警察庁の飲酒での電動車いすを利用をやめるよう呼び掛けたマニュアルに障害者団体が抗議

中村甄ノ丞あるある早くいいたい @ms06r1a

nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/18… これなぁ。 電動車椅子というか、お年寄りスクーターって、結構な重量があって、後から突っ込まれたりすると、歩行者同士でぶつかる比ではないダメージを負うからなぁ。

中村甄ノ丞あるある早くいいたい @ms06r1a

足が利かなくって不自由していることは気の毒に思うんだが、だからって電動車椅子というかお年寄りスクーターを歩行者と同じ扱いにするってのは無理があると思うんよな。手前が毎日持ち上げてたのだって、まだ三十代も始め頃だったからいいけど、四十代五十代になってもやり続けられるとは思えんし。

中村甄ノ丞あるある早くいいたい @ms06r1a

自転車でも警察が云った割に道交法を厳密に運用してない所為で未だに歩行者のつもりで突っ込んでくるが、歩行状態より10～15kgほど重く、然も肘より硬い部位を増やして、歩行の四倍以上の速度で移動するものだから、当然歩行者と同じ扱いには出来ないし。

中村甄ノ丞あるある早くいいたい @ms06r1a

他にも純然たる歩行者ではあるけど酩酊してる奴なんかは単独での公道での歩行を原則禁止にされてもいいんじゃないかと思っている。

PsycheRadio @marxindo

これはそれだけでなくて「電動車椅子が飲酒運転禁止されていることで一般の車椅子に乗っている人も飲食店等で飲酒を断られる例が報告されている」ことが問題，というのも出ていた。義肢義足をつけてる人が禁酒ということはないので。

PsycheRadio @marxindo

電動車椅子と飲酒についての論点は，歩行に困難のある人が歩行の補助のために電動車椅子を使うことで歩行に困難のない人間より大きな力とか潜在的リスクを抱えてしまうことをどう考えるかなんだろうと思うラジね。

PsycheRadio @marxindo

「あなたは義足なのでお酒は提供できません」という店があったらかなり多くの人がそれを「差別」と感じると思うけれど，車椅子の場合はそう思わない人が増え，電動車椅子ではさらに「禁酒で当然でしょ」と思う人が増えるのはなぜか，ということラジね。

PsycheRadio @marxindo

『日本の道路交通法では、そもそも「車両」とは異なり、「身体障害者用の車いす」として扱われ、さらに通行のために供されている物、つまり通行中に限っては歩行者として扱われる』(Wikipedia)。 車両でないなら，まして歩行者なら飲酒運転の規制にはかからないラジね。

PsycheRadio @marxindo

道路交通法　第２条 11.軽車両 自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。

PsycheRadio @marxindo

法的には「身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車」は車両でも軽車両でもないということですラジね。

PsycheRadio @marxindo

道路交通法　第二条 ３　この法律の規定の適用については、次に掲げる者は、歩行者とする。 一　身体障害者用の車いす、歩行補助車等又は小児用の車を通行させている者

PsycheRadio @marxindo

十一の三　身体障害者用の車いす　身体の障害により歩行が困難な者の移動の用に供するための車いす（原動機を用いるものにあつては、内閣府令で定める基準に該当するものに限る。）をいう。

PsycheRadio @marxindo

というわけで，道路交通法上は車椅子に乗ってる人は（原動機つきも含めて）歩行者ということになってるんですラジね。

PsycheRadio @marxindo

まずは法律でどう決まっているかを調べるのはとても大事。

MoE_もりたん @moritann3

歩行者と 自転車と 原動機付自転車 飲酒しても許されるのはどれ？って質問と何が違うの？ 差別なの？ twitter.com/marxindo/statu…

PsycheRadio @marxindo

@moritann3 道路交通法上は車椅子に乗ってる人は（電動車椅子でも）歩行者になるのだそうです。

MoE_もりたん @moritann3

道交法上は確かに電動車椅子も歩行者扱いらしい でも 動力で動く物に乗る人に飲酒して欲しくは無いよねぇ・・・ 人力ならまだしもぶつかったりして怪我したら責任能力云々の話になる訳だし・・・

PsycheRadio @marxindo

こういうふうに思う人がいるのだから「道路交通法上は車椅子は電動でも歩行者と規定されている」という知識はすごく大事ですラジね。

PsycheRadio @marxindo

さてそうなってくると今度は「警察が電動車椅子の飲酒運転を禁止する根拠はなにか」ということが気になるわけです。

PsycheRadio @marxindo

電動車椅子に乗っている人は歩行者なのだから法律上は「運転」もしていないのラジよね。「運転みたいなもの」だからといって法律の規定を変えるわけにはいかない。

PsycheRadio @marxindo

障害者団体が警察に抗議したのも「障害者だけ飲酒運転させろ」ということではなく，車椅子に乗っている人は歩行者であるという法の規定をふまえて「運転ではないのだから飲酒を禁じるのは法的におかしい」「歩行者なのに車椅子の障害者だけ飲酒を禁じられるのはおかしい」ということなのラジよね。

PsycheRadio @marxindo

もともと電動も含めて車椅子は「歩行に障害のある人を補助して健常者と同様の移動を実現するためのもの」なので車椅子に乗ることで自由に移動できる障害者は車椅子の補助によって「健常者の歩行者と同等になった」，そうであればさまざまな権利も「健常者の歩行者」と同等，ということラジね。