アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、F-エフ-26話脚本:友情の夕焼け
- makimogpfb
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高屋敷氏脚本F-エフ-26話まとめ3 あしたのジョー2脚本では、オリジナル要素を入れてでも丈とドヤ街の皆との交流を強調しているし、今回は完全オリジナルエピソードである。そして原作では、岸田はこんなに目立たない。 それを踏まえると、貫きたい所は譲らない、高屋敷氏の非常に強い意志を感じる。
2018-11-11 14:39:33高屋敷氏脚本F-エフ-26話まとめ4 また、「絶望」からどう立ち上がるかも、よく描かれる。今回は、友情に依る所が大きい。23話にて、タモツ(軍馬の親友だが、現在は聖のメカニック)が岸田と純子に、軍馬をよろしく頼むと頭を下げた(アニオリ)のが伏線になっており、構成の緻密さにも感心させられる。
2018-11-11 14:40:54高屋敷氏脚本F-エフ-26話まとめ5 あと、ユキが黒井達のスポンサーになっていた事を将馬が知って、軍馬を憎むのは、原作では聖と軍馬の決着(アニメ最終回)後、大分経ってからの話であり、アニメのような襲撃はしない。この件については、アニメが大分先行しているのが、かなりの驚き。
2018-11-11 14:43:20高屋敷氏脚本F-エフ-26話まとめ6 将馬がユキに不気味に甘えるのは、原作もアニメも共通だが、アニオリエピソードである今回、「ユキちゃん」と言って彼がユキにすがりつくのは衝撃的。「幼さ」を描くのを得意とする高屋敷氏は、それを歪んだ形で使う事も可能なのだと気付かされた。
2018-11-11 14:44:14高屋敷氏脚本F-エフ-26話まとめ7 そして、廃車場や紙飛行機などの、あしたのジョー2脚本とのシンクロも、ゾクッとさせられる。23話( togetter.com/li/1279105 )の夕陽に引き続き、高屋敷氏の、あしたのジョー2への相当な思い入れが感じられる。
2018-11-11 14:45:45高屋敷氏脚本F-エフ-26話まとめ8 これから30話冒頭まで、アニオリ展開が続くらしいので、原作を読んでいても全く先が読めず、益々楽しみである。しかも前述の通り、原作を大分先行するような要素もあり、目が離せない。
2018-11-11 14:46:53