福島の検診での見つかり方

福島の検診の見つかり方。 放射線要因-あってもわずか。そのがんでの死亡リスクを上げる可能性がある。スクリーニング効果(見つかってよろこばしい早期発見。これまでの例そのままだから、そのがんでの死亡リスクをあげない)-それだけでは説明つかない。 過剰診断(生涯発症しないがんをみつけてしまう。潜在がんとしてこれまで認識されてなかったものだから、明らかになったからといって、そのがんでの死亡リスクをあげることはない。)-あってもわずかな放射線要因でなく、よろこばしい早期発見でないものは過剰診断になるがん。 福島だけでなく、その他の地域ので、命に関わるような心配な甲状腺がんの報告はないのではないか。報道もないので。 続きを読む
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onkapi @onkapi

先行検査の年齢が高くなるにあわせた検出数のふえかたで自然発生というのがわかりそうにも思える。もし事故直後に若い人が甲状腺がんになりやすくなって増えたとしたら、がん情報センター参照の罹患率による有病数のグラフの傾きのまま、検出数全体が押しあがるんでないんかな。 pic.twitter.com/Ydl83MVvLg

2018-11-19 12:07:52
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onkapi @onkapi

スクリーニング効果がある、といっても、がん情報センター参照の罹患率によると、検出は8人ぐらい。実際100人超える検出。12倍。12年後までスクリーニング効果があった?そしたら次回以降の検診にはそれより先のスクリーニング効果。スクリーニング効果だけでは考えられないはほんとと思う。

2018-11-19 12:14:31
onkapi @onkapi

スクリーニング効果が主でないなら、事故の放射線由来が主か、というと、先にツイートしたように、その場合の検出のされ方はこれまでの罹患率をつかったもののまま年齢全体にわたって押し上げられるものになるはずだから、そうではない。

2018-11-19 12:27:29
onkapi @onkapi

がん検診をして検出されるのはスクリーニング効果(がんの早期発見)と過剰診断(人の生涯にわたって発症することのないがん。潜在したままのがん)。 とすると、スクリーニング効果だけではないとしたら、残りのほとんどは過剰診断。生涯潜在したままのがん。

2018-11-19 12:31:38
onkapi @onkapi

がん検診して検出される、スクリーニング効果(がんの早期発見)と過剰診断(生涯発症しないがん)は、どちらも同じがんでみわけがつかない。この部分が一番大事。 スクリーニング効果のがんは治療したい。過剰診断のがんは治療したくない。だけど見分けられないからどちらも治療。それが標準の治療。

2018-11-19 12:35:05
onkapi @onkapi

過剰診断をなくそうと、小さいものを避けて、大きいものや転移のあるものを選んで治療しても、その選んだものは、その選んだ段階のなかにそれなりに過剰診断のがんがあるわけだから、過剰診断を人為的に無くそうとすることはできない。

2018-11-19 12:38:58
onkapi @onkapi

過剰診断による過剰治療はとても残念な行為だから、絶対に無くしたいのだけど、スクリーニング効果で早期発見できて治療して命がたすかった、ということがあるからこそ、その過剰治療がゆるされている。がまんしている。

2018-11-19 12:40:44
onkapi @onkapi

福島の検診。放射線影響はないとはいえないのかもしれないが、ほとんどなさそう。スクリーニング効果はあるだろうがそれだけではない。ふえている原因は過剰診断がかなりある。命に関わる甲状腺がんが心配になっていることに確実性のあらわれないかぎり、検診を終えた方がよい状況と思う。

2018-11-19 12:44:04

(1巡目はその年齢の人がその年齢分生きてきたことで発生していたもの。2巡目は少し多めの1巡目の見逃しと全年齢それぞれの人の2年間生きてきたことでの発生。3巡目以降前回の見逃しと全年齢それぞれの人の2年間いきてきたことでの発生。見逃しのむらと受診率の違いで、本当はないのに地域差が)