【私的な内省用メモ】国際男性デー直近で、もにもに考えていたことども モニ(ノ)・ω・(ヾ)モニ

サルベージしてきた自ツイート群を読み返しながら、自分の考えたことや内心を整理しつつ、自分の中の偏見と向き合って、自省するための私的なメモです。 2018年の国際男性デー時点での、私的な感覚、思考、課題の意識を保存する意図から、2018/11/19(月)付けで一旦更新を止めます。
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ーーー【私的課題1】ーーー
規範の反復確認を止め個性を発信する試みについて

ある日、国際男性デーも近いからと、メンズリブとか男性学に寄った話題に触れようと「まくねがお」さんのTLを眺めにいってみた。

【私的課題1】
Step1.「男性→支配欲」的な言説への強い抵抗感の自覚

井上ごん太 @wade_gon

「男性というセックスと支配欲を当然に結びつけて語る」文脈だけには、まだ慣れない。 素直に言えばそうした言説を唾棄したい衝動で胸が真っ黒になる感覚があるし、そうした言説をとる人の有り様を「さかしら」ととらえてしまうし、なんなら強い嫌悪感を感じてしまう。 まいる。 ※なんかみた

2018-11-06 16:21:51
井上ごん太 @wade_gon

ぶっちゃけてしまうと、まくねがおさんのメンズリブ関連ツイートには興味があるが、まくねがおさんがRTされる、女性による男性評の類いのツイートには度々激しい反発、嫌悪感、その他諸々の悪感情を感じてしまうので、フォローできずにいる。 まだダメか。 我ながら病状が深い。

2018-11-06 16:39:43

【私的課題1】
Step2.性別規範意識から外れる自意識(あるいは個性)への自覚

井上ごん太 @wade_gon

ああ、いや、もしかして。 まるで自惚れてるみたいでそう自認することに抵抗があっただけで、もしかして俺個人には「メンズリブ」なんかいらねーんじゃないか。 フェミニズムの語る男性性も、男性学の語る男性性も、なんというか「一緒にすんな」「括るな」みたいな抵抗感をやたら強く感じる。

2018-11-06 18:19:22
井上ごん太 @wade_gon

客観的な評価としても、昔から「男というより性別ごん太」って、男女とわず友人たちから言われてきてるじゃないか。 つまり俺は、社会規範としての男性ジェンダーを、そもそも現時点でさほど内面化してないのじゃないか? ……なんだそら。

2018-11-06 18:19:23

【私的課題1】
Step3.「男性ジェンダーに与えられた社会規範意識」に対抗する、「男性個人としての多様(個性)」の発露と表現の可能性について、なんらかのヒントを、メンズリブや男性学周辺の言説から得られるのか? という疑念の発生。

井上ごん太 @wade_gon

不快な思いをしてまで、それらに触れる必要が、果たして俺にはあるのか? そもそもが、俺がTwitterでこの辺の話題にどっぷりつかりこんだのって、コンビニおむつのタグのあからさまな悪意に打ちのめされたからだった。 育児にコミットしようとする男性を不可視化して、返す刀で男性全体を

2018-11-06 18:30:03
井上ごん太 @wade_gon

悪魔化して、子育ての話題をネタに男女分断して、男女間の憎悪を駆り立てる意図をもっている構図になってた、あのタグ。 ああした悪意に対して、ふざけるな、俺はここにいる!と、ただ叫びたかっただけだったじゃないか。 どうしたら、それを叫んで、少しでも「規範的な男性像」により不可視化され

2018-11-06 18:30:04
井上ごん太 @wade_gon

しまう「男性の存在」を、世間様により強く認識してもらえるのか? どうしたら既存の「男性像」をぶち壊せるのか、それが俺個人のテーマなんじゃないのか。 既存の、規範的男性イメージをとりあえず語るだけのシロモノには、用事なんかないんじゃないのか? なんて、なんてつまらん思い付きなんだ。

2018-11-06 18:30:05

【私的課題1】まとめ

現在あちこちで語られている「男性ジェンダー」は、今の現代日本において、社会的な規範として決して歓迎されていない、という理解を、私はしている。
(私自身、歓迎できない。)
一旦これを、「ネガティブな男性ジェンダー」と表記する。

メンズリブや男性学にまつわる記事を見ているとネガティブな男性ジェンダーの確認を反復しているだけのように思えることが多く、現にそうした記事を読んだ人たちの反応はネガティブな男性ジェンダーを嫌悪、憎悪、嘲笑するかのようなもの多数であり、なんら、前向きなアクションにつながると感じられない。

男性個人が「ネガティブな男性ジェンダー」から解放され、そうではない好ましい規範意識を獲得するためのアクションは、「ネガティブさの反復確認」ではなく、むしろネガティブな男性ジェンダーに嵌まらない「自身の個性への自覚と、その発信」から生まれたりはしないだろうか?

私がこの発想に従い、自らの個性を確認し発信していくことは、ポジティブなアクション足り得るのではないだろうか。

今後はそうしたことを、より意識して過ごしていきたい。

ーーー【雑多な違和感の洗い出し】ーーー

井上ごん太 @wade_gon

傷付いた心を癒す絆が、異性愛である必要は別段ない。 モテと無縁の男オタク同士で傷をなめあうように仲良くやってるだけでも、ある面、癒しの効果はある。 一方で、「非モテ属性」はそれとは別に常に「弱肉強食のロマンティックラブイデオロギーが支配する世界観」下において、病のように心を蝕む。

2018-11-07 01:18:47
井上ごん太 @wade_gon

「オタク」の示す範囲もなんというか、発散してきた気がする。 非モテと男オタクは親しい属性で、個人が両方所持することも多いと思うが、いっそ要素として分割してかんがえたほうがいんでないだろうか。 男性の方が「非モテ=恋人がいない」ことに耐えられない、という言説が支配的なように思うが、

2018-11-07 01:18:48
井上ごん太 @wade_gon

私の周囲はそうでもない。 相手ができずにあせっておかしな自爆の仕方をしまくってプライベートでは泣いてばかりいる仕事のデキるOLの知り合いだっているし、40過ぎて相手もおらぬのに気にせず超然として同人活動を粛々と続けている実兄もいる。 なんというか、よく語られるようなテンプレート的な

2018-11-07 01:18:49
井上ごん太 @wade_gon

個人が、私の周囲にはむしろいない。 ごく親しい友人の一人が実は同性愛者だったりもする。 なおその友人からカミングアウトを受けた際の私の反応は「へー。そうなんだ」だった。 ルームシェアしている同性の同居人が恋人だったと知り「いいなー!羨ましい!」と、そちらで盛り上がった記憶が鮮明だ。

2018-11-07 01:18:50
井上ごん太 @wade_gon

LGBTの話題が度々大きく取り上げられた時期に、「たいへんなんだなぁ……。センシティブな話題だし、カミングアウトとか、すごく大変そう」などという感想をもっていたが、件の友人からのカミングアウトが何年も前にあったことを、あまりにも自然に「友人が恋人もちだったことを聴いた」記憶としてしか

2018-11-07 01:18:50
井上ごん太 @wade_gon

認識しておらず、思い出せずに何ヵ月か過ごしていた。 気がついた時には目から鱗の思いだった。 人間個人の多様性は、私の周囲だけでもこれでもかと溢れている。 性別規範意識として「ごく当たり前の共有事項」のように語られる諸々について、実際問題、実感が沸かなさすぎる。

2018-11-07 01:18:51
井上ごん太 @wade_gon

俺自身も、20代半ばまで、恋人はいなかった。 恋人や、恋愛に憧れはあった。 何より「家庭をつくる」ことへの憧れが強かった。 しかしその上で、童貞かつ彼女いない歴=年齢を、大学生の時期に更新していた。 かといって、特別、そこまでコンプレックスには思っていなかった。

2018-11-07 01:36:14
井上ごん太 @wade_gon

独り身でつるんで「リア充爆発しろ!」と僻む娯楽は嗜んでいたが、僻む対象たるカップルはオタク仲間の中にもいたし、深刻な感情ではなく、冗談まじり、軽い自虐芸程度のものでしかなかった。 なので「こじらせた非モテマインド」とか、「異性に愛されなければ生きている意味がない」感覚というのは

2018-11-07 01:36:15
井上ごん太 @wade_gon

縁がなかった。 ……ガチで恋をして完膚なきまでに失恋するまでは。 一度失恋してからだ。 私が「異性(※私の場合たった一人の特定の異性だったが)に愛されなければ生きている価値がない」と感じるようになったのは。 最初から徹頭徹尾、想う相手もいないのに「愛されなければ生きている価値がない」

2018-11-07 01:36:15
井上ごん太 @wade_gon

と感じるようになるものなのか、私にはそこに、実感がない。 だが、恋愛脳で運命を感じて気持ち的には魂を捧げたくらいの勢いで恋をしてしまった上で「求められない苦しみ」ならば、痛いほどわかる。 ……非モテマインドをこじらせている、「愛されなければ生きている価値がない」という観念を内面化

2018-11-07 01:36:16
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