文藝春秋11月号。大学入試の国語に記述式が加わるが、読まされるのは駐車場の契約書などで、高校の国語は高2高3は「文学国語」か「論理国語」のどちらかしか選択できなくなる、入試を考えてほとんどの高校が「論理国語」を選択するだろうと。高校から文学作品が消えようとしてる。亡国まっしぐら。 pic.twitter.com/jrSA04HtGj
2018-10-27 13:25:07この人の言葉を思い出す。 twitter.com/arapanman/stat…
2018-10-27 13:27:03「アダム・スミスは言った お金を稼ぐ目的は教養を学ぶ為だと 人文学 つまり哲学 宗教 歴史 文学を学ばない限り 安定した持続可能なシステムにたどり着くことはできない 問題を解決するのに必要な見識 社会のビジョンは教養ある創造力豊かな人間から生まれる」…そういうものを捨てようとしてる日本。 pic.twitter.com/tMOtzA6krC
2018-07-07 21:16:35水村美苗さんはこの危機をどう思っているだろう?『三四郎』の先生のように「(日本は)滅びるね」と冷めた目で見ているだろうか? twitter.com/arapanman/stat…
2018-10-27 13:33:08多くの国で自国の優れた近代文学の古典を読み継ぐことが国語教育の主眼に置かれているのに対して(例えば英語圏ではシェークスピア)、日本では漱石や鴎外さえも教科書に載らなくなり、ゆとり教育の揺り戻しがあっても国語の授業時間は増えなかったことに著者は危機感を抱いている。
2017-11-05 14:27:32@arapanman 文学と論理を分けること自体、ナンセンスなような。契約書のような文書でさえ読解では文脈を意識しなきゃいけないわけだし。
2018-10-27 17:52:25@arapanman 文学は娯楽って、嘘を嘘と見抜けない人なんじゃ…。文学を正確に読み解くには高い論理的思考力が必要なのに…。
2018-10-27 18:11:08@arapanman twitter.com/arapanman/stat… 高校教育、文芸に傾倒しすぎた結果、 契約書すらまともに読めない「カモ」を量産し続けた。 消費者保護・勤労者保護が貫徹できなければ、生涯文芸を愛でるに必要な生活基盤すら、破壊されてしまうのだ。 急がば回れ、です。
2018-10-28 10:08:55引用RTの中で少なくない人がこの新方針を支持していて驚く。近代文学に限らないが、人の心理の普遍性を知り過去の日本人に想いを馳せるのは感情を豊かにしてくれるし、過去の習俗を知ることは日本文化の歴史を学ぶことに繋がる。そういうことは価値がないと思ってるんだろうか。文化捨てるのか?
2018-10-28 12:12:33@arapanman 昔から、「国語」という科目名には違和感があった。これを機に、「日本語」、「文学」、「論理学」に再編したらいい。「文学国語」や「論理国語」は,それこそ論外だ。 高校でも大学でも、いまや、しょうもない授業科目名が並んでいる。ますます学術後進国に突き進んでいる。
2018-10-28 15:35:02@arapanman 私は出口汪先生@deguchihiroshi の参考書で論理的思考を身につけ、ありがたいことに今も大いに活用している。論理的に頭を使うことを教育現場で教えようという目的には賛成だが、その一方で選択制の「文学国語」「論理国語」にシンプルに区分けるという手段には反対だ。
2018-10-28 16:40:51国語の授業である作家の作品に出会い、「全部読んでみたい」「他の作品も読んでみたい」となることは、ある意味人生を豊かにすることだと思う。今読書週間で先日も新聞に2人に1人は1か月に1冊も本を読まない旨書かれていたが、だからこそ文学に触れる機会は確保されるべきでは?特に思春期には。
2018-10-28 17:05:55@mkwrd @deguchihiroshi 私も代ゼミ大阪校で、出口汪先生に論理的思考を学んだ者です。「小説だって論理で解答を導き出すんですよ。問題文の最初を見てください。『次の文章を読んで問いに答えなさい』と書いてあるでしょう。『次の文章』に書いてある事以外は解答じゃないんです」先生の声が聞こえてきそうです。
2018-10-28 18:06:53@arapanman 先日親戚の子が教科書の「山月記」を開いていて、懐かしいと見ていたら、その場にいた母親や祖父母も、学生時代に読んだなあと。そういう世代を越えた共通認識が消えるのは単純に寂しいことだな。普段文学の話なんてしなくても、「こころ」も「山月記」も記憶を辿れば誰もが知っているものだったから。
2018-10-28 20:11:02昼寝しようとしてる時に当該の記事を読んで、それ以降眠れなくなるくらい衝撃的だったんだけど、「これで亡国とか草」「文学は趣味で読むもの」などと引用RTしてくる人達が一定数いて凄い認識のズレを感じてる。危機感を共有してくださる方が多いので救われてるが。
2018-10-28 20:25:15@arapanman 1984年の世界かよ。 「・・・ニュースピークは実際、語いが年々増加するのではなくて減少するという点で、他のほとんどの言語と異なっていた。削減するたびに利益が生まれた、というのも、選択範囲が狭まれば狭まるほど、何かを熟考しようとする誘惑が小さくなるからである。・・・・・」
2018-10-28 20:57:22@arapanman 「・・・ニュースピークの目的は挙げて思考の範囲を狭めることにあるんだ。最終的には<思考犯罪>が文字通り不可能になるはずだ。何しろ思考を表現することばがなくなるわけだから。・・・」
2018-10-28 20:59:46@arapanman 「・・・自由という概念がなくなってしまったときに、<自由は隷従なり>といったスローガンなど掲げられるはずもない。思考風土全体が変わるのだよ。実際、われわれが今日理解しているような思考は存在しなくなる。」 SF小説の警句がもはやフィクションとして受け止められない。
2018-10-28 21:01:23@arapanman 個人的には、「知性」を軽んじることは社会の聚落に繋がると感じる。実学を学ぶ人を否定はしないしそれは社会の中で絶対に必要なことだけど、せめて人の人生の基盤を作る中学高校くらいの時期に色んな役に立つかどうかもわからない知識に触れる豊かな時間があっていいんじゃないかなあ。
2018-10-28 21:12:58@arapanman それが、自分は何に興味があるか、どんなことを面白いと感じるかを考えることに繋がると思うし、例えその時に関心を持てず忘れてしまっても、いつか現実社会の中の何かに出会った時にふと思い出して物事を違う視点で考えることに繋がると思うから。
2018-10-28 21:14:43