【FGO】現パロ：キリエライトさんちの家庭事情（ぐだ男マシュ・カドぐだ子）

さかきじゅな@SS用 @JunaSakaki_SS

常々思ってたんだけど、ギャラハッドの力を受け取って生まれたのがデミサーヴァントとしてのマシュなら、マシュから見ての父ってギャラハッドになるのでは……？　そしてマシュの父がギャラハッドならランスロットはおじいちゃんになるのでは……？　って事で三世代一家です。

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ランスロット。知人女性からの強姦被害に遭いギャラハッドをもうけるが、そんな曰くのある彼を速攻で引き取った聖人。だが同時に根っからの仕事人間である為、急に出来た子供との付き合い方が解らないままズルズル今に至り、もどかしい関係を続けている。

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ギャラハッド。幼少期から仕事人間の父にあまり構って貰えなかったのでちょっと当たりが強くなってしまったが、同時に商社マンとしての彼は尊敬してもいる。父と同じ会社に務めているけど出社はバラバラ。色々あってマシュを引き取り、戸籍上の娘とする。

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マシュ。この春から高校二年生。色々あって孤児だったところをギャラハッドに引き取られ、彼の戸籍上の娘になる。フォウと言う謎の生き物と物心ついた時から一緒に居る。一学年上の先輩に懸想しているが、本人の天然気質のせいでなかなか進展しない。何故か中学生を「先輩」と呼ぶ姿が目撃されている。

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こんな感じで……。ぐだ子の設定はクリプター生存IFの方とほぼ同じなので割愛。

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ぐだ男はぐだ子の兄だよ。でも血は繋がってないよ。両親が海外を飛び回ってた時に拾った子だよ。こんな感じでぐだ子の両親と祖父母（この現パロでは存命）があちこち行った時に子供を拾って来るので大所帯だよ。

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マシュ「…………あ、あの」 ランス「？　どうした、マシュ」 マシュ「あ、あの、……えっと。…………お、おじ……」 ランス「…………？」 マシュ「……おじさん」 ランス「！？」 マシュ（ぴゅーっと走り去っていく） ランス「……おじさ……」 ギャラ「その年ならおじさんでしょう」

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マシュ「今日も……「おじいちゃん」って呼べませんでした……。どうすれば自然に呼べるのでしょうか、フォウさん……」 フォウ「フォフォフォーウ（だめだこりゃ）」

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ギャラハッドの事は「お父さん」って呼べるけど、ランスロットを「おじいちゃん」って呼べなくて、「ランスロットさん」と呼んでしまう。

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マシュもいい加減他人行儀過ぎる事は解っているので、どうにか「おじいちゃん」と呼ぼうと毎日チャレンジしてるけど、その度に失敗して凹んでる無限ループ。ギャラハッドはその事に気付いているけど、ランスロットに教えるのは何となく癪だったので黙っている。

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（僕だって「お父さん」って呼んで貰えるまで結構かかったんだから。もう少し他人行儀感を味わっておけ）

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冬木市と言うか深山町の中学校（SNの回想で桜が着てた黒セーラーの学校）はどこにあるんだろうな。穂群原とは近いのかな。小学校はプリヤの初等部で良いとしても。確かプリヤの穂群原初等部は高等部のすぐ横だったよね……？　その逆隣に中等部があったりするのだろうか。

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マシュ「あ、おはようございます、先輩方」 ぐだ子「おはよー、マシュ！」 ぐだ男「おはよう。あと、進級おめでとう」 マシュ「はい、ありがとうございます。先輩も、中等部進級おめでとうございます」 ぐだ子「ありがとー」

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ぐだ男「ただ……何と言うか、代わり映えしないよね。同じ敷地だから」 マシュ「そうですね。先輩は中等部になりますから、少し近くなりましたけれど」 ぐだ子「でもそんなに変わらないよね」 ぐだ男「高等部挟んだ手前だもんなあ。エスカレータだから面子もほぼ変わらないし」

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マシュ「……でも、先輩は今年で卒業なんですよね」 ぐだ男「そうだね。三年生だから」 マシュ「上級生の知り合いは、先輩だけでしたから。少しだけ、寂しいです」 ぐだ男「…………」（立ち止まる） マシュ「あ、ではわたしはここで。また昼休みに」 ぐだ子「うん、またねー」

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ぐだ男「…………俺の後輩が最高に可愛すぎてどうしよう……卒業したくねえ……」 ぐだ子「また言えなかったね、おにいちゃん」 ぐだ男「うるせーやい……」

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※カルデアとか魔術とか何やらが一切合切なくなってるこの世界においては、クリプターズとマシュの接点はないと言う設定。もしかしたらオフェリアが勇気を出して友達になっているかも知れないけど。

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カド「通行の邪魔」（どげしっ） ぐだ男「ゴフッ。……カドック……また蹴りに磨きがかかって……」 ぐだ子「あ、先輩だ。おはよー」 カド「おはよう。……お前がここに居るって珍しいなって思ってたけど、そうか、今日から中等部か……」 ぐだ子「そだよー。中学生になりました！」

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カド「見えない」 ぐだ子「むー。身長はこれからいっぱい伸びるもーん。たぶん！」 カド「どうかな……。お前は何かそのまま止まりそうな気配がする」 ぐだ子「止まりたくないよぅ」 ぐだ男「俺も止まりたくない……」 カド「身体測定の結果が楽しみだな、色んな意味で」

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アナ「はいはい。ふたりとも、そろそろ時間よ。行きましょう」 ぐだ男「うお、もうそんな時間。じゃあ後でなー」 ぐだ子「うん、後でねー」 ぐだ男「打倒カドック」（170cm） カド「目標ショボい」（172cm）