在日米軍 空母打撃群

1
在日米海軍司令部 @CNFJ

まずは空母打撃群の中心となる空母。これはご存知の通り「航空母艦」という名称の略称ですが、空母(aircraft carrier)はこの名前が表すとおり、「aircraft =航空機」を 「carrier=運ぶための道具」です。今ではCarrierだけでも空母を意味しますね。  

2011-03-30 14:24:27
在日米海軍司令部 @CNFJ

空母の一番重要なお仕事は、その航空機を、任務を遂行するのに最善の場所まで送り届けることです。使い古された例えだとは思いますが、空母は艦載機のための「海に浮かぶ移動式の空港」です。外国で活動する時など、自前の空港があれば、陸にある他国の空港に使用許可を取る必要もありませんね。

2011-03-30 14:30:49
在日米海軍司令部 @CNFJ

それでは、ここから「空母=空港」という例えでお話します。この海に浮かぶ空港には、その運用を維持するために、様々な仕事をする「従業員=乗組員」がいます。そして、その空港を使用する「航空会社=飛行隊」や「航空会社の社員=航空要員」や「航空メンテナンス担当=AIMD」などがいます。

2011-03-30 14:39:36
在日米海軍司令部 @CNFJ

「空港=空母」が海上で業務を行う時には空港の従業員(乗組員)だけでなく、航空会社(航空団)に関わる人たちやメンテナンス担当(AIMD)も加わり、総勢5,000人以上の人が「空港=空母」で仕事をすることになります。

2011-03-30 14:45:14
在日米海軍司令部 @CNFJ

空港(空母)には、直接航空機の運用に関わる人だけでなく、空港で仕事をする人たちが快適に仕事を行えるように、様々な職種に分かれて仕事をしています。食堂や売店、床屋さん、クリーニング屋さんはもちろん、警察、消防、弁護士、牧師、配管工、医師、歯科医師、郵便局・・・などです。

2011-03-30 14:50:24
在日米海軍司令部 @CNFJ

空港としての運用に力を入れているため、この海に浮かぶ空港(空母)は、空港施設を守る自衛手段にあまり手をかけていません。しかし、空港がダメージを受けてしまえば、航空機を最適な場所から運用するという大事な使命も貫くことが出来ません。

2011-03-30 14:58:32
在日米海軍司令部 @CNFJ

そこで、警備を警備担当(巡洋艦や駆逐艦)にお願いしています。空港に着くと駅で「パスポートとチケットを拝見します」という警備の方たちがいますが、それと同様に海に浮かぶ空港(空母)も警備担当に上空や洋上、そして水中から空港に近づいて来る者に目を光らせてもらっています。

2011-03-30 15:05:17
在日米海軍司令部 @CNFJ

空港(空母)には航行用の動力を動かし、施設で使用する電力をまかなうための、自前の発電所もありますし、海水を飲用にできる優れた浄水能力もあります。食料や航空機の燃料などは、定期的に補給艦から洋上補給を受けます。

2011-03-30 15:12:03
在日米海軍司令部 @CNFJ

警備担当(巡洋艦や駆逐艦など)も同様に自家発電をし、飲料水を作ることが出来ます。この警備担当はとても優秀なので、空港(空母)の警備だけでなく、ソロで別の任務を遂行したりもします。テロの脅威が大きい時には空港警備も厳しくなるように、空港(空母)の警備も状況や任務により増減します。

2011-03-30 15:16:15