日本精神障害者リハビリテーション学会での伊藤さんのつぶやき

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べてるの家 @Bethelnoie

日本精神障害者リハビリテーション学会東京大会研修セミナー。べてるのメンバーの吉田公子さんが金欠の苦労のメカニズムの研究をしています。 pic.twitter.com/UhWW5I37UQ

2018-12-14 20:35:35
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日本精神障害者リハビリテーション学会第26回東京大会始まりました。 早稲田大学の井深大ホールでまずは大会長講演「いま、ここから時空の扉を開く!-精神障害者リハビリテーション2018-」です。

2018-12-15 09:21:39
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(承前)今回の学会はサテライト企画にキリン福祉財団の助成を受けず、ランチョンセミナーも行わない手作りの学会を目指したそうです。(伊藤)

2018-12-15 09:28:04
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(承前)田中先生はホープ・オブ・ライフ(HOL )を提唱。1980年代からクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の考え方が出てきた。田中先生がこれを発展させたHOLを提唱するルーツはフランクルの「夜と霧」。(伊藤)

2018-12-15 09:34:45
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(承前)2004年のリハ学会でC.ラッブはこの頃日本にも入り始めていた「リカバリー」について講演する。当時としては画期的だった。(伊藤)

2018-12-15 09:39:31
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(承前)今の精神科リハビリテーションの世界基準は人権意識の高揚と理念の発展、地域ケアなど。これを受けて海外の精神科病棟は年々減っており地域ケアの予算も増えた。国連の原則も1996年に制定。2001年には障害のモデルも社会モデルの思想を反映。(伊藤)

2018-12-15 09:49:46
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(承前)国際基準を生み出した実践はAA、クラブハウス、ロサンゼルスのビレッジ、ACT、バザーリア法などがあるが最近はコンシューマ・イニシアチブ、ストレングスモデルのケースマネジメント、社会モデルに基づく環境改善等が主な流れ。(伊藤)

2018-12-15 09:55:19
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(承前)リハ学会のベストプラクティスの評価基準は対象が精神障害のため生活に援助を必要としている人である事、基盤が地域との結びつきやネットワークを広げる活動である事等。べてるもかつてリハ学会のベストプラクティスに選ばれた事がある。(伊藤)

2018-12-15 09:59:26
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(承前)ストレングスリングという言葉を田中先生は使う。田中先生はかつて宮古島の地下ダムを学生と見る。宮古島では杭を打つ事等で海水と真水を分ける知恵があった。これこそストレングスリングの考え方に近いという。(伊藤)

2018-12-15 10:07:43
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(承前)未来とは時間の事だけかと田中先生は問いかける。未来は主体的に選択する事で変えることができるとの事。世界でも偏見・スティグマを払拭しようとする流れは21世紀に本格化したばかり。(伊藤)

2018-12-15 10:11:41
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リハ学会はこの後シンポジウム「拡げよう!!ベストプラクティスのうねりを!」。リハ学会でベストプラクティス賞を受賞した方々が登壇します。勿論べてるの向谷地生良さんもです。

2018-12-15 13:28:46
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(承前)向谷地さん。浦河は過疎地モデル。人口は最盛期より4割減少。地域の視点を持ちべてるは活動してきた。働く事で地域活性化を目指した。町民である事に拘ってきた。自助グループの語る事、仲間を得る事、協同する事にヒントを得た。これと商売の一人一研究、SSTが融合し当事者研究が誕生。(伊藤)

2018-12-15 13:59:16
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(承前)当事者研究は全国大会が開かれるまでになる。べてるの活動で皆入院しなくなったので精神科病棟は4年前に0になった。今後は「入院移行」をどう減らすか。押し寄せる精神医療の民主化にどう対応するか。当事者の「専門知」をいかに活用するか。(伊藤)

2018-12-15 14:05:20
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)次は静岡県のNPO法人E-JANの大場義貴さん。約20年前は地域の人口60万人に対して通所授産施設は1カ所。初めは精神科クリニックで働きながら施設を立ち上げつつ地域のネットワーク作りを行う。今は地域の政策作りにも関わる。(伊藤)

2018-12-15 14:11:27
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(承前)E-JANは最初は有志のボランティア・啓発活動中心で活動してきたがNPO法人化を機にPSWの実習生も入る。その後引きこもり支援や思春期メンタルヘルス調査なども行う。当事者からも理事が生まれ認定NPO法人化。(伊藤)

2018-12-15 14:17:28
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)E-JANではべてるに学び当事者が語り当事者の話を聞く会「じゃんだらにい」を立ち上げたとの事。きっかけはべてるの講演会。(伊藤)

2018-12-15 14:22:56
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(承前)続いて東京大学医学部附属病院精神科デイホスピタルの菅心さん。若い年代の利用者が中心。集団活動プログラム、ケースマネジメントなどが柱。社会で起こる事は必ずデイホスピタルでも起こるという 視点。実行委員会方式を取り利用者の自主運営に任せる。(伊藤)

2018-12-15 14:29:46
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)障害者就労にも力点を。各企業は働ける精神科障がい者の獲得に必至。デイホスピタル卒業生の就労からの3年定着率は67%。当事者と支援者のCo-producionと組織変革を行う。3年前からデイホスピタルでピアスタッフを雇用。(伊藤)

2018-12-15 14:35:48
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)また、SDM(共同意思決定)も大事にしている。当事者も参画した運営に私は共感する。べてるもそうだかこうした実践が全国に広がると良い。(伊藤)

2018-12-15 14:39:28
べてるの家 @Bethelnoie

(承前)最後は沖縄の株式会社アソシアの神谷牧人さん。福祉施設らしからぬお洒落なカフェを運営。また、社会大学として当事者の学びとつながりを大事に。行きたくなるようにとことんお洒落に拘る。諦めからの復権を大事にしている。(伊藤)

2018-12-15 14:51:16