浮気男忠義に仕返しする話

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nuu @911M___s

週刊誌を見れば何となく分かってたけど、まさか本物を見るとは思ってもいなかった。私の彼氏は週刊誌で女の子と火遊びやなんだかんだ撮られてる人。今まで浮気したら即サヨナラしてた私が離れられないのは彼にそれ相当の魅力があるわけで、こんなに好きになったのは初めてだった、けど #エイトで妄想

2018-12-04 00:07:19
nuu @911M___s

一緒に住んでる家の玄関には赤いピンヒール。嫌な予感がしてリビングの扉を開けると寝室からはベッドの軋む音とそりゃあまあリアルな、ね。今までの彼なら即サヨナラだけど今回は少し違うことがしたくなって、最初はだいぶイライラしてたけどなんだか楽しくなってる自分がいた #エイトで妄想

2018-12-04 00:09:49
nuu @911M___s

寝室の扉の前に立って「たーだよしっ」いつも通り声をかけてみるとさっきまでの音が止まった。「……〇〇?」「そうだよ、ただいま」「……おかえり、今日遅なるんちゃうかった?」あ、そういえばそんなこと言ったね、扉越しに会話をしてたけど思いっきり扉を開けてやった #エイトで妄想

2018-12-04 00:12:07
nuu @911M___s

そこには慌てて服を着てる忠義とその奥のベッドには多分、女が潜ってる。「どうしたの、服はだけまくってるよ?」笑いながら近づいてみる。「いや、ちょっと筋トレしとった、LIVE近いし……」「ふーん、筋トレ、ね」私がチラリとベッドに目をやると布団がモゾモゾ動いた #エイトで妄想

2018-12-04 00:14:48
nuu @911M___s

「なーんて、私が騙されると思った?」満面の笑みでそう返すと忠義の顔が引き攣る。面白くて笑い堪えるのに必死だ。「ま、いいや。とりあえず今日はサヨナラかな〜」私が寝室を出ようとすると「ちょ、待って」忠義が腕を掴んでくる「大丈夫、また戻ってくるから」 #エイトで妄想

2018-12-04 00:16:52
nuu @911M___s

「忠義そんな格好じゃ寒いでしょ?ほら、相手の人もそんなずっと布団潜ってたら息苦しいだろうし、隠れる必要ないよ」なんて笑って見せたら忠義の腕の力が少し抜けた。その隙に忠義の腕から逃げて足早に家を出た。忠義服殆ど来てなかったし追いかけてきてもきっと追いつかない #エイトで妄想

2018-12-04 00:19:19
nuu @911M___s

私が向かう場所は決まっていた。インターホンを鳴らすとすぐに玄関が開く「あれ、〇〇ちゃんどうしたん?」「ヤスくーーん!聞いて!」忠義のメンバー兼私の良き相談友達のヤスくん。忠義にちょっとした仕返しをしようと考えついて相談しに来た #エイトで妄想

2018-12-04 00:21:15
nuu @911M___s

「忠義地方行ってる時女の子と遊び回ってたでしょ」そう言うとヤスくんは黙り込む。優しいんだから、ホント「んでね、さっき帰ったら家で忠義が女の子抱いててさー、」「……っえ、はぁ?!アイツ……ッ」「いーのいーの、それは!んでね、忠義見返すためにヤスくんに協力して欲しいんだけど」

2018-12-04 00:23:12
nuu @911M___s

「ヤスくんに抱いて欲しいなあ、って」「っえ?!」さっきから目を真ん丸にさせてるヤスくん、可愛いなあ。「なんでそんな、」「忠義にも同じ気持ちにさせなきゃ分かんないし治らないでしょ、女癖の悪さ」私だってこんなのしてるけど心の中は相当グサグサなんだから #エイトで妄想

2018-12-04 00:25:05
nuu @911M___s

「んでも、それはさあ、〇〇ちゃんが苦しない?」「私は、忠義見返したいから。ヤスくんにしか頼めないし」そう言うとヤスくんの目付きがギラリと変わったと思えば気づけば目の前にはヤスくんの顔と天井。「ホンマにええの?知らんで?」「うん、別にいい。ヤスくんなら」#エイトで妄想

2018-12-04 00:27:23
nuu @911M___s

そう言うとヤスくんは私の首筋に顔を埋めた。チクリと痛みが走る。ヤスくんは私の服に手をかけて乱暴に脱がせるとまたお腹に吸い付く。鎖骨、背中、内腿、谷間……色んなところに印をつけていく。ああ、私はこれからこの人に抱かれるんだと思えば少しドキドキした #エイトで妄想

2018-12-04 00:30:17
nuu @911M___s

……と思えば、「ハイ、終わり!」急にヤスくんは起き上がり、私を抱き上げた「もっと自分大切にしいや、ホンマにもう〜」ってぎゅっと抱き締められる。「これで大倉もめっちゃ反省するやろ、な?」ヤスくんの諭すような言い方に頷くしかなくて、「俺も理性保つん必死やったわ〜」

2018-12-04 00:32:19
nuu @911M___s

「……なんか、ごめんね?」「ええんよ、100%大倉が悪いから」ヤスくんはどこまで優しいんだ、「ヤスくんありがとう〜〜」私が思いきり抱き着くとヤスくんがベッドに倒れて私が押し倒した風になる。「も、あかんその格好、はよ服着て俺が耐えられん」って言われて私の今の格好を思い出す

2018-12-04 00:34:30
nuu @911M___s

「大倉の彼女やなかったら速攻襲ってたわ〜」「襲ってくれても良かったのに」「コラ、そんなん言わんの」ペちと軽く頭を叩かれる。ふわふわのんびり優しい時間が過ぎてく。「とりあえず今日は泊まってき?帰る気ないんやろ?」「ヤスくん分かってるね!ありがとう!」#エイトで妄想

2018-12-04 00:35:51
nuu @911M___s

「大倉にし返すんやったら俺の匂い付けた方がええよな」そう言って寝る時はお互いくっついてたし、ヤスくんの家出る前にヤスくんがいつも付けてる香水を振ってくれた。「ホント、何から何までありがとうね」「大倉ちゃんと懲らしめてくるんやで!また俺からも言うとくわ!」そうして目的の家へ

2018-12-04 00:37:41
nuu @911M___s

家の鍵を開けるとドタドタとうるさい足音が。「〇〇ッ、おかえり……!」忠義が私をぎゅっと抱き締める……とすぐに私の匂いを嗅ぎ始めた。「……なんか匂うたことのある匂い……あ、」ふふーん、さては気づいたな「なんで、?」怒るかと思いきや泣きそうな顔で私を見つめるから、 #エイトで妄想

2018-12-04 00:41:51
nuu @911M___s

「それ、私の昨日の気持ち」そう言うと忠義はもっと泣きそうな顔して「ホンッマ、ごめん……」私をもっとキツく抱き締めた。「こんな、苦しい思いさせててんな、ホンマにごめん」完全に私の作戦勝ちだ。「いいよ、分かってくれたらそれで」#エイトで妄想

2018-12-04 00:43:49
nuu @911M___s

「もう〇〇以外の女、全員切ったから」そう言われ頷くと、忠義に膝の裏を持ち上げられてあっという間に寝室に連れてかれる、けど「……やだ」昨日違う女の人を抱いてた部屋でなんて、「……せやんな、ごめん。今日はソファで我慢出来る?また布団とシーツ買い替え行こ」#エイトで妄想

2018-12-04 00:46:05
nuu @911M___s

そう言ってソファに降ろされ服に手をかけられる「……なん、これ」……あ、そういえば「ヤスに、付けられたん?」忠義がまた表情を歪める「……全部、上書きする。俺以外に感じられへん身体にしたる」って、完全にヤスくんに抱かれたと思ってる。これは私の完全勝利。もう私以外抱いちゃだめだよ?(完)

2018-12-04 00:49:39