分明な塊を開いていく、ただそれだけ。
2011-04-24 12:12:2112話最初のまどほむの関係性は、「まど(弱)ほむ(強)」ではなく、一番最初の出会い(だが、それが最初だったのだろうか…)の時の、「まど(強)ほむ(弱)」に近くなっているな。そして、ほむ(弱)を受け止めているまどか。
2011-04-24 12:58:45なので、書きたかったことの周りにある部分を書こうと思うけど、「魔女」は<大人>や<母>というよりは、<他者>であり<悪>であろうが、<他者>に対してどう向き合えばいいのかってのはやはり常に難しい問題。「人間」の命を奪い、絶望を撒き散らす魔女を消滅させることが果たして救いになるか。
2011-04-24 22:37:56もう少し言えば、魔女は「人間」なのか、という問いを立てることも許されるだろう。というか、まどかがオクタヴィアに「さやかちゃん!」と呼びかけるところに、他者への呼びかけを私は考える。オクタヴィアは呼びかけに応答しない。
2011-04-24 22:40:48呼びかけに応答しない他者、永遠に宙づりにされた、私の声に、私はどのように他者を見なし、行動すればいいのか。まどかの出す答えは「さやかちゃんも本当はそんなこと望んでいないはずだよ!」である。
2011-04-24 22:44:20まどかの愛するのは「人間」であり、「魔女」ではない。すなわち、希望であり、絶望ではない。だが、まどかの語る、希望とは? そして、絶望とは? 時に「魔法少女-魔女」の規則では、魔法少女から魔女への移行は不可逆性の性質を持っている。すなわち、完全なる絶望に至ると呪いそのものになる。
2011-04-24 22:48:08そして、魔女から魔法少女へは戻れない。限界点を超えて魔女になった時に、人は害を与えられた分、人に再び害を与える。(魔女とは単なる暴力的存在というより、暴力を受けたが故に再び暴力を返す存在である。だが、それは政治的意図をもった「反抗」と区別する必要があるのか、それともないのか…。)
2011-04-24 22:51:40まどかが消しさるのは、魔女であり、それは反対暴力さえも行わない(暴力を甘んじて受ける)という構図なのではないか──と思うのだが。「魔女-左翼」的図式が我ながら難あり過ぎることは勿論分かっているが。──結局、まどかの語る希望とは、そしてまどか=希望とは何なのか。
2011-04-24 23:02:23いきなりふわっと「どうでもよくね?」という悪魔のささやきが下りてきた…。このままだと断片的思考過ぎるが、少し放置しておきます。まず連ツイはやはりメモ帳で完成させてからやるべしだな…。
2011-04-24 23:05:16