「ネット乞食」と「寄付型クラウドファウンディング」には、どういう違いがあるのか?
「生活に困っているからネットのみんな金をおくれ」と言うのと「こういう製品を開発するからカンパしてくれ、みんな」だと、前者はみんなから”ネット乞食”だということがえらく叩かれ後者はそこまで叩かれないのはなんでなんだ?
2018-11-08 22:50:40寄付したい人だけ払うのは両者とも同じだけど、なぜだか前者だけ叩かれるという。人の金を当てにするなというのなら後者も叩かれなければおかしいし
2018-11-08 22:53:20「大企業がクラウドファンディングを活用して製品を開発しました」という話を聞くとスゲー違和感を覚えるな。というかお前らは金があるのだから自前で開発費を賄えや。メディアもそんなもん新しい開発手法みたいに持ち上げるなよと思うわ
2018-11-08 22:57:53@lakehill それは前者は「乞食」だけど、後者が「寄付」だからです。もらった金銭を私的生活で消費するのが乞食で、社会に公的なリターン(製品公開など)があるのが寄付です。要は製品に対する一種の対価で、生産的な行為だから、人々に受容されるのでしょう。
2018-11-08 23:58:16クラウドファウンディングには、購入型、出資型、寄付型があります。購入は購入だし、出資は出資で、普通の経済活動だというのは、くどく説明する必要はないでしょう。
2018-11-09 00:02:13ただし、寄付は契約関係でない点が、購入や出資と性格が大きく異なります。なぜ、寄付という形態が経済に存在しており、法律上も許容されているのか、ここでは考えてみます。
2018-11-09 00:09:44神社仏閣の賽銭が乞食でないのは、公的なリターンがあるからです。寺や神社はインフラのようなものだと、市民が認識しているので、参拝したりできることが、広く社会へのリターンなのです。
2018-11-09 00:12:48たとえば、賽銭箱に1年で10万人が10円入れるとすると、もし郵送で領収書を送るとかすると、事務コストがまったく割に合わず、多くの寺社が潰れてしまうでしょう。
2018-11-09 00:16:24売買や出資は、物欲や金銭欲の欲望に駆動されているから、少数から多額に取れる。しかし、寄付は公共心や慈善心に基づいているので、多数から少額を広く集める形態にならざるをえない、というわけです。
2018-11-09 00:18:19また寄付だと、累進的な支払いが可能になる。神社や寺に入るのに、一律同額の入場料にすると、払えない、払いたくない層が出てくる。賽銭だと、個人の余裕に応じて払うことができると。
2018-11-09 00:20:18