10周年のSPコンテンツ!
0
橋本 至 @kid75
【書き起こし】「あれは謝罪もどき」「反省していない!」。自民・杉田水脈議員の釈明を受け、荻上チキが厳しく指摘 ▼2018年10月24日(水)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)#ss954 tbsradio.jp/306663 ※一部ケバ取り・整文あり これより連投。
橋本 至 @kid75
南部広美さん:『自民党・杉田議員 生産性発言を巡り、非を認める一方、撤回はせず』月刊誌・新潮45に、LGBTカップルについて「子どもをつくらないから生産性がない」などと寄稿し批判を浴びた自民党の杉田水脈議員がきょう、国会内で記者団に対し次のように述べ、不適切だったと認めました。
橋本 至 @kid75
(インタヴュー音声)杉田「もともと最初から当事者の方々を差別する意図は一切ございませんし、人権を否定するというようなことも一切ございません」「不適切な記述であったということは、大変認めております」
橋本 至 @kid75
南:一方で杉田議員は、表現を撤回するかと問われたのに対しては明確に答えず、「しっかりと研鑽を積んで議員の活動を頑張っていきたい」と述べ、議員を辞職する考えがないことを明らかにしました。
橋本 至 @kid75
荻上チキさん:自民党・杉田水脈議員がメディアの前で今回の新潮45に寄稿した文章について、一応コメントをしました。その内容は「文章の一部が不適切だった」ということと「差別をする意図はなかったけれども、それで傷ついた人がいることについて心を痛めている」という趣旨のコメントを
橋本 至 @kid75
しているわけです。この杉田議員ですが、第一に本人は反省を一切していないと思います。なぜならば、本人は反省すべき論点をまったく把握できていないからです。恐らく本人は「差別していない」と思い込んでいるのだけれども、それは多分本当なんだと思うんですよ。
橋本 至 @kid75
「これは差別ではない。セクシャルマイノリティの方が子どもをつくらないという理由で、さまざまな政治的な対処がなかったとしても、それは差別ではない」と本気で考えているのが杉田水脈なんだと思います。むしろそれを正しいことだと今でも思っているのでしょう。
橋本 至 @kid75
実際に反省しない根拠の一つは、具体的に何がどうだったのかということを説明していないということです。今回「生産性」という表現が問題だったという趣旨の発言をしているのですが、逆に言えば「生産性」という言葉を使わなければ問題はなかったかのような矮小化が行われているのです。
橋本 至 @kid75
でもそもそも子どもの有無に問題を矮小化して、セクシャルマイノリティが置かれている差別の現状を「政策のターゲットではない」と論点をずらしながら、なおかつ子どもの有無や出産をするかしないかという、ある種の意欲や能力ということにフォーカスを当てたこと自体が、
橋本 至 @kid75
さまざまな問題につながってくるということを指摘されているにもかかわらず、「生産性」という言葉だけが叩かれたかのように捉えているということは、あまりにも対応についての無理解が目立つのです。今回反省していないことの根拠としては、まず「誤解を与えた」という言葉遣いをしていること。
橋本 至 @kid75
「誤解を与えた」というのは、要は「言いたいことは別にあったんだけど、間違って多くの人たちが理解するような文章を書いてごめんなさい」という趣旨ですよね。つまり「受け手が悪い、でも読者のリテラシーを高く見積もり杉田自分が悪いんだから、皆さんのリテラシーが思ったより低かったので
橋本 至 @kid75
ごめんなさいね」と、そんなもんですよね、「誤解を与えた」っていうのは。でも多くの人たちは、その言葉づかいも含めて、適切に理解をして杉田義委に対する応答を行っていたと思います。
橋本 至 @kid75
なおかつ、杉田議員はこの間ツイッターなどで情報発信をしていないのですけれども、ツイッター上での検索、少なくともエゴサーチであるとか、タイムラインなどは見ているようですね。その証拠に、つい最近でもいろいろな「いいね!」を押している。押している面々やその書き込みを見ると、
橋本 至 @kid75
例えば本日「いいね!」を押して削除した書き込みの一つとして、トランプ大統領がトランスジェンダーの存在を否定するような対応をしたことに対して、肯定的な書き込みをした人がいるのですね。その書き込みに対して「いいね!」をしているので、なんだ変わっていないじゃんということが分かるのです。
橋本 至 @kid75
また、今「いいね!」がされているもので見られるものとしては、「杉田水脈議員の『生産性がない』発言糾弾デモから風向きが変わってきている」という話があって、「問題は自民党のLGBT理解増進法。これが通ってしまうと、LGBTが第二の同和になってしまうので、断固阻止しなくてはならない」。
橋本 至 @kid75
同和というのは、要は部落差別のことですね。そして部落差別がある種アンタッチャブルなもので、なおかつ弱者が権利を主張して、それによってありもしないものに対処しなくてはならなくなった前例であるかのような書き込みに対して「いいね!」を押している。
橋本 至 @kid75
セクシャルマイノリティに対する差別の問題を擁護する自分の立場を主張するあまり、例えば子どもを出産できないような家庭や障害者の方々、部落差別を受けている当事者の方々も含めて、さまざまな方の差別を巻き込んでまで、
橋本 至 @kid75
自分の発言は問題がなかったと認めてほしいというエゴイスティックな振る舞いが断片的に見えてくるのです。こうしたことを総合すると、まず杉田さんは反省していない、あるいは反省する能力がない、それから本気で差別だと思っておらず、
橋本 至 @kid75
「差別だ」と騒いでいる人こそが自分の敵なんだと認識しているということだと思います。こうした議員を自民党として公認し、いまだに指導という名の下の非常にぬるい対応しか行っておらず、メディアの前で説明させるどころか擁護するような議員が自民党の中に多々いる状況で、これが政権の問題、
橋本 至 @kid75
あるいは与党の問題でなくして何と言うのか。私は最初から杉田議員は議員として不適切だと思っていました。それはヘイトスピーチを行う人が議員になったのであって、議員がヘイトスピーチをしたわけではないというのが元々の図式だからですが、
橋本 至 @kid75
議員になった人のヘイトスピーチを党が許している、国会が許しているという状況であり、事実上さらに根深い問題になっているのですね。だから細かい発言の内容だけではなく、今の差別発言などを放置し続けている現代社会の根深い問題として向き合会っていかなくてはいけない。
橋本 至 @kid75
だから今回の謝罪もどきによってほとぼりが冷めるという問題ではなく、むしろそのことによって浮き彫りになった根深さ、そこにこそ目を向けてしっかりとした対応を求めていくことが必要だと思います。(了)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする