上海アートスポット探訪2018
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この秋の気になる展覧会の情報をまとめました!上海で美術館巡りをすることがあればぜひお役立てください~/上海2018秋の展覧会まとめ evernote.com/shard/s199/sh/… pic.twitter.com/gx4G1zOlOI
2018-11-11 22:27:23上海郊外、広蘭路の昊美術館でやってるナム・ジュン・パイク ×ヨーゼフ・ボイス展に行ってきたんですけど、美術館の規模がわけわからんレベルで腰を抜かしました。去年オープンしたホテル併設(!)美術館なんですが、とにかく広い!主要作品がこれでもかと集められており圧巻。現代中国の勢いを感じる… pic.twitter.com/sSwmPdHLrQ
2018-03-11 18:05:073階のショップもまたすごくて…クーンズやらKAWSやら現代アートグッズ総まくり!ここだけでビッグネームのアイテムは全部手に入るよ…あと各展示の横のQRコードをスキャンすると音声ガイドが聴けたり、タッチパネル型の端末で作品集やオリジナル伝記漫画(!)が読めたり、最新技術の取り込み方もすごい pic.twitter.com/CNY9vjRakJ
2018-03-11 18:16:50そしてミュージアムショップを出ると、「アートホテル」を掲げた併設ホテルのロビーに出るのですが…これも凄すぎて…ロビーそれ自体が巨大な展示スペースのようでした。3Dプリンター付きのアートカフェ/バーまであったりしてもうね…中国半端ない…お金のかけ方が根本的に違う… pic.twitter.com/pj0yVbPEb9
2018-03-11 18:30:52今日は外灘近くの美術館、复星艺术中心でアルゼンチン出身のアーティスト、トマス・サラセーノ展。様々な自然科学の知識を背景にユートピア的な未来の空間を提案する作風らしく、蜘蛛の巣に着想を得た複雑に絡まる空中都市の模型が巨大な空間の中で張り巡らされている様子はとても幻惑的だった。 pic.twitter.com/hOnhgI8sOr
2018-05-10 16:48:33この美術館初めて行ったんですけど、パイプオルガンみたいな外観はインパクト大。サラセーノ展、作品の重要なモチーフになっている蜘蛛の巣を3Dプリントしてガラスケースの中に展示したやつも単純に造形が綺麗で観ていて楽しかった。あとインスタレーションの前ではキメキメ写真撮ってる人が沢山… pic.twitter.com/G5CRTColJK
2018-05-10 16:53:52現代アート展の撮影スポットとしての賑わいを感じた一コマでした。あと屋上から外灘が綺麗に見えてよかった!地味な穴場かもしれない。 pic.twitter.com/AbJ5lzNmrW
2018-05-10 16:55:33今日は上海当代艺术博物馆でやっているクリスチャン・ボルタンスキー展“Storage Memory”へ。庭園美術館での展示と一部内容が被りつつもこちらの方が遥かに大規模なもので圧巻だった。廃工場跡をリノベしたこの美術館の空間が作家の特性と噛み合って、巨大なインスタレーションの中にいるようでした。 pic.twitter.com/P2m2MHeU7f
2018-05-19 20:21:32どの作品も良かったんだけど、知り合いの写真をスクリーンにプリントしたり古着を吊るして鮮やかな照明で照らしたりとにかく生身の人が様々なメディアを通して「痕跡」や「記録」として観察される存在になってしまった様相を気持ち悪いほど美しいイメージとして提示するのでほんと怖い。黒沢清みある。 pic.twitter.com/zrzqqumLqU
2018-05-19 20:26:10救命胴衣をなにかテラテラした記事で覆って照明を当てることで海のイメージを描こうとしたやつが良かった…というかこの質感が絶妙に気持ち悪くていいんだよな pic.twitter.com/IKB1JQ8Enp
2018-05-19 20:28:31あともう使われなくなった巨大な煙突の中に作家本人の心臓音と連動した照明を垂らしたインスタレーションも怖かった…この廃工場の「魂」を喚び起こそうとする儀式らしいですけど、かつて確かに沢山の人々が作業に勤しんでいたことがわかる「痕跡」で満ちた空間に無理矢理「生」の記号を持ち込む感じ… pic.twitter.com/3RsR7giJTN
2018-05-19 20:34:04そういえばこの前美術館行ったら仲條正義展やってて楽しかった!この前銀座でやってたやつの巡回かな?(dnp.co.jp/CGI/gallery/sc…)『花椿』の40年分ぐらいの表紙がズラーっと並んでてその時代の雰囲気が感じられるのがよかったです。やっぱ90年代が好き… pic.twitter.com/iM3dg7yce6
2018-05-21 00:19:20上海は熏衣社画廊でしりあがり寿展「Spring.Sleep.Smile.春眠不覚笑」。墨絵インスタレーションを見にきたんですが、中国の旧フランス租界に佇む洋館で、日本の作家の描いた水墨画を鑑賞するというのもなかなかオツなものでした。代表作の原画も多く、特に弥次喜多みれたのは嬉しかったなあ。 pic.twitter.com/BN5B4n02Xb
2018-06-05 17:29:37クロアチアの失恋博物館(元恋人の思い出の品をエピソード付きで展示する博物館。恋愛絡み以外の人と人との「別れ」についての物品も収集している)の大陸初巡回展に行ってきたんですが、展示品より解説の方に集中してしまうというのも不思議な気分でした。その中でも一番インパクトがあったのがこれ。 pic.twitter.com/lTdSSCKV26
2018-07-04 17:21:32他には東京から落石事故で亡くなった恋人が新宿駅東南口で渡してくれたパンクロック尽くしオリジナルカセットテープとか、セックスレス解消のために買った媚薬ハーブティーとか、旅行先で集めた冷蔵庫用マグネットとか(本当にどうでもいいデザインなのが良い)、思わず無言になるものが沢山あった。 pic.twitter.com/rQzGYhFlH4
2018-07-04 17:31:47虹橋芸術中心で「璀璨之境—克里姆特映像艺术大展」。最新の映像技術を使ってまるでクリムトの絵の中に迷い込んだような体験ができる展示。パリのラトリエ・デ・リュミエールのやつをもってきたのかな?こっちはより映えが重視されてる感じでした。全面鏡張りの部屋の没入感がすごかった…10/13まで。 pic.twitter.com/HPUYFA7lwG
2018-09-15 14:38:50そういえばアップしてなかったなと今思い出したんですが夏行った林天苗個展「System」@ 上海外灘美術館が面白かった。新しいテクノロジーや様々な社会的通念の交錯する場所で生きる現代の人間の生のあり方を、少しグロテスクなユーモアを交えつつもビビッドに視覚化する作風がとてもポップでした。 pic.twitter.com/HyMCZfQSCz
2018-09-19 00:27:54上海クィア映画祭に参加するため上海随一のアートスポットM50創意園へ。2年ぶりの再訪。前は車で来たから遠いってイメージがあったんですが、最寄駅から徒歩5分強ぐらいで意外と都心寄りな場所だった。映画の上映まで敷地内の色んなギャラリーで現代中国アーティストの作品を観て回りました。 pic.twitter.com/U7kFt1TP9B
2018-09-23 21:16:45だいたいどのギャラリーも入場無料なので全く知らなかった作家の作品を気軽に楽しめるのがM50のいいところ。この展示もふらっと入って見つけました。アニミズムを援用しながら世界を表現しようと…みたいな解説文がついてたんですけど、異素材の組み合わせの気持ち悪さやイメージの奇怪さがすごい。 pic.twitter.com/OSEA8KW0Rl
2018-09-23 21:23:35Island6アートセンターの展示も久しぶりにみたけどだいぶ入れ替わっていた…中国美術と現代ポップカルチャーが交差する感じが好きなんですが、今回も色々と可愛らしい作品がありました。ビデオゲームにインスパイアされたやつが特に多かったような気がする。 pic.twitter.com/bFkBfG6GO9
2018-09-23 21:30:32今日は七宝エリアの宝龍美術館で「WAVELENGTH:RE-SET」展。新人気鋭の現代美術アーティストの作品を中国勢を中心に70名以上集めた、ちょっとしたビエンナーレのような大型展覧会だったのですが、まあめちゃくちゃ映える作品ばかりで圧巻だった。どのスペースも白昼夢のような狂いっぷり。大満足です。 pic.twitter.com/cxOn3XstW2
2018-09-27 21:59:53入場料が一人128元(2100円ぐらい)で高くない?と思ったのですが、延々とこーいう大規模なインスタレーションが並べられているのをみて最終的には納得してしまった…展示数もスペースも郊外ということもあるんだろうが尋常じゃない。客層が大体イケイケな感じの若者でみんなバシバシ撮りまくっていた… pic.twitter.com/StiXtzapOZ
2018-09-27 22:08:43三つの展示室はそれぞれ参加アーティスト個々人の世界観が楽しめる個室のようなスペースの寄せ集め/異素材を組み合わせた大規模インスタレーション/光を使ったSF風味な作品群とざっくりしたテーマで分けられているのですが、最後のSFな部屋が一番好きでした。こうも衒いなくディックとかやられるとな… pic.twitter.com/ikcsBgulSV
2018-09-27 22:15:46上海当代芸術博物館でニキ・ド・サンファル×沈遠「HON」。フランスと中国、二つの国でそれぞれユニークなモチーフを使いながら意欲的な女性性の表現を重ねてきた作家たちの主要作品を集めた展示。ニキのビビッドでパワフルな彫像、沈遠の日常を異化するインスタレーション、どれも面白かった。 pic.twitter.com/RFP5CEJmsi
2018-10-12 07:33:56展示タイトルはスウェーデン語で「彼女」という意味。ニキの巨大彫像をこれでもかという量集めたのは広大なスペースをもつこの美術館ならではだなと…ニキの「タロット・ガーデン」から着想を得た沈遠の新作も実にうまくニキの世界と溶け合っていてよかった。女性性に関する様々な視線を楽しみました。 pic.twitter.com/jr4H05X6IB
2018-10-12 07:47:41