東電福島第一核災害で放射能汚染された土壌、数千年間でできた関東ロームの顛末、2018/12

東電福島第一原発がメルトダウンして爆発して放射性物質が拡散して広範な地域を汚染。本来なら人が避難すべきところを除染でごまかして、出てきてしまった土壌。本来なら汚染者・東電が片付けるべき土壌を環境省が自治体の協力を得てやる制度になっている。それを規制する規則がいい加減だと、汚染土壌の無責任な埋立最終処分の展開が、東電原発による汚染地域で可能になる。
0
まさのあつこ @masanoatsuko

NHKニュースにある「ガイドライン」はウソではないが、正確にいうと法律に基づく規則を作る。 この規則がいい加減だと、汚染土壌の無責任な埋立最終処分の展開が、東電原発による汚染地域で可能になるので、本来は、丁寧な説明が、環境省からあるべき段階です。 twitter.com/iounomamoru/st…

2018-12-07 20:38:26
まさのあつこ @masanoatsuko

@iounomamoru さん。ついでに解説しちゃいますね。この問題は栃木だけでなく、岩手、宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉が、汚染者である東電から押し付けられている共通の課題です。 josen.env.go.jp/soil/pdf/demon… pic.twitter.com/5o9wdQylD5

2018-12-07 20:44:52
拡大
まさのあつこ @masanoatsuko

@iounomamoru →放射能物質汚染対処特措法に基づいて、福島県「外」で除染して出てきた土壌は、この法律に基づいて収集→運搬→保管している状態で、そこまでは同法に基づく施行規則があり、それに従って行われています。 「最初処分」の施行規則はまだできていません。→

2018-12-07 20:53:00
まさのあつこ @masanoatsuko

→その施行規則を、栃木県那須町と茨城県東海村の2ヶ所で行う実証事業をもとに作る。 栃木県では汚染土壌が庭先に置かれたり埋められたりしているご家庭が多く、早く処分してもらいたいと考えておられる。 本来なら汚染者が片付けるべき土壌を環境省が自治体の協力を得てやる制度になっている→

2018-12-07 21:01:08
まさのあつこ @masanoatsuko

→東電原発がメルトダウンして爆発して放射性物質が拡散して広範な地域を汚染。本来なら人が避難すべきところを除染でごまかして、出てきてしまった土壌です。 今になり、その処理を巡り2つのことが起きていて、福島県外で起きているのが「最終処分」。その実証事業が那須町で起きています。→

2018-12-07 21:08:36
まさのあつこ @masanoatsuko

→こういうことが起きていることを、最低でも、東電から電気の供給を受けてきた人々には知ってもらいたい。 更に言えば、全納税者に関係があるので全員に関心を持ってもらいたい。黒々した土嚢が福島県外にもあって、その処分に困っていることを。 環境省がきちんと知らさせるべき。→

2018-12-07 21:15:05
まさのあつこ @masanoatsuko

→ここでやり方を決めているけど、除去土壌の処分に関する検討チーム会合(第1回)除染情報サイト:環境省 josen.env.go.jp/material/dispo… あらかじめある結論に沿ったもので、「異論」が議論される場は未だ用意されていない→

2018-12-07 21:23:49
まさのあつこ @masanoatsuko

→問題は複雑 ・避難させず除染する政策である「放射性物質汚染対処特措法」はこのままでいいのかという問題から始まり、 ・その検証検討がないまま、なしくずしで2つの実証事業をもとに規則を作り、他県に展開する問題、その手続きも中身もほとんどの人が知らないところで起きている問題まで。→

2018-12-07 21:32:50
まさのあつこ @masanoatsuko

→更に複雑なのは、福島県内では、別の実証事業が展開中であること。 こちらは、全国展開が可能になる汚染土壌の「再利用」の実証事業。最終処分場を確保できないからという環境省の戦略。 県外の最終処分と 県内の再利用実証事業と で同じようで違うことが 同時進行していて わかりにくい。

2018-12-07 21:38:19
まさのあつこ @masanoatsuko

げ。「最初処分」→「最終処分」の間違え。真逆だ。 訂正です。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-08 23:29:27
まさのあつこ @masanoatsuko

くたびれている時に呟いてミス連発。 「汚染者が片付けるべき土壌を環境省が自治体の協力を得てやる制度になっている」→那須町の実証事業主体は環境省だが「福島県外は基本的には自治体が最終処分を行う仕組み」(法律上は環境省が代行できる仕組みもある)。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-08 23:39:06
まさのあつこ @masanoatsuko

昨夜、「続きはまた」と書いて終わったが、 福島県外の最終処分実証事業と福島県内の再利用実証事業と、同じようで違うことが 同時進行しているので、わかりにくいけど、これから知ろうとする人は大変だけど頑張って! と簡単に言えば、そう言いたかっただけ。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-08 23:49:12
まさのあつこ @masanoatsuko

さらにチビチビと加えておきたい。 「福島県内での再利用実証事業」とは、 福島県内で除染して出てきた土壌を、 「全国」の公共事業で再利用するために行われているもの。 つまり全国展開するためのものを福島県内で行っている。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-09 08:23:00
まさのあつこ @masanoatsuko

なぜそんなことをしているかと言えば、除染土壌を一旦中間貯蔵施設(大熊町・双葉町)に運び込むが、 30年以内に県外に運び出して、県外に最終処分すると決めたから。 しかし、最終処分場を見つけるのは困難だから、全国で「再利用する」とした。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-09 08:29:01
まさのあつこ @masanoatsuko

その戦略はここにある。 「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略」 josen.env.go.jp/chukanchozou/f… twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-09 08:30:50
まさのあつこ @masanoatsuko

本来、汚染者である東電が考え東電が負担すべき問題を、国が音頭をとり国民にツケ回している構図です。 twitter.com/jinkebaribari/…

2018-12-10 07:50:56
baribari @jinkebaribari

@masanoatsuko 汚染土壌の最終処分場と言えば反対されるのは必至だから、安倍政権が得意とする言葉遊びで「再利用」とするわけですね。 最終処分場の決定方法より大幅にハードルを下げた形で、まるでペットボトルを再利用するがごとく実施されそう。それも河川の治水事業や港湾施設整備などとと名を変えて。

2018-12-09 08:47:47
まさのあつこ @masanoatsuko

東電が考えて負担すべき問題を、国民にツケ回す国の問題の根底に、 汚染土壌の「汚染度」を国がきちんと測定すらしていないという、あまり知られていない事実があります。 これしか測定していない↓ 土壌試料の測定結果 radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/229/li…

2018-12-10 08:12:19
まさのあつこ @masanoatsuko

しかし、その限られたデータだけを見ても、それは 放射線管理区域 でもなければ rist.or.jp/atomica/dic/di… 汚染管理区域 でもない rist.or.jp/atomica/dic/di… 汚染区域と呼ぶべきで場所であり続けている。

2018-12-10 08:28:48
まさのあつこ @masanoatsuko

しかし、環境省は除染土壌の「再利用」による「最終処分」へと邁進し、 一方で、内閣府と原子力規制委員会のお墨付きを得ながら、「福島復興再生特別措置法」の改正により、「帰還困難区域」に拠点を設けて人々の帰還を促そうとしている。

2018-12-10 08:38:47
まさのあつこ @masanoatsuko

これが、内閣府原子力被災者生活支援チームが11月28日に原子力規制委員会に提出した資料。 nsr.go.jp/data/000254389… twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-10 08:41:31
まさのあつこ @masanoatsuko

避難か帰還かなどを選択できる権利を確立して、 判断材料となる事実やリスク情報を公けに提示して当事者が参加して決定していくならともかく、 このやり方はそうではない。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2018-12-10 09:01:21