【R18】真奈美の性活日記 第五話

クラスの女の子に胸を揉まれた真奈美はキスで逆襲する。それから数日後、親友たちと思わぬ展開に・・・
0
まとめ 【R18】真奈美の性活日記 第四話 真奈美に新しい母親ができたことを知った友達が、突然家を訪ねて来た。そこで・・・ 2011 pv 1

 
 
 

第五話 少女たちの目覚め

愛魅の過去2 ■

夢乃 @iamdreamers

愛魅さんは頭がいい。わたしも学校ではだいたい上位に入っているけれど、そんなわたしとは比較にならないくらい。それを知ったのは、自分の部屋で期末テストの見直しをしている時のことだった。 「はーい。どうぞー」 扉をノックされた音に応えると、愛魅さんがお盆を持って入って来た。 #twnovels

2018-12-22 11:47:26
夢乃 @iamdreamers

「はい、真奈美ちゃん、おやつ持ってきたよ」 冷たい麦茶とモンブランケーキ。ケーキは愛魅さんの手作り。ケーキに限らず、お菓子っていったら手作りするより市販品の方が美味しいものだけれど、愛魅さんのケーキは市販品にも負けない。いや、ずっと美味しい。・・・は言い過ぎかな。 #twnovels

2018-12-22 11:47:53
夢乃 @iamdreamers

「ありがとうございまーす」 お礼を言ってケーキを少し口に運ぶ。うん、今日も美味しい。 「お姉様、今日のも美味しいね」 思ったことを口にも出した。 「うふ。ありがと。それは、テスト?」 机の上を見て言う愛魅さん。 「うん。今日返って来た奴だから、まだ見てないよね。はい」 #twnovels

2018-12-22 11:48:19
夢乃 @iamdreamers

わたしは今日戻ってきた五教科分の答案用紙を愛魅さんに見せた。 「へえ。これ、高校で習うんだね。あ、これ、もっと効率良く解けるね」 愛魅さんが言ったのは、数学(応用)の答案の一問。 「そう? 模範解答と同じだったけど」 「うん。書くもの貸してくれる?」 「はい」 #twnovels

2018-12-22 11:48:50
夢乃 @iamdreamers

わたしが手渡したシャープペンシルを、愛魅さんは答案用紙の余白の上でさらさらと動かした。綺麗な白い手が、綺麗な文字を並べてゆく。 「ほら、これで、どう?」 愛魅さんの手元にみとれていたわたしは、慌てて書き出された数式を読んだ。 #twnovels

2018-12-22 11:49:15
夢乃 @iamdreamers

いや、ずっと見ていたんだけれどね、さっきまでは綺麗な模様くらいにしか認識できてなくて、意味を読み取ってなかったのよ。 「あ、成る程。ここでこうするのか」 「ね、こっちの方がすっきりするでしょ?」 「うん。ありがとう、お姉様」 #twnovels

2018-12-22 11:49:40
夢乃 @iamdreamers

模範解答を凌ぐ答えを出すって、愛魅さん、凄い。それよりも、さっきの台詞の方が気になった。『これ、高校で習うんだね』と愛魅さんは言った。と言うことは、高二で学ぶこの内容を知っていることになるけれど、まるで高校には通っていなかったかのような言葉。 #twnovels

2018-12-22 11:50:25
夢乃 @iamdreamers

証券会社に半年ほど勤めて、その後何年か風俗で働いて、今二十二歳。だから、漠然と高卒だと思っていたけれど、もしかして中卒? でもそれだと、高校で習う問題をすらすらと解ける説明がつかないし。独学とか、通信教育とかかな。 #twnovels

2018-12-22 11:50:56
夢乃 @iamdreamers

「どうしたの? 変な顔して」 愛魅さんがそう聞いたと言うことは、わたし、よっぽど不思議な表情をしていたんだろうな。この際だから、聞いてみようかな。 「あの、お姉様って、最終学歴は何ですか? 高卒?」 年齢と、今までに聞いている職歴から、一番高いだろう学歴を言った。けれど。 #twnovels

2018-12-22 11:51:22
夢乃 @iamdreamers

「学歴? 大卒だけど」 は? 大学卒業? あれ? 十八で高校を卒業して、四年間大学にいて、卒業したら二十二歳。あれあれ? 働く期間が無くなっちゃう。 「短大ですか?」 そうなんだろうな、と思う。風俗の期間が一年半しか取れないけれど。でも。 #twnovels

2018-12-22 11:53:26
夢乃 @iamdreamers

「四年制の大学よ」 ほえ? なんで? 「あの、お姉様、それだと計算が合わないんだけど・・・」 「あ、真奈美ちゃん、あたしを疑ってるねー」 「いえ、そんなことは、ないけど・・・」 わたしは慌てて首を振った。愛魅さんは嘘を吐くような人じゃない。 #twnovels

2018-12-22 11:53:58
夢乃 @iamdreamers

まだ数ヶ月の付き合いだけれど、それは良く解っている。でも、それだと辻褄が合わない・・・わたしの様子を面白そうに見ていた愛魅さんが口を開いた。 「あたしね、十六で大学に入って十九で卒業したの。だから、高校は卒業してないけど大学は卒業してるのよ」 #twnovels

2018-12-22 11:54:35
夢乃 @iamdreamers

え? 大学ってそんなに早く入学できるの? 「大学によるんだけどね、飛び入学っていう制度と三年次卒業制度って言うのがあるのよ。条件を満たせば早く入学できるし、卒業できるの。どこの大学でも、ってわけじゃないけどね」 「日本にも飛び級ってあるの?」 #twnovels

2018-12-22 11:55:05
夢乃 @iamdreamers

「あるのよ。限られてるけどね。あたしさ、家から早く出たかったし、でも、何もできない小娘一人じゃ生活もままならないでしょ? でさ、飛び入学で大学入って家を出てきたわけ」 「へぇ・・・お姉様、本当に頭良いんだね。十六で大学に入っちゃうなんて」 #twnovels

2018-12-22 11:55:55
夢乃 @iamdreamers

ただただ、感嘆の念しかない。 「単に、早く家から出たかっただけだよ。家を出るだけなら働くって選択肢もあったのに、その自信はなかったんだから、ただの臆病者」 「ううん、そんなことないよ。歳上の人たちに混じって大学行ったり仕事したりしたんでしょ? わたしじゃそれも無理」 #twnovels

2018-12-22 11:56:28
夢乃 @iamdreamers

それに、本当に臆病なら自分から言ったりしないと思うな。 「ありがと、そう言ってくれて。じゃ、お夕飯の時間に呼ぶから」 「はい」 愛魅さんを見送ってから、わたしはまだ残っているケーキを口に運んだ。美味しい。小さなケーキが全部お腹に納まるのに、それほど時間はかからなかった。 #twnovels

2018-12-22 11:57:57
夢乃 @iamdreamers

ちょっと物足りない感じ。でも、食べ過ぎると夕御飯を食べられなくなっちゃうし、愛魅さんもそれを考えて小さいケーキを作ってくれたんだろうな。そういう細かい気遣いもできるって、凄いなぁ。まだ二十二歳で、いきなりこんな大きい娘の親になって、なのに、親としての気配りができるって。 #twnovels

2018-12-22 11:58:26
夢乃 @iamdreamers

しかも、普通なら大学を卒業したばかりの年齢なのに、卒業してから何年も働いているなんて。憧れちゃうけれど、真似できそうにはないなぁ。せめて、少しでも近付けるように頑張ろう。 #twnovels

2018-12-22 11:59:05

夢乃 @iamdreamers

期末試験が終われば夏休みまでもう少し。と言っても終業式まで授業は続く。今の時期、週に二日ある体育の授業は片方が水泳でもう一方は普段通り。今日は体育館でバレーボールだった。その授業が終わって更衣室で着替えている時のこと。 #twnovels

2018-12-22 12:00:01
夢乃 @iamdreamers

体育の授業中、わたしは下着も全部取り替えている。だって、汗を吸ったままの下着でその後を過ごすの、気持ち悪いから。上はスポーツブラに体操着、下はスパッツを直穿き。だから、いつも更衣室ですっぽんぽんになる。 今日も体操着とスポーツブラを脱いで上半身裸になった、その時。 #twnovels

2018-12-22 12:00:41
夢乃 @iamdreamers

「ひゃっ」 後ろからいきなり抱きつかれた。前に回った手はCカップを掴んでいる。 「清郷ちゃ〜ん、いつも綺麗なおっぱいだねぇ。やっと味わえるよ〜」 耳元で囁きながら胸を揉むのはクラスメートの久留米澤波留子(くるめざわ はるこ)さん。 #twnovels

2018-12-22 12:01:09
夢乃 @iamdreamers

二年に進級してから同じクラスになった子で、体育の授業のたびに誰かにセクハラ行為を働いている。今日のターゲットはわたしと言うことらしい。 「はわわ〜 今までで一番柔らかいかも〜 ん〜 いい揉み心地〜」 そんなことを言いながら揉みしだく。 #twnovels

2018-12-22 12:01:36
1 ・・ 6 次へ