更新 2018年11月29日作成 2018年11月15日

1988年11月15日（火）の旅日記（233日目・シギショアラ→ブカレスト）

朝一番の列車で雪のカルパチア山脈を越え、ワラキア平原を抜け、チャウシェスクのいるブカレスト着。闇両替が五月蠅く、中国より腐った街。

namihei1224
593
1
0
0

11/15　0845ブラショフ駅着。少々停車。ずっと雪景色。プレアデルあたり、かなり降っている。シナイアまでくると、降ってはいるが、全く積もっていない。さあトランシルバニアともお別れだ。さらばトランシルバニア冬の国。さらばティミィ、そしてキミは僕の白い星になった。いつの日か再び会おう。 pic.twitter.com/RVVGE3Pc00

2017-11-15 10:06:51

拡大

桃岩荘人 @namihei1224

シナイア見上げれば青空。雪ふってはいるが。乗客はブラショフまでいっぱいだったが、そこからはすいた。今6人掛けコンパートメントは4人。中はあったかすぎて、窓さえ開けてる。やがて雪も止んだ。日差しが明るい。いつの日か会おう、泣いてばかりじゃダメだ。文通を続けよう。永遠の心の恋人として。

2017-11-15 10:08:30

桃岩荘人 @namihei1224

信じられないことだが、また平原に出てきた。カルパチア山脈を越え、ワラキア、ルーマニア平原へ！ pic.twitter.com/90sf2znbfz

2017-11-15 10:09:06

拡大

桃岩荘人 @namihei1224

ジプシーだろうかボロボロの服をまとった子どもが通路にいる。仕切り窓で笑わせてくれた後、コンパートメント内に入ってきた。着たきり雀のようだ。咳と少々の鼻水とのどの痛みと痰にもかかわらず、身体はしっかり動くようだ。無理はせんつもりだが。いい加減のどが乾いた。ワラキアの寒村を写す。 pic.twitter.com/eVIievgsJH

2017-11-15 10:10:03

拡大

桃岩荘人 @namihei1224

昼前ブカレスト着。ブカレストでの闇両替は15＄→1000Leiを目指そう。田舎者が来たら、それこそ生き馬の目を抜く大都会だろう。さっそく駅に降り立って10秒しないうちに、来た来たCM。車に乗り、中で交渉。60でOKしたくせに、古典的な手を使ってきやがる。片言の日本語、さっと数枚抜くパターン。

2017-11-15 11:52:47

桃岩荘人 @namihei1224

これこれ、老練旅行者にとっちゃ、「へ」なのだよ。なんとか宿を見つけ、チェックイン。150Lei。Leiで支払いという約束でフロントとCM。さらに電卓に目をつけやがる。こっちもそりゃ初めての地、久々の都会とはいえ、びびってちゃいられん。アリの話を持ち出し、空手家5段に変身。

2017-11-15 13:10:07

桃岩荘人 @namihei1224

ひとまずこぢんまりした部屋を確保し、街へ。全くこの街、腐ってる。ブカレストだけ来たらルーマニア嫌いになるだろう。うるさいCM、誰も彼も。中国の方がよっぽどいい。ほこりっぽく人と車でごちゃごちゃ、地図をもらいにホテルめぐり、喉渇いてジュース。一本飲むのにすごい時間かかる。 pic.twitter.com/WhKYB6d9Vp

2017-11-15 13:11:28