潜在がんを含めた自然発生の検出
その意味を延長すると、2巡目の検出数は多いことから、2巡目の検出には1巡目における見逃しを含んでいるとすると、やはり潜在がんをいっしょに検出しているということで、よく意味が通る。
2018-12-04 11:14:10まだ最終結果はでていないが3巡目の中間報告では検出は少ない状況である。潜在がんをいっしょに検出しているという意味を延長するのであれば、2巡目の1巡目の見逃し分を引いた検出数よりも多くなるような状況でないと意味が通らない。そうでないなら3巡目の検出の意味はよく考える必要がある。
2018-12-04 11:17:12しかしながら1巡目の検出のようすをみただけで、潜在がんをふくめた自然発生のがんの検出ということを思わせるのであるから、その多い数からいって、放射線影響のがんには命にかかわるようなものが存在する確かな証拠がないかぎり、推奨されない甲状腺がん検診をあえて行う許しは得られないと考える。
2018-12-04 11:23:43つまり、今後検査をつづけても、命にかかわらないものか、将来なにかのきっかけで検出するような状況でも治療の間に合うもののどちらかのみである可能性がとてもつよいと考えるので、今検査を終了しても今検査をしなくてもまずは大丈夫ということだ。
2018-12-04 11:40:08がんとして検出されると、その時必要でなくても、患者が安心するために、医師の万が一を考えた対応としても、どうしても治療になる。検査検出がんは全て治療という進め方は正しいのだけれど、検出がその時治療の必要のないがんばかりの予測なら不要な治療をなくすために、検査をやめようというのだ。
2018-12-04 12:00:17(それでも自然発生のもののなかに未分化がんということだろうか、進行が急で命に関わる甲状腺がんはあるということである。しかしそれがあらわれる頻度はとてもものすごく小さい。それを防ぐために検診をするとしたら、膨大な数のその時必要のない治療が行われることになってしまう。)
2018-12-04 12:19:32(私は、その頻度のものすごく少ない重いがんを防ぐことよりも、膨大な数のその時必要ない治療を防ぐことの方が大切、と考える。その意味では人間は、そういう普通ほとんどなることがないような病気にかかることへの覚悟のようなものを、気持ちの中に持ちあわせていなければならないのだろうと思う。)
2018-12-04 12:28:05