「マンスプレイニング」という言葉には有徴であること以外にも2つ問題点がある

①刺さるべきは刺さらずそうでない人間に刺さりすぎる問題 ②「反論を封じるラベリング」として機能していて「指摘するだけで勝てる棒」として使われがちな件
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@fuyu77

"こういう言葉が男性をぎょっとさせるのは、接頭辞“man-”が「男性の」、もっと言えば「男子文化の」という意味で使われることが、今まで無徴だった男性を有徴にしてしまうからだ" / “58402” htn.to/jG7PL5

2018-11-17 22:55:36
@fuyu77

「「マンスプレイニング」という言葉に対する好き嫌いは人によって違って当然だし、自分は使いたくないという人ももちろんいるだろう。ただ、この言葉がどういうところから出てきたのか、どういう機能を果たしているのかについて考えるのは、この言葉を受け入れるかどうかとは別にして、とても役立つ」

2018-11-17 23:00:01
@fuyu77

私は「マンスプレイニング」という言葉には否定的な立場です。似たようにマジョリティ男性を批判する言葉として「トーンポリシング」があるけれど、マンスプレイニングを批判するのはトーンポリシングですよね?っていう。男性相手であればノーカンで何でもありというのは納得できない

2018-11-17 23:03:27
@fuyu77

と言いつつも、私自身はマンスプレイニング的なものをかなり気にして喋っているのですが、これって「女性には優しく」みたいな騎士道精神的な意味での女性差別的態度と何が違うのだろうかという疑念は常にあります。

2018-11-17 23:07:24
@fuyu77

元記事に書いてある通り、「マンスプレイニング」の、あるある感を具現化した用語としての問題提起力には一目置きたいけれど、ネガティブな内容を「性的に有徴」に表現するのは端的に「やってはいけないこと」ではないかと。カウンターとか男性は強者だからというのにも限度は持たせるべきと思う。

2018-11-17 23:16:22
@kerai14

@fuyu77 女性を無意識にナメてしまい態度がデカくなるということはあるんだろうな、と思います。それを起こさないように自制すると、少なくとも男性個人の主観では「女性に優しく」になりますよね。無意識レベルで偏ることを考慮して、意識レベルでは反対のほうへワザと偏らせるというか……。

2018-11-17 23:17:15
@fuyu77

根がオタクな親フェミ男性、男性に対しては安心してエクスプレイニングしてしまい、マントゥマンスプレイニング的事案が発生してしまう。

2018-11-17 23:28:10
@fuyu77

@kerai14 個人的には「女性を無意識にナメてしまい態度がデカくなる」段階はクリアできていると思うのですが、基本的に女性に対しては消極寄りにコミュニケーションを調整しているのが性差別的ではという課題があるんですよね…。

2018-11-17 23:35:30
久真八志(くまやつし) @okirakunakuma

@fuyu77 @kerai14 私も似たようなものです。理想をいえば「自然体で」相手に敬意を払いつつ対等なコミュニケーションをするのがいいのでしょう。でも私は「自然体」がそもそも男女関係なくやや上から目線なので、消極的だったりぎこちなかったりしても常に意識している方が、迷惑かけにくい分マシだと思っています。

2018-11-17 23:42:46
@kerai14

@okirakunakuma @fuyu77 環さんの仰ることはもっともですね。もしも「男性相手なら思いきり議論をするが、女性には控えよう」と思うのなら、それこそが性差別的ですよね。男性だけを対等なライバルとみなし、女性を除外するということですから。微妙なところですね。

2018-11-17 23:44:50
@fuyu77

結局歪んだ女性観に基づくコミュニケーションをクリアできたら後はケースバイケースの程度問題ということになるので、これも男性ジェンダーの他の領域に通底する「社会で確かに流通している劣悪な女性差別に対して「男性」というだけでどこまで連帯責任を取るべきか」みたいな話ではあるんですよね…。

2018-11-17 23:46:59
@fuyu77

@kerai14 @okirakunakuma そうですね。「自然体」が難しいという話で。「男性相手なら思いきり議論をするが、女性には控えよう」←まさにこれがあるというのを課題に感じています。

2018-11-17 23:51:04
@fuyu77

刺さるべき人間に刺さらず、そうでない人間に刺さり過ぎる問題と言うべきか。

2018-11-18 00:02:54
烏蛇 @crowserpent

twitter.com/fuyu77/status/… 「マンスプレイニング」の問題は、単なる「性別の有徴」の問題以上に「反論を封じるラベリング」として機能するところだと思う。 「マンスプレイニング」に対する反論自体が「マンスプレイニングの証拠」だとするレトリックが使えてしまう。

2018-11-18 08:39:43
烏蛇 @crowserpent

これと類似のレトリックが「女はヒステリックだ」というやつね。「女はヒステリック」に女性が反論すると「やっぱりヒステリックじゃないか」と返されてしまう。 こういう「無敵の論法」は当然ながら詭弁の一種なんだけど、なかなか性質の悪い部類に入ると思う。

2018-11-18 08:41:49
たまこ @tamagawagirl

「我々は一般女性とは飲みません」 「プロとだけ」 「飲みの席でうっかりセクハラする自分に嫌気がさした男たちだけで飲む会」 「我々のことはダメ人間だと思ってくれてかまわないんで」 ハラミ会最高か… pic.twitter.com/F2YK4rgbSq

2018-11-16 21:19:53
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